第一話 始まらない物語
プロローグ見てちょっとでも興味を持ったか見てくださった皆さんこんにちは。
え?別に興味を持ったとかじゃなく、ただ冷やかしに来た?
全然かまいません!
冷やかしだろうと、あらしだろうと、来てくれたならそれだけで感謝です。
それでは
はじまり~はじまり~
―――とある王国にあるお城の中
「今や魔王軍に支配されていない国は数少ない、わが国もいつ攻められるかわからん。今のこの国の軍力では、到底魔王軍には敵わない、だから攻められてからでは何もかもが遅いのじゃ。いち早く魔王を倒さねばならないのじゃ。どこかの国が、どこかの英雄がなどの、他力本願では魔王は倒せん。お願いできるね。我が国最強の騎士、ゼロ君。君になら。」と、先ほどから神妙な顔つきで語っているこの老人は、この国の国王である。
そして、国王の話に何一つ動じず黙って話を聞いている少年。彼の名は、ゼロ・ペンドラゴン。彼は、若干十七歳にして王国最強の騎士といわれており、彼の戦う様には一部の無駄もなく、まるで舞台劇を見ているようだと言われている。
この国は幸いにも魔王軍の本拠地には遠く離れた場所に位置する為、これまでに魔王軍に攻められることはなかった。しかし、国王の言う通りいつ攻められてもおかしくない状態なのだ。
そこで国王は、王国最強の騎士率いる魔王討伐隊を結成しようと思い立ったのだ。彼程の強い騎士が率いる軍隊であれば必ずや魔王を討取ってくれるそう願い、今こうして彼に国王が直々にお願いをしているのである。
彼はうつむいていた。
無理もないだろう。いくら最強と呼ばれていても彼はまだ十七歳の少年だ。相手はあの魔王だ。たったの半日で王国を潰した者だ。そんな相手と戦って来いと言われ。はい、わかりましたと即答する者などいるわけがない。
「わかっておる。私がどれほど酷いことを言っているかは、君はまだ若いのだ、魔王軍に挑むなど人生を無駄にする行為に近い。」国王は優しい人間なのだろう、本当につらそうに言った。「それでも、この国に魔王を倒すことのできる可能性があるのは君しかいないのだ。お願いだ。」国王は頭を下げた。身分や名誉や地位、そんなくだらないものは全て捨てただただ、頭を下げた。
場に沈黙が訪れる。
彼はまだうつむいている。
国王が頭を下げたことに驚いたのか、少し彼は動いたが。しゃべりだそうとはしなかった。
沈黙が訪れて五分
彼はまだうつむいている。
無理もないだろう。魔王に挑むか否かをそんなすぐに返答出来るはずがない。
沈黙が訪れて十分は経っただろうか、彼はまだうつむいている。
沈黙が訪れて三十分・・・。
沈黙が訪れて一時間・・・。
沈黙が訪れt「いや!もーいいから!どんだけ悩んでんの!さっきから何回沈黙が訪れて~使うの!行数稼ぎもいいとこだよ!確かに悩むのはわかるよ。けど早く選択してもらわないと先に進まないから。てか、さっきから私と地の文だけで君一切しゃべってないよ!小説なんだから何もしゃべんないといないと一緒だから。マジで!」
なかなかしゃべりださない彼にしびれを切らし突っ込みまくる国王、ってかなにお前も地の文とか小説とか言ってんの?マジそうゆうのやめてくれません?今までめっちゃシリアスだったのにいきなりコメディーじゃん。この小説は異世界冒険ファンタジー小説だよ。面白コメディー小説じゃねーんだよ。わかった?次、世界観壊す様な事言ったらマジボコすかんな!リアル校舎裏だかんな!覚えたけよ?
・・・。
さて、さっきから悩みまくっている彼はとうとう口を開いた。
「・・・。」
口を開いた!
「・・・。」
え?絶対遵守のはずの地の文無視?
おーい。
「・・・。」
返事がない。ただの屍のようだ。
「・・・。」
突っ込みすらなし?
「・・・。」
おい!しゃべれよ!マジで!ホントしゃべって下さいよ。お前主役じゃん!主役がしゃべんない斬新な小説なんか俺書けないよ?
「・・・。」
何でしゃべんないの?しゃべれない設定なんかにしたおぼえないよ?
「スースー」
スースー?まさか!
主人公は人の話を全く聞かず寝ていた。
・・・。
やる気ゼロの勇者の旅はまだ始まらない。
だらだら続く駄文を読んでくださってありがとうございます。
第一話なのに主人公しゃべったの「・・・。」と「スースー」だけですね。ってか、はたしてあれはしゃべったというのか疑問ですけど・・・。
次回にはたぶんしゃべります。
それでは
さよなら~




