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アイビス!  作者: フユルト
第五章 試練と光晶竜
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火の大精霊:ヴァトスの試練

ヒイナ達の拠点の施設で、カンッカンッと金属音を響かせる人物…ライネスがいた。


ライネスは、夏休み中はほぼずっと【ビルドワールド:プロトタイプ】内でひたすら鉄を打ち続けた。現在時刻は午前6時、遂に…


「…ふぅっ…やっとか」


汗を拭ったライネスの背後には、剣や斧など様々な武器が山のように積み重なっていた…



…それは、少し時を遡る…



「あ、そうだ…ねぇ〜、ライネスちゃん?」


「…?どうしたんだ?」


「ちょっと会って欲しい人が居るんだ♪」



カノンに連れられてやって来たのは、とある火山だった。



「えっと確か…あった!!」


「どういう原理だよ…」



カノンが山肌に触れると、突如として空間が揺らいで扉が出現する。



「ヴァトスちゃんいる〜?」


「…あぁ?どうした、カノン…?後ろにいんのは連れか?」


「じつはねぇ、この子鍛冶師なんだけど、ちょっとヴァトスちゃんのお力を…ね?」


カノンのその言葉に、ヴァトスは額を押さえる。


「はぁ…お前、前にも言っただろ…ただでさえ『大精霊が人族ばかり優遇してズルい』って他の種族が騒いでるっつうのに…」


「…駄目…?」


「…仕方ねぇな…おい、お前名前は?」


「えっと…ライネス」


「そうか…なら、この槌で鉄を1万回、その後は…素材は何でもいいが、お前ができる最高傑作を作って見せろ…」


その言葉と同時に、ウィンドウに〘火の大精霊:ヴァトスの試練〙が表示された。




「…鉄は1万回打った。後は…」



火の大精霊:ヴァトスちゃんの格好は…


作業服を腰に巻いて、胸は包帯みたいな布を巻いて隠してます…

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