↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アイビス!  作者: フユルト
第三章 いざ、銃撃戦へ
39/116

酒場:英雄の集い

世界大会、開始15分前…


ヒイナ達4人はバトル・フロンティア内の待機場所である【酒場:英雄の集い】に来ていた。


その待機場所は、随分と古いようで近未来なバーであった。


例えば、カウンターやテーブルは真っ白な金属チックでありながら、床は黒い木材のような見た目をしており、カウンターの後ろに設置してある木の棚には、様々な酒のようなラベルがついている瓶が並べられているのに対して、マスターはロボットであるという、ちぐはぐな空間であった。


そして私達がテーブル席に座ると、喫茶店の店員の様な格好をした、見慣れた清楚風の女性がこちらに来る。


「…それで、ご注文は?」


と、店員の女性は面倒くさそうに腰の伝票を取り出した。


注文は、私ことヒイナは紅茶、ネイルはワイングラスに入ったブドウジュース、グリスはカフェオレ、そしてアオユキがエナジードリンク。(1人1杯無料)


ちなみに、私達は未成年なのでたとえゲーム内であってもお酒は飲めない…理由は本当に酔うからだそう。


「…ねぇ、なんでカウンターのマスターは機械なのに、店員は人間なの?」


それは、バトフロの七不思議…(実際は6つくらいしかないが)に入っている謎…まぁ、いくら考えても答えなど出るはずもなく。


余談だが、テーブル席に注文を取りに来る店員は、現在確認されている限り5人程の存在が確認されている。


1人は元気で明るい女の子、モモちゃん。

注文を取りに来たときは「よく来たな!!」と言い、常連になると「また来てくれたのか!!嬉しいぞ!!」などに変わる。そして大会が終わってここに戻されると、抱きついてお出迎えしてくれるなんとも健気な少女だ。



2人目はちょっと頼りない雰囲気の少年、カイトくん。

主に「ええっと…」「そ、その…」という発言が多く、非常に残念なイケメン少年なのだが、注文時に「髪をかきあげて」とお願いするとすぐに店の裏に入っていき、戻って来たと思ったら先程までのおどけた発言が嘘のように完璧爽やかイケメンになる。

例「どうぞ、体を休めていってください(イケボ)」

ちなみに、1度髪をあげるのをお願いすると、もう髪をおろしてくれないので、お出迎えのセリフが変わる。



3人目はスキンヘッド筋肉ダルマ、ミナゴロシさん

注文時、「注文はなんだ?」と渋声で聞いてくる。お出迎えはやっぱり渋声。基本的には優しい方だが、店内で騒ぎを起こす奴は誰であれ名前の通りに…される事はなく、ただの腹パン1回と出入り禁止で済まされるだけ有り難いと思って欲しい。



4人目はメシマズならぬ飲料マズ属性を持つ、アスタお姉さん

注文時、「はぁ〜い、分かりましたぁ〜♪」と、間延びした返事をしてくれるのだが、毎回何故か、どんな物を注文しても「特製ブレンドですぅ♪」と言って黒い謎の物体が届けられる。

(飲むのを拒否した場合、関節技を決められて無理矢理口に流し込まれる。しかも、何故かログアウトで逃げれない)

本当にこれが天然なら良かったのだが…(良くない)ある時1人のプレイヤーが「本音は?」と呟いたところ、アスタお姉さんは突如として見下すような笑顔を浮べてこう言った。

「廃棄処理は貴方達の体でお願いしますぅ♪」

ただ、お出迎えの時はちゃんと?対応してくれるので…まぁ、目を瞑ってグイッとね!

(ちなみに、ドS属性もあるので「罵ってください」と言うと…ご想像にお任せします。)



5人目は先程ヒイナ達の対応をした清楚な黒髪ロングの女性、テラコッタさん

通常、注文時はいつも面倒くさそうに対応して、全く愛想がない。基本的に話しかけても無視することが多く、特に男性に対しては露骨になる。


…ただし、ヒイナは例外だった。


「お待たせしました、ぶどう、カフェオレ、エナジードリンクです。ヒイナさんの紅茶はもう少しだけ待って頂けると…」


テラコッタはヒイナに対して本当に申し訳無さそうに頭を下げる。


ヒイナは「大丈夫だよ」と言って自身が怒っていない事を伝える。


それが伝わったのか、テラコッタは安心したように胸を撫で下ろして、また店の奥へ消えた。


そして戻って来たテラコッタの持つトレイの上にあったのは、様々な種類のクッキーが乗った皿と紅茶が入っているであろうティーポットとティーカップ。


そうして、それをテーブルに乗せると紅茶をテラコッタ自ら注いで渡した後、ヒイナの側でまるでメイドの様に待機していた。


「ありがとう…おぉ、やっぱりテラコッタのクッキーと紅茶、すごく美味しい!」


その言葉にテラコッタは頬を少し赤く染める。


「シロップを間違って入れてませんか?」


「はぁ〜、胃もたれしそうだな」


「砂糖の味がする…それに暑い」


そんな彼氏彼女のような甘い雰囲気を出している2人にネイル達はからかい始める。


「そのようなものは…ッ!!な、何を言うんですかッ!?」


否定しようとして、途中でからかわれている事に気付いたのか、顔を真っ赤にするテラコッタに対して、「お〜、熱い熱い」と言ってまたからかい始める3人。


「あ、あはは…」


ヒイナも、恥ずかしいのか少し顔を赤くして、誤魔化すように頬をポリポリと掻いていた。


誰がタイプ?

1:モモちゃん(女)

2:カイトくん(男)

3:ミナゴロシさん(男)

4:アスタお姉さん(女)

5:テラコッタさん(女)

6:マスター(性別とかないんだけど…ロボットだし)


…コメント欲しいな(出来たらで良いよ?うん、強制じゃないから…うん、欲しいな)


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。