第8話
ロボットのスイッチを入れたが果たしてどうなるか?!
起動スイッチを押すと、彼は目だけキョロキョロとさせていた。
『さぁ、二人とも、彼に話をかけてやってくれ。
』
そう言った後に、俺は肝心なことを忘れていた事に気が付いた。それは彼の名前を考えていなかったということだった。
『すまん、二人とも、、僕としたことが、、彼の名前を考えることをすっかり忘れていた、、。』
そう言った俺に対して、二人は微笑した後に、暁が先に口を開いた。
『僕らも、すっかり忘れていました!、、、それで、今、思い付いたのですが、航という名前はどうですか?』
『ありがとう、しかし、なぜ航という名前なんだ
?』
『それは、、この研究が航海に例えたとして、こいつが、新たな新天地に行ける何かになればという願いを込めて、そう名付けたいと思いました。
』
暁が言い終えると、由羅が口を開いた。
『あんたにしては良い発想するじゃない。』
『あんたにしてはっていうのは余計な!』
二人が今にも取っ組み合いを始めそうな雰囲気になったその時、ロボットの彼は口を開いた。
『わ、た、る、わたる、、、。』
『本人も航という名前が気に入ったようだな。斉藤くん、ありがとう、彼の名前は航に決めるとしよう!』
『やったー!い、いんすか?!言ってみるもんだなー!ありがとうございます!俺、、こいつの成長がより、楽しみで仕方なくなりました!』
そう言って、暁は航に近づくと話をかけた。
『お前の名前は今日、今から、航だ!航!宜しくな!』
そういうと航は、瞬きを二、三度し、口を開いた
。
『わたる、、わたる、、、宜しく。』
それから、俺はずっと研究所で寝泊まりをし、航と一緒の時間を過ごした。
斉藤くんと佐伯さんは交代で寝泊まりをして、懸命に俺のサポートをしてくれていたのだった。
航と暮らし始めたその後はどうなるのか?!




