25話 稼ぐ事それは日々進化
人間は愚かなものです。
とくに俺。
昨夜は、女性冒険者とベットの中で狩りを楽しんだ。俺だって転生前を含めれば、15歳プラス……あれ?名前どころか年齢まで分からない。まあ、ともかく中年だってことよ!舐められてたまるか!と思ったら、むしろ別の意味で舐められたいという状況からの圧倒的ッ感謝!と顎の尖った名言が浮かぶ。だが、初回で3人相手というのも辛いが、矜持もある。
「バデール、あたい完全に惚れたよ」
「あたしも……バデールさん本当に初めてなのかしら……」
「一生付いていくわ」
一生、突いていくとか下ネタが浮かんだが、それはそれとして、巨乳で目つきの悪い女性がマービナさん、そのチームであるエアーナさんとミミリーさん。3人と朝を迎えた。彼女達は「赤い花」という名のチームで、元々は西部の村の同郷だという。4年前からこのロバルの街で狩りを始めたとの事。
聞くとこのロバルは魔法学校のあり、ロニテア王国の南に位置しているという。田舎から出てきたので、地理がいまいち分からないな……というとエアーナさんが簡単な地図はあるよ?と出してくる。
え?なにこの地図。始めてみたぞ。
「エアーナさんこの地図ってどこで手に入れたんですか!?」
「普通に冒険者組合で貰えるよ?」
「バデール達はあまり組合職員と話さないからな、狩りを終えると街の本屋で本を買って宿屋に篭ってるから、
あたい達仲間でも魔導師の修行を中かと思ってたけど……それにしては変だなって話していたさ」
「そそ、噂じゃ、どっかの貴族のお抱え魔導師で悪さして逃げてきたじゃないかってさ、それで借金返済で仕事してるともね……」
知らなかった。
本当に何も知らなかったな。
「いえ、俺達3人は……この地図のドムゲザル山脈って書いてある場所の出身なんですが、ロアン帝国に追われて逃げてきたんですよ、それで家族を仲間を探してるのですよ……」
とりあえず、今までの流れで誤魔化して話しておく。
「本当かい?南の山脈は強い魔物が跋扈していて、普通じゃ入れないだろうに……」
「ロアン帝国が領土広げているってのは聞いた事あるわよ」
とりあえず、今までの流れで誤魔化して話しておく。
「よし分かった!あたいが母親代わり、いや!女房代わりになってやんよ!」
「じゃ私が……あ!ずるい私が妻!」
「なによ!私よ!」
じゃ、勝負よ!と三人が抱きついてくる。
いやいや、もう朝ですからといいつつ、俺の野望は大きくなっていく。
「おい、遅かったな……ほう、お楽しみだったな?」
「グレードンに再開できたら、息子さんは大人になりましたって言っておくぞ、がはは」
バケログテさんとミダリにからかわれながら、俺達は昨日借りた倉庫のように大きい家に俺達は集まった。
なぜか冒険者組合の職員もいる。
「今日からこの家に住めますから、自由に使ってくださいね」
そういいながら鍵開けてくれて、俺達は家に入っていく。
「元々は、この家は小麦問屋の住まい兼店舗だったのですが、家主が行商中に魔物で亡くなりましてね。護衛の依頼も後払いだったので、ひとまず冒険者組合が管理していたのですが、なにせ大きいので、買い手も借りてもいなくて困っていたのですよ」
俺達、総勢74名俺達は、中に入るとその広さに驚いた。聞くと1階は広い卸の場所と3部屋ほど、2階には6部屋、屋根裏と保存用に地下室もあるという。組合から補助が出るので安く借りられるというがいいのだろうか?
「騎士団では魔物を狩ってくれないし、組合が狩った魔物の素材や肉を卸して利益がありますから、協力してくれるならむしろ無料で貸してもいいぐらいですよ!」
そう組合職員が言って、書類と諸々の説明をして帰っていった。




