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アイビス!  作者: フユルト
第三章 いざ、銃撃戦へ
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オートマータ:自動人形(手動)

バトル・フロンティア:砂漠エリア


「やりましたかねぇ…」


そう言って来た仲間は勝ちを確信したような顔を浮かべていた。


私は「大丈夫だ、問題ない」とだけ答える。


前大会ではアオユキ相手にボコボコにされた、だが今回は秘策を用意した…それはジョブ:【サポーター】のみが使用できる《支援要請スキル》による爆撃だ。クールタイムが長いのがネックだが、その分威力は絶大だ、


事前に近未来都市エリアで、アオユキが使用していた盾と同じ物を入手して的にしたが、2回の爆撃で完全に破壊できていた。


なので、今回は用心を重ねてサポーターを5人程連れてきたが…これなら3人だけで十分だったと考えていたその時。


「今のセリフは、世間一般的に…フラグって言う」


そこには、なんて事ないような表情を浮かべたアオユキと…その背後の黒煙の中に、怪しく光る赤い瞳を見た。



アオユキ視点〜




「ウフフフッ」


焦ってる焦ってる…おっと、つい面白くて声がでちゃう。


「【オートマータ=001】…取りあえず煙消して」


『…了解』


それと同時に黒煙が消えて姿を現したのは、灰色のロボットの様な機械。人間で目に当たるその場所は、まるで自身に意思があるかのように赤く輝いている。


…オートマータ=001は男達が来るよりも先に此処にあった…というより地面に埋められていた。


狙いは単純…男達が用意している爆撃を防ぐため為だ。というのも、オートマータ=001には一定時間ダメージを無効化するシールドを展開する機能がある。当たり前だが、その機能の対象は爆撃などの攻撃も含まれる。


じゃあ何故初めから使わないのか疑問に思うだろう…簡単な話、アオユキの性格によるもので…


「ねぇねぇ、どんな気持ち?ねぇ、勝ったと思った?優越とか感じてた?残念、生きてまーす…ウフフ♪」



放心状態となっている男達に、アオユキは黒い笑みを浮かべて煽り始める…そう、アオユキは大親友のグリスを平気でネタにする腹黒い奴…敵を絶望させる悪辣さには最早性格がねじ曲がり過ぎてメビウスの輪なのではないかとネイルに言わせる程たちが悪い。



「…もういい、ぶっ殺す!!全員撃てーッ!!」


しかし、その時にはもうアオユキは操縦席に搭乗しており、銃弾は無意味だ。


「ふ〜、楽しんだから…もう消えていいよ?」


アオユキはその言葉を残して、オートマータの腕部に取り付けられたガトリング砲とミサイルポッドによって敵部隊を全滅させた。


森林エリアで、木の上からその光景を見ていたグリスでさえも「うわ…えげつな」と言わせる程の虐殺をしていた。


ある者は蹴り上げられて星となり、またある者は地獄の鬼ごっこ(アオユキに飽きられたら殺される)を強制参加させられ、踏み潰されたりと人のやる事とは思えない地獄絵図が広がっていた。






アオユキちゃんは基本的に鬼畜ですので…

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