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16話 大虐殺ビフォア・アフター

ノリで書いています。

誤字脱字あると思います。

報告してくださいませ。


そろそろ次話あたりから、お笑い要素をいれないと……。

なんて事でしょう。襲ってきた誰とも分からない者は、死体となり、木々に肉片は飛び散っています。あたかも強烈な爆弾でも炸裂したのでしょうか。その中に佇む2人。今は家族同様な二人は微笑みながら、私を心配してくれています……と、前世の某リフォーム番組のナレーションが脳内に聞こえる中、俺はバケログデさんに尋ねる。


「ミリーデを追っている貴族のなんとかですかね?」


「なんとかってのも俺にはわからんが、俺らを殺しに来たのは間違いないな」


「ああ、人族の分際で俺ら魔族を襲うとか正気じゃないな」


「あ、あのほら、暫くは人族に紛れて生きていくので、人族とかいうのは辞めましょうよ、ほ、ほら、確か魔法使えない民の事を平民とか言っていたので、俺達は魔導師ってことで」



「むぅ、魔族から魔導師か!わはは!それよりこいつを見てくれ!こいつを見てどう思う?」


血だらけ男を足で蹴りながらミダリさんが笑いながら聞いてくる。


「え?すごく死体ですけど……あれ、まだ生きていますね」


微かに“うぅぅ……”とか唸っている。


「ああ、それにな、こいつ昨夜の酒場の端で飲んでいた怪しい奴だ」


そこまで見ていたのか。すごいな。ミダリさんが、その男を蹴り上げて仰向けにさせると、両手・両足をグチャグャ踏みつけてから、治癒魔法をかけている。え、えぐいですよ。ミダリさん。


「おい、お前、頑張って声出さないのは偉いが次は頭を踏み抜くぞ、質問に答えろ、この後も襲いに来るのか?」


「う、うう……やめてくれ、俺は冒険者組合から依頼を受けただけだ、その女性は救出しろと……」


搾り出す声で、その男は唸るように声にする。



ほう、そうなのか、横でバケログテが言いながら、近づいてくると、その男の顔を踏み抜く。


「いいか、ミダリ、バデール、俺らは魔族だ。いいな?魔導師って名乗るのは仕方ないとして、襲ってくる人族は皆殺しだ。そしてグランダールを探すだけだ。くだらない人族の小娘の事情に関わるな」


「あ、ああ、そうだな」

「はい……」


俺は後ろで失神しているミリーデを振り返り見た。どの世界でも、しがらみはあるなと考えながら。そして、おい!これいい剣だな!お、これはすげぇ!物が入る鞄だぞ!おお、これが物と交換できる銭ってヤツじゃねぇか?という死体漁りを始めた二人の声を聞きながら、夜空に見える星を見上げた。


死体漁りで得たお宝を検分しながら、死体のキャンプファイヤーをしていると、執事のデルダルさんが遅れてやってくる。


「ミリーデ様!ああ、これは!」


お前どこにいた?遅くないか?すぐ近くにいたはずだが?一応聞いておくかな?


「デルダルさん、食事の時の時にすぐ傍にいたはずですけど?ダゲーラさんとリアナさんは?」


さ?さあ?いや、それよりミリーデさんが無事で良かったですと近づいてくる。何か変だと感じて手に火の玉を用意する。どうしました!とデルダルさんが言うが、なんだろうか、この違和感は。


火の玉で足を止めるデルダルさんやミダリさん、バケログテを見て何となくだが、鑑定(サーチ)を行う。ミダリさんとバケログデさんは状態が毒に犯されていると感知する。そして自分も。


おい……一服盛られてるじゃないか、俺達。


「ミダリさーん!バケログデさーん!さっきに食事。毒入りみたいでしたよ?」


「おお?そうか道理でさっきから腹が緩いと思っていたぜ」


彼らが自分の腹に手を当て治癒魔法を掛けている。え?なにこの毒この程度なの?そういえば、俺もそうだが……。



「く、毒も効かぬ化け物め!これでも、グホォ」


何か懐から出そうとしたのだが、バケログデさんの執事のデルダルさんに飛びつき、スモールパッケージフォールドを決める。間接が曲がって、ああ……それ身体逆向きだろうに。彼は血を吐き虚ろな目見上げて呼吸を止めている。


俺も自分を解毒する。それにしても魔族って丈夫なのか、人族の毒が弱いのか。なんだろうか。ふとミリーデを鑑定(サーチ)すると、彼女も毒状態で、結構深刻な状態のようだ。可愛そうなので、解毒魔法を掛けて、担ぎ上げて、皆で食事をした場所までいくと侍女のリアナとダゲーラは二人とも口から泡を吹いて倒れていた。


「どうするバデール、このまま荷物を持って逃げるか?」

「ああ、それがいいじゃねぇか?なあバデール?」


二人が聞いてくるが、俺はこの人族の中では、面倒もあるが地位があるなら利用するべきだと伝えて、彼らを回復して箱馬車の中に寝かせる。


執事だったデルダルさんの服などをナイフで剥ぎ、人間キャンプファイヤーに投げ込む。水分が多いのかジュクジュク音が立ち、火が弱いので近くの木々を倒れている木々を風魔法で細かく裁断して投げ込む。あれ?楽に切れるが、風魔法もパワーアップしているのか……。



俺は丸太に腰を掛けて、デルダルさんの荷物から丁寧に包装された封書を見つけて、開いて読む。内容は“我が主 エッツオ様申し訳ございません、ミリーデ様をお守りできませんでした”と事後報告と、もう一通は宛先不明だが、“作戦は成功です”と。


そして懐にあったものは鑑定(サーチ)によると炸裂玉と出ていた。自爆ですか。

どの前世も……この世界も世知辛いなぁ。


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