三者三様
新しく、【クソゲーマーカルテットの日常】という小説を投稿しましたので、是非見てくださいね!!
グリス視点〜
「お、こっちに逃げて来た」
私こと、グリスは背の高い木の枝の上から、アオユキの魔の手から逃れ、こちらへと走っている4人組を発見した。
アオユキはオートマータでこっちを向いて確認したが、すぐに足元の敵に注意を向けた。
(…あー、私が暇してるのに気付いて、わざと誘導したって感じか。気が利くなぁ〜アオユキは)
そう思って、私は男達が真下を通った直後に狙いを定めてナイフを投擲。先頭の男を仕留める事に成功。
続けて、地面に着地して、逃げれないよう敵の太腿をグラディヲン=006で撃ち抜き、左手で握ったナイフで首を掻っ切り、動揺して足を止めた1人の胸ヘトリガーを引く。
「このっ!!」
「遅いね」
アサルトライフルを撃とうとした敵だったが、私は一瞬にして懐に入り込み、銃身を左手で打ち払って狙いを逸した後、男の顎に銃弾を一発放つ。
「んんっあー…あぁ、また暇になっちゃった」
グリスは大きく背伸びをした後、退屈そうにそう漏らす。
そこへ、ズシン、ズシンと音を立てて歩いてきたのはオートマータを操縦しているアオユキ。
「エリア、移動する?」
「ん〜…暇だし別にいいか。早めに安地に移動して損はないし」
アオユキの提案にそう答えて、私はオートマータの手に乗って移動した。
ヒイナ視点〜
「…全て片付いたと思いますが…どうですか?」
ネイルは心配そうに聞いてくる。えーと、どれどれ〜
「反応は…特にないし、大丈夫そうだね」
あれからものの数分で敵部隊を完全に殲滅したから割と余裕あるな…何しよ。
「まぁ、草原エリアに着いてから何するか考えよっと」
私はそう言って地面に着地し、ネイルと共に目的地へと向かった。
キリュウ視点〜
「…早く来ないだろうか」
私は積み上げた敵プレイヤーの上でポツリと呟く。挑発は成功したし、多分本気で私を倒しに来るはず。
「気長に待つしかないか」
私がプレイヤーから降りると同時に、光の粒子となって消えていく。…あと少し遅かったらお尻で地面に着地するところだった。
そう思いながら、私は手頃な敵を探すべく街を彷徨うのだった。




