はじめのはじめの第一歩♪
一応大きな戦闘は一旦終了
「ふ、来いわが手甲‼」
と、仇が叫ぶとどこからともなく手甲が送られ、元の豪腕へと戻る。
「どうだ、怖かろう。今すぐ兵を引き、わが軍へ賠償すれば許してやるぞ。」
そう下卑た声で語りかけてくるが、
「…」
「なんだ?恐れをなして何も言えぬか?」
「お前ら相手に恐れをなす?はっ、ふざけるな。殺すぞ。」
そう返す。
「なぜそのような生意気な態度がとれる?」
「10年前母を殺し、今愛しい人に向かって剣を下ろそうとする外道共に屈すると?俺が?大概にしろ。」
「10年前?なんのことだ?」
「忘れたか?なら教えてやるよ‼俺の名前は蒼翅茜の子、蒼翅蒼穹だよ。これで思い出したか?愚鈍なる龍ヶ崎さん?」
そう言いながら敵機の腹を大剣で貫く。
「ガッ、貴様…あの女の子か…なら、貴様も殺してくれよう」
と、豪腕を振り抜こうとするが
「遅いんだよ。」
腰からプラズマブレードを抜き、肩から両腕を切り飛ばす。
「どれだけ換装できても元ごと潰せば一緒だろ?ほい、頭。」
そう言いながら頭も切り飛ばす。
「止めろ、私が誰だかわかっているのか‼」
そう叫ぶが
「知らねぇよ…親の仇ってこと以外…固いな…流石は臆病者。」
返しながら、胸部装甲をナイフで爆破し、どうにかコックピットを露出させる。
「やめろ、謝るからやめてくれ、子供がいるんだ。」
「へぇ、で?」
そう言いながらガリガリと無理矢理コックピットを開ける。あら、こんにちは、仇様。男を掴み、取り出す。
「ひっ、止めろ、止めてくれ、やめぐぁぁぁ」
握る力を強め男を圧迫する。この際力加減なんてどうでも良い。こいつには聞きたいことがあるだけだ。
「痛いか?辛いか?悔しいか?己の策が潰され、積み上げた物がいとも簡単に消え去った気分はどうだい?龍ヶ崎龍人くん?お前がかつて俺たちに味あわせた感情だ。」
そう言いつつさらにに力をこめる。今度は顔がみるみると青くなってくる。
「なにが…目的だ…おまえは誰だ‼」
そう血を吐きながら言う。
正直滑稽だ。今まで散々罪もない人々を殺してきて正気を保っているだけはあると言ったところか?何が目的って…それは
「復讐だよ。親の仇だって言ってるよな?それとも何か?お前は鳥か?コッケコッコ~ってか?あん?早く喋れよ。お前らが何故母さんを殺したのかなぁ‼」
つい激昂してしまい、指に力が入ってしまい汚いおっさんの断末魔が聞こえる。今にも死にそうだが
「『回復』」
最低限の回復だけを行う。
「何故俺を癒した?」
「全て話してもらわないといけないからな。わかってるんだよ、母さんを殺したのはお前だけじゃないってのは。だから、共犯者を話すまでは絶対に殺さないよ。」
そう言いながらまた締め付け始める。流石に魔力の残りを考えるとそうポンポン回復させるのはキツいが別にできないことはない。まぁ、ぶっちゃけるとキツいし頭がガンガンする…こんなことならもう少し加減して戦うべきだったか?まぁ後の祭りだけどな…
「そろそろ話してくれるかな?今度は殺しちゃうよ?」
そう言いながら一気に締め付ける。
「言う、言えばいいんだろ。共犯者なんぞ知らんわ‼知っていたとしても話さんわ‼お前の母を殺したのは俺だ‼ざまぁみ」
ブチ
あ、ついやっちまった…ついイラっとして潰しちまった…
「よくも親父をぉぉぉぉ‼」
との叫び声が聞こえ、黒い魔術機が突っ込んでくるが
「うるせぇよ、消えな。」
と、だけ言いながら蹴り飛ばす。
黒い魔術機は敵艦の甲板へとめり込み沈黙する。それと同時に残存する。敵艦隊が撤退を始めた。あらあら大将は見捨てるんですか?まぁ俺が握りつぶしたけど?確認しなくていいのかな?やっぱり防衛軍の腰抜け共はこれだから…
…
…
それにしてもばっちいな…
「とりあえず、綺麗にするか…浄化装置起動っと。」
装置を起動するとみるみるうちに機体についた汚れが消えていく。勿論どっかの仇の残骸ごと。
「よし、綺麗になった。ヤタガラスより各機へ、交戦終了。これより全機第一特務隊を援護を。」
そこで俺の意識は一旦途絶えた
その後、防衛軍に差し押さえられていた物品を全て奪還するまではそう時間のかかることではなかった。
主人公サイドの完全勝利というわけでもなく今回は痛み分けで終了です。
もしかしたら来週以降毎日投稿が難しくなるかもしれません。と言いつつも頑張ってストック溜めるので応援よろしくお願いします。
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