第四十一話 シルヴァイル君の一日
日付変更以降二話目です
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毎度ながらありがとうございます。
誤字脱字なども多いので直したいのですが、気付けない部分も多いです。
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修正が間に合うか迄の保証は出来ませんがよろしくお願いします。
里の早朝に冬夜が先頭を走りながら、掛け声に合わせて後ろについてくる大人たちと一人の子供が、掛け声を言いながら追いかけていく。
「オォク何ざぁブッ潰せっ」
『オォク何ざぁブッ潰せっ』
一緒に混ざっている子供は、シルヴァイルだったが心臓男かよなどと言いながらついていく。
暫く走っていると、流石に限界を迎える者たちが出始め、限界を迎えた者から、その場で体をほぐした後は訓練所の方へと歩いていく。
だいたい半数が脱落したところで、まだ元気な者たちはそのまま訓練所まで走り、全員でもう一度柔軟体操をする。
シルヴァイルは、称号のおかげもあって最後まで平然とついていける。
そのせいで最近は脱落者が減っているともいう、子供なんぞに負けてどうすると、ハイブリッド組に言われ、魔法組がこっそりと体力づくりに翌日に響かない程度の走り込みをやっているようだ。
一通りの柔軟が終わると今度は、二人一組に分かれ体捌きの練習を始める。
こちらは、基本的にゆっくりとお互いに攻撃と回避に別れ基本動作をすべてこなす。
終わった後に、どこがおかしかった等を指摘しあいそれを念頭に置いたうえで、もう一度通しでやり直し、それが終了したら、再度指摘を行い三度目からは徐々に加速していき、六度目以降は本気の速度でやる。
六度目でうまく出来なかった者達や怪我をした者たちは、一度外れて治療をしたり、動きを見る側に回り、外側から見ておかしかったところを指摘してやる。
それらが一通り終わると、次は素振りや近接格闘の型をやり、最後に実戦形式の演習が始まる。
演習では術式構築が終わると魔力は消費しないが、普段と同じ魔法の速度見た目で飛んでいき、当ると色がつく専用の魔道具と、武器も最近練習に参加しているシルヴァイル作成の、普通の武器と使っている感覚は同じで使えるが、如何当てようとも全くダメージの入らない代わりに色がつく武器をつかい戦闘を行う。
本日の最終戦はシルヴァイル対ウィッセル日替わりで相手が変わるのでこういう組み合わせに成ることもある。
ウィッセルは、里最強森の守り人と言われてもおかしくない実力を持っているのだが、この初組み合わせで今だ有効打を一度も当てていない。
ではシルヴァイルはと言えば、此方も有効打どころかいまだに一度も攻撃が出来ていない。
シルヴァイルは無手で掌には既に色で染まりすぎてわけがわからない事に成って居る。
「その技、凄いですねしかしこうも有効だが入らないとは」
「はっはっチート貰った僕は、なかなか硬いですよ」
拳神の加護と冬夜に習った太極拳のおかげで、受け流し能力が有り得ないレベルまで引き上げられ、さらに剣神の加護のおかげで、剣を使っている相手限定ではあるが、どの辺りを狙いたいのかが何となくわかる。
なのであえてそう言った隙を作ったり、狙ってきそうなところを警戒することでギリギリではあるが先程からずっと受け流しだけを繰り返す。
このままではじり貧なのと体力が限界が近づいてきているのが分かる。
冬夜が止めようとしたところでその均衡が崩れた。
シルヴァイルに向かって放たれた袈裟がけの一撃を、内側へ屈みながらとかわそうとして、何やらかわそうとした方向からの鈍い一撃をもらいそのまま吹き飛ばされる。
「そこまで、流石はウィッセルと言いたいところだが、シルもよく頑張った」
吹き飛ばされたところから見ると、袈裟がけの一撃はただの誘いで、本命は左足での蹴りだったようだ。
元の位置に戻って礼をすると、冬夜が浄化をかけてくれ綺麗になる。
終わるとまた柔軟体操をしっかりとこなした後、全員で里の温泉に行ってさっぱりした上で解散となる。
家に帰ると姉ちゃんが朝食を作って待って居た。
「おはよう姉ちゃん、今日もかなり頑張って来たよ」
「あんたまだ子供なんだから無理しないで、もっと大きくなってからにしたらどうなの」
「小さいころからやった方がこういったことは身につきやすいんだって、冬夜が言ってた」
「冬夜さんでしょシルはいつの間にか冬夜さんと仲良くなってたり、砂糖組と一緒に訓練してたりお姉ちゃん最近心配で仕方ないわ」
「大丈夫だって、怪我することもないし。もししてもすぐに治療されるし」
朝食を済ませながら、学校の事や朝練の事などを話し、弁当を渡される。
先日うちに来た電子レンジ擬きだがなんと、学校の各教室にも設置された。
専用の入れ物が必要なのだがそれもきちんと一緒に添えつけられてだ。
学校に設置された理由は、使ってその感想を書くアンケート用紙が有り、それにいろいろと意見を書いてもらい、それらを取りまとめたものに置き換え、これで良いだろうと言った出来の物が出来たら商品化するそうで、それまでのモニターという事だった。
設置されているのは学校内だけで、商店街や各組合もほしがったが、製品化をお待ちくださいと言われて断られているそうだ。
研究所の人たちは、連日悲鳴を上げながら作業をし、徐々に目の隈が酷くなると言う状況らしい。
そのおかげか、大分いろいろ改善されているそうで、自動温め機能がついている。
操作方法もお品書き形式に成り、温度を指定する方式と、何を入れているかを指定する方式、お任せ方式、温め、熱め、少し熱い、少し温い、普通という選択が出来るようになったり、複数の物をいっぺんに入れた場合の、動作もお任せ限定でついているそうだ。
食べ物ごとに小皿に分けていっぺんに入れてお任せをしたとき限定らしいが、きちんとそれぞれの最適と思われる温度に温まるようにしてあるらしい。
あと、いたずらで専用容器以外の食べ物以外を入れた場合は、警告をされ温めが開始されないという至れり尽くせりな仕様と成って居るらしい。
里の技術力は化け物だというよりは、殆どレグアさんが思いつきで付けようとしたものを、研究所の面々が実験して安定するように、調整したんだろうなあと思っているが、きっと間違っていないと思っている。
「今日の授業が終わったらシルヴァイルは教務員室に来るように」
唐突に呼び出しを受けた、別に学校では成績優秀で悪い事もしないどころか、クラス内でいじめなどと言った行為をさせないように見はったり、皆とも仲良くやっているので問題はないはずだ。
だというのに何のための呼び出しだろうかと、少し悩みながら授業も全て終わったので教務員室に向かい、扉をたたいて反応を待つと、扉があけられた。
「シルヴァイルです。授業が全て終わったので来ました」
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