#001「過去に転生!?」
目が覚めると、黒髪の若い女性が俺を抱きかかえて覗き込んでいた。
(ん? 抱きかかえ? 抱き……抱き!? 待て落ち着けそんなことあるはず…………あった? 夢か夢だな? てか俺死んだよね? 転生した? それとも夢?)
少しすると女性は、顔を少し離してもう片方の腕の方に顔を向けた。そこには赤ちゃんが居た。
(ハッ! まさかMy Sisterだと!? 姉か? 妹か? どっちにしろ俺が可愛がってやるよ! ジュるっ! )
俺は視線を部屋全体に見渡すと別に若い女性とおばあちゃんらしき人が居る。
(ん? 男が居ない? おい! My Father!! 何処にいるんだッ! 居ねぇのか? 女手一つで二人の子供を育てるのはしんどいぞ! ヤリ捨てしやがったのか? 同じ男として恥ずかしいぞ! ニートだった俺は人として恥ずかしかったがな/// 巫山戯てる場合では無いな……姉か妹か分からんが俺が世話してやろう)
俺はそう心に決めた。
一目見た時から気になっていたのだ。俺を抱えている女性は、俺の助けた女性に似ているのだ。
もしかしたら、助けた人の子供として産まれた? そうするなら、未来に転生したのかな?
眠いから寝るか…………
---
半年の月日が流れた。
半年の間で家族の名前を覚えた。
母の名前は坂柳志穂、
妹の名前は坂柳美優。
そして、俺の名前は坂柳怜都。
他にも新しい大事な情報を手に入れた。未来に転生したのかと思っていたが、カレンダーを見つけ時にカレンダーが古かったのだ。否この時代では新しいのだ。そうこの時代ではだ。俺は、過去に転生したようだ。
俺の母はどうやら俺が助けた人とは別人のようだ。そして新たな過程が一つ生まれた、それは妹を俺が助けたのではないか? という仮説だ。だとしたら、妹に変な男が付かないようにより一層に気を付けようと決めた。
俺は歩いてパソコンを触り、最初にメールアドレスを作成し、『Owatter』のアカウント作成に取り掛かる。名前を『神代リゼア★相互フォロー』にしてIDの@は『@Rizea』で作成。プロフィールは『女性を助けて過去に転生した妹を愛する兄貴! 相互フォローアカウントです。通知登録お願いします!』で入力する。
IPアドレスを変更するツールをダウンロードして50アカウント作成した。
『Owatter』の半自動ツールをダウンロードした。このツールは『Follow&Remove』と言う名前で、名前の通りフォローとリムーブを半自動で行える。また、これは一斉に同時フォローではなく、一人一人手動でフォローを行っているように見えるツールだ。これを使えば垢ロックや凍結をある程度避けられる。
『Owatter』は一日のフォロー制限が約1000人までだ。そのフォローを何処で行うかだがバズっているツイートのいいね欄やフォロ爆0人の相互アカウントのフォロワーからフォローするのだ。理由は相互アカウントの場合はフォロバ所謂、Follow backされる可能性が高い事。バズっているいいね欄などは『Owatter』を定期的に使っているアカウントと可能性が高いからだ。
全てのアカウントに『相互フォローアカウント。これから宜しく!! 通知登録してくれると嬉しいです!! #相互フォロー #拡散希望 』でツイートして、固定ツイートに設定する。
ここから半自動ツールで全てのアカウントの育成を開始する。
待つ間に自動ツイートのツールをダウンロードする。そこで毎日七時十分に『おはよう☀ 今日も一日頑張ろう!! いいね&RTお願い!!』夜九時には『おやすみ☽︎︎.*·̩͙ 一日お疲れ様!! いいね&RTお願い!!』を設定する。
わずか一日でメインアカウント、ポエムアカウント、音楽アカウント、アニメ、等でジャンルに合した相互アカウントを作り出したのだ。
この方法により一日目のツイートは20RT、50いいねだった。固定ツイートは150RT300いいねだった。
明日起きたら、フォロバされてないアカウントのツールを使ったリムーブだ。
---
一年の月日が流れた。
『Owatter』は全てのアカウントがフォロワー14万人を超えフォロワーの多いアカウントで多い16万人を超えたのだ!! ツイートは500RT、4500いいねだった。この調子で育成して行こう!!
俺を見つめる可愛い妹がこちら見詰めてくる。
「My Angel!! My Sister!! ひしッ」
声を上げて妹を抱き締める。「えへへっ」っと妹は朗らかに笑い更に俺は癒された。
この一年あった事は、お母さんに『Owatter』のアカウントやツールがダウンロードされている事がバレたのだ! 否、正しくはバレていただな!
「怜都、最近パソコンよく触ってるけど何してるの? 」
「ふぇ? 触ってるの知ってるの?」
「そりゃあ、あんなに必死にパソコンに向き合って、お母さんに気付いていないからよ」
「Holy shit!! んー、何となく触ってるだけだよ〜」
俺は思いっきり素を出してしまった。誤魔化したが絶対バレている……
「そう……あまり触って壊しちゃダメよ!」っとジト目で見ながら最後は優しい声で忠告された。
【恐れ入りますが、下記をどうかお願いいたします】
本作をお読みいただきありがとうございます。
ブックマークへの追加や、画面下の「☆☆☆☆☆」から評価をした上で読み進めていただけましたら幸いです。
よろしくお願いいたします!




