久しぶりの帰還
現在、ヒイナ達はカギラスの森でカノンという大精霊にお世話になっており、その時はまだ…
「ねぇ、前までこんな豪邸建ってた?」
「いえ、確かなかったはず…」
2人でそんな事を話していると、丁度その豪邸の扉から緑色の髪をなびかせた綺麗な女性が出てくる。
「ふあぁ…アレ?ヒイナちゃん達来てたの?」
「あ、カノンさん。このお屋敷って…」
「ん?あーこれ?一応私が建てたんだ!部屋はあり余ってるから勝手に使っていいよ〜」
え、これを…1人で!?と困惑するヒイナ達をよそに、カノンは手招きをして中に入るよう促した。
豪邸の1階は、調理場と大浴場がある程度で、後は空き部屋が多くあるくらい、中央に2階、3階へと登る階段があった。
2階には大量の大きな縦長の箱がある部屋があり、カノンによると、食料や素材などを見た目以上に収納できて、尚且入れたままの状態を保つ様に様々な魔法を付与してもらったとか…まるで私達のインベントリみたいだなと思いつつ3階へ足を進める。
3階には、一軒家並みの広さがある部屋が何部屋もあり、更には長いテーブルと大量の椅子がある会議室の様な部屋があった。
「あ、何か要望があったら色々弄れるよ?」
一通り豪邸の中を見てまわった所で、カノンがそう言った。
「んー…2階3階はいいんだけど、1階がまだあんまり物が少ないから、何か施設みたいなのがもっとあればいいんだけど…」
「お、なら鍛冶工房とか作ってくれないか?」
その聞き慣れない声がした場所へ振り返ると、そこには灰色のローブを着た4人の人物がいた…
彼女た…げふん、その4人の人物は一体…
次回はアオユキとグリス視点です!!




