閉話 メイド少女、キリュウ
バトル・フロンティアの大会が終わった次の日の早朝…
ヒイナは、自身が何か柔らかい物を抱きしめている感覚を感じる。
(…?ぷにぷにしてて…すべすべしてる?)
恐る恐る瞼を開けると、そこには黒髪に赤い瞳をした全裸の少女が居た。
「なッ!?」
「え、えっと…おはようございます…」
うん、待って…状況を整理しよう。まず、目の前の美少女は何で私と添い寝してるの?何で私は抱きしめてるの?しかも、何でこの子は全裸なの!?
そんな状況に困惑している私に対して、目の前の少女はもじもじとして何かを頼みたそうにしている。
「…どうしたの?」
「その…昨夜みたいにまた、撫でて欲しいんです…」
いや、そんなに顔を赤くする程のもんじゃないと思うけど…と思いながら黒髪に優しく手を置き、撫で撫でする。
「はうぅ…ふぅ」
そんな声出さないでよ!?何か変な気分に…何て考えていたら、突如として部屋の扉が粉砕し、私の護衛兼メイドのティナが入ってくる。
「おやおや、意外と手を出すのが早いですねぇ〜」
「手を…?ええ!?まだ何もしてないよ…ね?」
「…」
「ちょっと、何で黙るの!?」
あれ?よく見るとどこかで…あ!!
「キリュウちゃん!?何でここに!?」
私のその言葉にキリュウは今更気づいたの?みたいな顔をしてくる。
「私が見つけてきたんですよ〜、性格も問題ないですし、メイド服とか着せたら絶対可愛いですよぉ!」
そんなこんなで、キリュウちゃんが私のメイドになったんだけど…
「そ、その…今日は安全日ですから」
(…私女の子なんだけど)
キリュウ(安全日ってなんだろう…)
ヒイナ(どうしよ)
ティナ(ヒイナさんの同性ハーレム計画は順調そうですね♪)
…全てはティナの入れ知恵




