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4月1日の母ちゃん  作者: はしたか みつる


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ミッション8:「天国より来世よりこっちの方が100倍いいわよ、息子がいるもの」 / 2

 俺の呼びかけで、俺とジュリリンの存在に気付いた母ちゃんは、近くにあった硝子の灰皿を掲げ……。それをバッチリ見ていた父ちゃんは……。あとはもう何も言うまい。とりあえず、母ちゃんの救出に成功した俺とジュリリン、そして、母ちゃんは店を出て、今後のことについて話し合う。このまま逃げ続けても、タイムリープのルールの「死因の記憶の欠落」がある以上は限界もあるだろう。


 やはり、追手を倒さねばならない。ディップに関しては、母ちゃんがピーしたので、もう追ってくることは無いだろうが。問題は、あの大鎌を振り回す死神。俺、母ちゃん、ジュリリン、しじみたち。総出で掛かれば何とかなるだろうか。俺が考え込んでいると、遠くからしじみたちの声がした。



 「大介!香織!樹里!にゃーたちはいつでも戦えるにゃ、ディップはどこにゃ!?」

 

 「……今さっき、戦闘不能に」


 「にゃ!?」



 まさか、しじみも天使を物理で戦闘不能にする強者がいるとは思っていなかったのだろう。俺もあんなに攻撃的な母ちゃんは初めて見た。しかし、一息つく前に見慣れてきた眩い光が現れた。死神の姉ちゃんの方がやって来たのだろう。俺、しじみたち、ジュリリンは母ちゃんを死守する。戦闘スキル高めではあるが、母ちゃんは後ろに下がらせた。


 光が消えると、そこには大鎌を構えた死神の姉ちゃんの姿。拳銃、カッター、人の手では決して掴めないレベルの武装をした猫チーム。これ以上、戦闘力は上がらない。俺も拳銃を構える。死神の姉ちゃん1人に対して、こっちの戦闘員は2人と3匹。これでどうにかならなかったら、あの死神の姉ちゃんは化け物と言っても過言ではないだろう。

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