100話記念:サマー・リゾート!!
記念すべき100話目なので、今回は特別回!!夏は終わったけど、夏なんです。
夏。皆さんはいかがお過ごしで…え?今9月…?しかも中頃…?
…そんなことより、ヒイナ達はとある浜辺にいた。
「やって参りましたっ!!海ですっ♪」
「「「「「いえーい…」」」」」
「いえ〜い☆」
クロエはイマジナリーマイクを持って、海に来たことに歓喜するが、周りはあまり乗り気ではなさそうだ。
「ちょっと〜、なんでそんなにテンション低いの?」
クロエこと黒嶺 黒江は黒いビキニのオフショル オフ ショルダーの水着を着て、腰には白いパレオを巻いている。
「なんでって…なぁ?」
「おーい、そこの嬢ちゃん達〜俺らと遊ばない?」
「…また来た」
…そう、先程からナンパ攻撃がとてつもなく多いのだ。その理由はヒイナ達が美少女揃いなのと、黒江と雷花、そしてヒイナの護衛であるティナのメロンが影響していた。
ライネスこと金剛 雷花は水着の上に黄色のラインが入ったパーカーとデニムのショートパンツを履いているのだが、バーカー越しに主張している豊満な胸の主張が強すぎるのだ。
そして、ティナはシンプルな黒のビキニなのだが、こちらも胸の主張が激しいので、男性達の視線が釘付けになる。だが、その男達の肩をやけにごつい手が掴む。
「ーーー何をしているのかな?」
「「「ひぃっ!?」」」
男達が振り返った先には、筋肉ダルマ…もとい黒江の父親である黒嶺 壮馬がいた。表情こそにこやかであるが、身体に纏う雰囲気がまさに修羅である。
「私はちょっと用事があるから、スイカ割りでもしてはどうかな?…さぁ、行こうか」
「ちょっ…」
壮馬はティナに視線を向け、いつの間にか現れた黒服達に囲まれた男達と共に消えていったのを見届けて、ヒイナ達は準備を始めた。
ヒイナこと黒嶺秀奈は白のビキニを着て、身体に日焼け止めを塗っている。
ネイルこと風原 爪葉はパーカーに半ズボンを履いてパラソルや白いビーチチェアなどをメイドさん達と一緒に準備していた。
「早く、早くっ♪」
「あんま急かすなって…」
雷花はテンションが高い黒江に腕を抱かれながら海に向かって歩いていく…傍から見れば恋人同士にしか見えない。
「そーい」
「よっと」
アオユキである深蒼 青雪は、水色のフリルがついた水着を着ており、特に手伝える事もない為、グリスとビーチボールをパスしあっていた。
グリスこと暁月 夏鈴は、白の線が入った赤のハイウェスト水着を着ており、向かってくるビーチボールを危なげなく打ち返していた。
「みなさ〜ん、準備ができたらスイカ割りをしましょ〜う!!」
ティナが嬉しそうに手を大きく振ってアピールして、ヒイナ達を集める。しかも、既にティナは目隠しをして準備完了だ。
「右、右だっ!!」
「ちょっと左だよ」
「行き過ぎ…」
「え〜と…えいッ!!!!!」
ヒイナ達の指示に従い、ティナはその棒を振り下ろした………砂浜に。直後、ドゴンッとまるで爆発したかののような音を響かせて地面が抉れ、スイカが空中へフライトをしてバシャンっと海に緊急着陸をした。
「う〜ん、やっぱり力加減が難しいですねぇ…?」
目隠しを片方上げ、いつもは閉じているような細い目を少し見開き、露わになった深紅の瞳で海に浮かぶスイカを捉える。
「「「「…」」」」
「あはは…なんかごめん」
あんな感じであるが、一応常識人枠である事をヒイナは知っている。だが、今ではある程度制御出来ていた筈だった…いや、それよりもーーー
(…今の、わざと外した?)
その理由は、近づいて来ていた男達が散り散りになって離れて行った事と黒江のお父さん…壮馬の言葉である程度分かる。
(要するに、『ちょっかいをかけたらあれくらいの事をする可能性がある事を知らしめておけ』って意味だよね)
その後、黒江もスイカ割りに参加しようとしたが粉々になりかねないので夏鈴がすることになったのだが…
「えっと…」
「…多分、こっち…せいッ!!」
失念していた…夏鈴の才能ともいうべき本能と勘は途轍もなく、たとえ目隠しされようとなんとなく場所が分かってしまうのだ。当然、スイカも例外なく叩き割られてしまった。
…それから、ビーチバレーを師たり…
「いきますよ〜?」
「うわ〜ッ!?」
「いっくよ〜♪」
「ひぇ〜ッ!?」
…バーベキューをしたり…
「肉を食べろ、肉を」
「ん」
「身体の何処にあれだけの肉を入れてるの…?」
…特に、ビーチバレーでのティナと黒江のタッグは酷かった。
もはやあれは列車砲…
「…そういえば、キリュウはなんで来なかったんだろう…?」
キリュウ「ベッド…うへへ♪」




