18話 100万円
1ヶ月が過ぎた。タマに起こる。ゲートから溢れ出てきた、魔物との戦闘を熟しながらの学生生活を送る。3人!明日から高校生イベントの修学旅行なのだが気が重い。何故なら一般の学生は、好きな処に行けるが・・ハンターを職業に選んでいる学生は、国からの支援も兼ねての補佐に回されてしまった。
学生と言う理由で1円にもならない。補佐な為にやる気も起きない。3食昼寝付きで待遇は十分にいいのだが給料が出ない仕事程、やる気が出ないのも当たり前の事であった。
当日も東から西に移動をする際も金にもならない仕事よりも金になる仕事をネットから探し出し、バスを勝手に移動させてしまう。高速道路を降りて近くまで行けば、生徒も全員降りる。目の前には、お金が転がっている事を理由に狩りが始まる。が!消化不良で・・・物足りないのであった。36名で7万円の稼ぎを得るが 1人頭を換算しても2000円にも満たないのであった。やる気が出る訳も無く・・・!
次なる。場所を拓海が探し出す。
「静岡の都市部で暴れているみたいだな!」
その一言で次なる目的地が決まり、乗り込めば バスの運転手にも運転に気合が入る。途中、警察官に止められるも理由を述べれば、先導が始まり、一般の道路でも高速移動が可能にもなる。2回目の戦闘が終われば、報道機関も乱入してくる。そして 次なる獲物を見つけて 警察官に報道機関も顔付きが変わる。人命救助にも繋がるだけに
5回の戦闘を行って京都の町に到着した頃には、日も暮れて食事の時間にも間に合わず、屋台広場で自費で食事となった。戦闘マニアな彼等は、食事の最中でも戦闘の話が尽きる事も無く。拓海が提案を吐く
「なぁ~この場から戦場まで走れば、5分の場所だろう。5時間の睡眠を取って夜中に戦闘でもしないか。子供の遊び程度に捉えて貰えるだろう。違うか!」
途端に1人が道端で寝始める。それを確認してから35名が一塊になって寝てしまった。消化不良が未だに続いていた。ハンターギルド職員が拓海の処にやってきて 生徒が寝ている事に疑問にも思いながらも
「今回の遠征で5回も協力して頂いて助かりました」
「戦況は」
「今も更にゲートから魔物が溢れ出てきている状況でして 街中に3か所、その内の付近にも2ヵ所が衛星映像で確認が取れております。現在、ハンターも各地から集まってきておりますが人手が足りないのも事実です」
「俺の独り言なのだが!」
「なんでしょう?」
「街中のゲート、3箇所を閉じる事ができたら1人頭、100万で手を打たないか。無理な様なら首を横に振ってくれ」
驚くも拓海の手を取り、
「よろしいのですか、お願いします。街を人々を救ってください」
「聞いたな!おまえ達、しっかりと寝ろよ」
不思議と この場だけが静まり返り、報道機関に野次馬まで集まっている最中であっても誰1人として音を出さないように心掛けていた。その様な最中に拓海の携帯電話のアラームが鳴る。5時間の睡眠を取れた証でもあった。
1人、1人と起きだす。魔力も体力も回復していた。が!
「克己と詩織を蹴り飛ばせ!」
2人仲良く寝ている2人を皆で蹴り飛ばして起こす。その光景を見た報道陣に野次馬も驚く。その様な扱いをされるも普通に目覚める2人に関心もする。まだ、眠気眼だったのだが 拓海の一言で目覚める。
「もう、始めるのか。ふぅぁ~!」
「今回は、ハンターギルドから1人頭、100万円を出してもらえる事となった」
鬼嫁の鉄拳が克己の横腹に突き刺さり、ビルの壁にまで飛んで行き激突をしてしまった。それを見た同級生達も驚く。
「本当だろうな!」
「上空は、俺が相手をしてやるから地上は、おまえ達だ。早い話、早い者勝ちだな!好きな様に暴れろ、朝のチャイムが鳴るまでとする。6時間後だ」
「拓海、私達5人は後から付いて行くわ。あなた達のスピードに付いていける訳も無いでしょう」
「魔力が無くなった奴からキス移しで魔力を補充してやろうか」
途端に福与かな5人が闘志が燃え出す。それは、他の同級生達も引く程に
「それとも俺にファーストキスを奪われたとでもほざくか!」
更なる闘志が燃え出す。拓海は、彼女達にとっての神以上の存在でもあった。普通の1人の女性として扱ってくれて仲間にも入れるのも嬉しかった。全てが拓海の恩恵で成り立っていた。だけに 拓海からお願いは絶対で涙を流しながら悪評を乗せる毎日も行っていた。それが報われる日が訪れたのであった。
「私達のファーストキスを奪ってくれる人が現れたのよ」
「ガンガン、死にそうになりやがれ!私達の魔力が続く限り、救い出してやる」
彼女達のリーダー格の彼女の下顎を持ち上げて顔を近づける。
「問題も無いだろう」
興奮で鼻から血が溢れ出てきてしまう。
「本当よね。嘘は許さないわ」
強気な発言をするも皆が見ている前で唇を奪われてしまう。銀の糸が伸びただけで・・・
「前払いだ。他の奴等も終わってからにしよう」
都合のいい女でもいいとまで思ってしまった。ここで2度目のアラームが鳴り響く。
「開始の時間だ。頑張って来いよ!おまえ達!」
「拓海、おまえは!」
「今は夜中だぞ。鳥が空を飛ぶとでも思っているのか」
皆が空を見上げる。それは報道陣の彼らにも伝染する。嵌められたと思った、瞬間でもあった。戦場に到着するまでの期間に残りの4人とも唇を奪い。鼻から血が滴り落ちながら興奮が止む事も無く。拓海の両腕を奪いながら歩き始める。その後ろから報道関係者や野次馬も付いて来る。
1番安全な場所でもあっただけに!そして 街中でも火の手が上がり、斬撃音が鳴り響いて来る。歓喜な笑い声まで聞こえてきた頃には、この場に集まる。ハンター達にも理解した!彼らが勝手に動いている事に作戦を無視しての勝手な行動を取っている連中に非難の声も聞こえてくる。
報道陣に取り囲まれている。拓海を見て・・・悔しがる、ハンターの姿も目にするようにもなる。それでも両脇にデブの存在を目にして安心もする。
第19話 面倒事は、拓海に




