夏休みの終わり
お久しぶりの投稿デス…週1はちょっと厳しいですが、また投稿頻度を上げていきます…( ˘ω˘)スヤァ
私達はその後、カギラスの森にある拠点で集まっていた。
「まぁ、キルシュの爆弾発言は後にして…とりあえず、自己紹介しようか」
「後にするだけだから」と、ヒイナはキルシュガルドに笑顔を浮かべるが、その目は全く笑っていなかった。
「私はグリス、取り敢えずジョブは暗殺者でAGL特化型だ。で、こっちが…」
「ん、アオユキ…ジョブは魔術士で、ほとんどMPに極振り…よろしく」
「じゃあ、次は私だね…私はクロエ、ジョブは狂戦士で火力高めだよ♪」
「…あー、俺はライネス。ジョブは鍛冶師だから、戦闘では役に立たないからな?」
その後、一通り自己紹介をしてから本題へ入ることに。
「という訳で…キルシュガルド、どう“落とし前”つけるつもり?」
「落とし前…?」
「最強の魔王に向かって私達プレイヤーがお前らをぶっ倒す的な事を言って喧嘩売ったこと」
「あ、終わりましたね」
「フザケンナ(諦め)」
「死刑」
「このゲームってやり直しできないかな( ・∀・)?」
「まだ武器とか作ってないのに…」
「待て、まず話を聞け…」
もう完全に諦めムードに入ったアオユキ達に、キルシュガルドは弁明を試みる。
「あの状況だとああ言うしかなかっただろ…というか、まだ時間はあるから大丈夫だ」
「まぁ、たった一年しかないけどね」
「あ、終わ…」
「…分かってる、分かってるからその諦めのキャッチボールを止めてくれ」
キルシュガルドは、テーブルにとある地図を広げた。
「…これは?」
「あぁ、これはこの大陸の地図だ…ここから南下すると大規模なダンジョンがあって、そこを周回してお前らのレベルを大幅に上げる」
「…でも、このステータスで、攻略できる…?」
「まぁそうだな…まだお前らのレベルじゃ無理だから、暫くはここら辺で経験を積んでからにするぞ」
とりあえず、その場のでまかせで魔王に打倒できると言った訳ではないらしい。その事を確認したヒイナは、“一旦”怒りを納める。
「あ、そうだ。カノンさん?だったか…」
「どうしたの〜?」
「この豪邸に鍛冶場を作って欲しいんだが…できるか?」
ライネスのお願いに、森の大精霊であるカノンは「いいよ〜場所とか決めないといけないからついてきて〜」と言って、ライネスを連れて部屋を出た。
それに伴って会議は終わった。
〜現実世界〜
「ふあぁ〜…」
「眠そうですね…秀奈さん」
夏休み中は殆どビルプロに費やしてた反動で、ヒイナは頻繁に欠伸をする。
夏休みも終わり、ヒイナ達は学校に向かっていた…。
次回は…少しキルシュガルドの“昔話”になります。




