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アイビス!  作者: フユルト
第三章 いざ、銃撃戦へ
38/116

大会前と特別枠

「という訳で、今回も予選突破を祝って…乾杯!!」


「「「乾杯!!」」」


時刻は午後3時を過ぎた頃、とある喫茶店のテラス席で4人の人物がそれぞれのグラスを合わせて乾杯していた。


「この調子でまた本大会でも1位を独占…って言いたいんだけど、今回はかなり本気でいかないと不味いかも…」


嬉しそうな表情から、急に真面目モードに入ったグリス。


その言葉の意味を他の3人…ヒイナ、ネイル、アオユキは知っていた。


「今回からルールが変更されて、ゲーム内の時間加速適用とチーム戦からギルド戦に変わった…つまり」


前回までは、上位4名がチームを組んで戦っていたのだが、今大会からは上位4名が所属しているギルドメンバーを合計40名まで戦いに参加させられる。


だが、ヒイナ達4人は同じギルドに所属している為、四人で戦わなくてはならない。


変更理由は明かされていないが、前大会、ヒイナ達の圧勝で終わってしまい、パワーバランスの調整が目的なのは周知の事実。


それだけならまだヒイナ達が勝つ確率は殆ど変わらない…しかし、駄目押しとばかりにアイビスからとんでもない発言があった。


『今大会では、1人だけ特別枠がいるから…くれぐれも全滅しないでよ?』


これが誰に向けられた言葉か…それが分からない4人ではない。


「たった1人の特別枠…アイビスはソイツだけで、少なくとも私達が全滅する可能生があると思ってるみたい」


「しかも、相手は此方の情報をある程度知ってると思うけど、こっちからは相手のことが何1つ分からないからね…」


「まぁ、今更どうしようもないし…その時はその時で」


それから、3日後の大会当日。


バトル・フロンティアのプレイヤー達は知ることになる。『たった一人だけが』特別枠の理由を…





…早く終わらせて第4章に行きたいな

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