↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アイビス!  作者: フユルト
第三章 いざ、銃撃戦へ
52/116

帰還とメール

先程まで暗転していた視界がクリアになり、現在いる場所…酒場:英雄の集いの中に立っていた。


そこへ、テラコッタが駆け寄って私に抱きついた。


「…おかえりなさい、H−17」


「うん、ただいま!」


私がテラコッタの背中に手をまわしたその瞬間、酒場のあちこちから拍手が鳴り響く。


それに混じって「お熱いねー」「まさか、テラコッタちゃんとできてんのか?」「…そういう趣味が」などとからかう声が上がる。


それから酒場でまったりした後、私達はログアウトした。



現実世界:処処園〜


バトル・フロンティアからログアウトした私達は、有名な焼き肉店で打ち上げをしていた。


「とりあえず、ロース、ハラミに…牛タンも必須だろ?」


「ん、ライスも必須」


「おぉ、確かにそうだな!…すみませーん、注文いいですか?」


グリスは店員にある程度注文した後、私達に向き直る。


「さて…これからどうする?」


「…暫くは、銃、見たくない」


「今回は疲れましたからね。ヒイナさんは?」


「んー…私は週1でログインするよ?テラコッタと約束しちゃったから」


私達がそれぞれ話していると、グリスとアオユキのスマホからピロンと通知音が鳴る。



現実世界:???〜


窓から夕陽が差し掛かる薄暗いリビングで、1人の少女がスマホを弄っていた。


その少女は白黒髪に左髪を三編みにして肩にかけていた。その瞳も左右が黒と銀色になっていて、尚且綺麗な顔立ちで、とても現実離れした幻想的な女の子だ。


さらにそこへ扉を開けて入ってきたのは、タオルで水滴のついた流れるような金髪を拭いている、赤い瞳をした少女。下は白いパンツ1枚で、上の大事な所は胸にかかった金髪でギリギリ隠れている。


「ねえ、見て見てライネス♪」


「ん?どうしたクロエ」


白黒髪の少女…クロエは金髪の少女であるライネスへ隣に来るよう言う。


ライネスはそのソファーに座り、クロエのスマホの画面を覗き込んだ。


「えーと、『ビルド・ワールド:プロトタイプの第2陣テストプレイヤーに、グリスさん、アオユキさん、クロエさん、ライネスさんが選ばれました。このゲームは俗に言う剣と魔法の異世界で、4体の魔王を討伐するのが目標。しかし、目標を果たすか魔王に寝返るかはその人次第です』えーと、つまり…」


「私達がそれに選ばれたんだよ!…楽しみだなぁ〜♪」


とても嬉しそうに微笑むクロエに対して、ライネスはあまり乗り気ではないような顔をする。


「んー、俺は別に…」


「でも異世界って事は色んな不思議な金属とか、好きな武器防具とか一杯作れるんじゃな…」


「よし乗った」


そんなライネスの変わり身の速さに「ちょろいな〜」と微妙な表情を浮かべるクロエだった。




クロエ『ちなみに、私とライネスはGカップだよ♪』


ライネス「おい、一体誰に話しかけてんだ?」


…ライネスちゃんはオレっ娘です!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。