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アイビス!  作者: フユルト
第六章 流星は駆け、騎士は眠る
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グリスとアオユキの特訓

お久しぶり…なのかな?


お知らせ…


いつか書きたいと思ってたので…あと、私が書いている他の小説の宣伝も兼ねて


『第1回:最強は誰だ、フユルト杯‼』


…を計画しています。


内容としましては、主にフユルトさんが書いている小説のキャラクター達がトーナメント形式でバトルを行ない、誰が最強なのかを決める戦いです!!


日時はまだ未定で、出来れば今月か来月には投稿できると思います。


また、出場者は殆ど決まっていませんが、とりあえずほぼ確定な方は…

〘異世界で天職【プレイヤー】やってます!!〙

からは…ミーシャちゃん、ヴェスタちゃん。


〘グランテーゼ:神話崩壊【ミソロジーダウン】〙

から…ゲイルさん、ガルドさん、フロンティアさん、アルファさん、レーヴァさん、イムさん。


〘アイビス!〙

からは…ヒイナさん、ネイルさん、グリスさん、アオユキさん、クロエさん、ライネスさん。


…くらいですかね…


勿論、これから追加していく可能性もあるので、楽しみにしていてくださいね♪


以上、フユルトさんからのお知らせでしたっ!!


カギラスの村からほど近い平野に、ニ人の少女がいた。そのうち一人の少女…グリスは両腕に金色の水晶で作られたようなガントレットを装着し、脚にも同じ素材で作られたグリーブを着けていた。手を数回ほど開いたり閉じたりして動きを確認する。


「…ふぅー…よし、アオユキやってくれ」


グリスはそう言って、もう一人の少女であるアオユキに合図を送る。


「分かった…〈アイスバレット〉」


アオユキの掌から魔法陣が現れ、そこから氷の礫がグリスへと放たれた。それに対して、グリスはバックステップで回避する。


「〈アイスバインド〉」


「〈風牙一閃〉」


自身を拘束しようと迫る氷の鎖にグリスはあえて近づき、手を真っ直ぐ伸ばしてその鎖を弾きながら短剣スキルを使用して更に加速し距離を詰める。通常、短剣スキル等の専用スキルはその武器種のみにしか使用できない。だが、新しく入手した拳闘士のスキルである〈手刀〉は一部短剣スキルを使用できるようになる。それによって、〈風牙一閃〉を使用することができるのだ。


「雪よ氷よ、万物その全てを凍土の煉獄に囚える力を、我が敵に向けたまえ…〈アイシクル・インフェルノ〉」


ユキカゼは、まるで早送りしたかのような速度で詠唱を完了させ、グリスへその魔法を放った。先程まではアイスであったが、今回はアイシクルの理由は…


「ぐっ!?掠っただけでこれか…」


アイスは氷を顕現させ飛ばすだけの物理、だがアイシクルは凍りつくという事象そのものを顕現させるというもの。その力がグリスへ向けられ、咄嗟に回避したが右腕のガントレットにほんの少し掠った直後、グリスの右腕を氷が覆い尽くした。近距離で戦闘を行なう者としては、片腕が封じられるのは当たり前だが致命的だ。だが、対抗策が無いわけではない。


「〈ライトニング〉」


グリスの言葉と同時に、ガントレットが光を放ちながら右腕の氷が解けた。それは、グリスの装備しているガントレット…【光天の晶拳:カルディオ】の能力の一つである〈ライトニング〉というMP消費で光熱を発するというもの。MPを注げば注ぐ程熱も上昇するが…自身の腕をその熱が焼く。


「あちちっ…痛みが軽減してあるからっていっても、こればっかりはきつい…」


そう呟きながら、〈ライトニング〉を解除してアオユキの首に手刀の形で手を寸止する。


「むぅ…負けた」


「まぁ、アオユキは後方支援職だし、近づかれたら勝ち目ないんだからしょうがないだろ」


そうグリスに諭されるが、アオユキはそれでも不機嫌そうだった。


「なら、何かアオユキに使えそうな物をライネスに作ってもらうか?」


「…うん」




「アオユキに使えるものか…確か氷魔法使うんだろ?」


「うん」


カギラスの森の拠点にあるテーブルで会話するアオユキとライネス。


「作ってやりたいんだが、氷系の補助出来るような素材がねぇんだよ…ほら、ここら辺って火山とか森とかしかないだろ?寒冷地帯なんかにいけばありそうなんだが…」


「はいは〜い、呼ばれてないけど森の大精霊カノンちゃん参上っ!!」


天井からすり抜けて登場したカノンに対して、アオユキ達は驚かない。最早こういう人だと認識して極力反応しないようにしているからだ。


「で、寒冷地帯に行きたいんでしょ?」


「ん、そう」


「小さい女の子のなら連れて行ってあげようっ!!なんたって私は森の大精霊っ!!森があれば何処にだって行けるんだよっ」


森の大精霊の案内で、アオユキ達は寒冷地帯へ向かった。だが、アオユキ達が行ったそこには、忘れ去られたとある者がいつか訪れる目覚めを待ちながら眠っている…その事を、まだ誰も知らない。


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