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レベル1  作者: ヨシハル
75/76

75 結末の果てに(前編)

 澪は大杉と武内に報告すると、一旦池袋に戻った。


「おい澪、着いたら教えてくれよな。意味がわかんねぇよ」


「とりあえず池袋に向かいなさいよ。話はその後にして」


 池袋の事務所に戻った4人はとりあえず席に座ると陽翔がお茶を出す。

 事務所には4人以外誰もいない。


「澪、詳しく教えてもらおうか」


「そうね。海斗、あんたは記憶を消してもらいなさい」


「はあ?意味わかんねぇよ。それに何で人気アイドルの氷川真希がいるんだよ」


「あんた、ちょっとうるさいわね」


「すいません真希さん。海斗!あんた失礼よ」


「とりあえず説明してくれよ」


 真希はしつこい海斗に説明した。

 結局、話したところで問題あれば蓮が記憶を消すし、みんなが戻ってくるまで海斗をここから出さなければ問題は無い。


「マジかよっ!」


「みんなが戻ってきたら海斗の今後が決まる。どうしたいか考えておきなさい」


 海斗はここまでとは思わず、少し後悔もしているが、何も知らないまま生きていくよりはマシと思って、言われたまま大人しく事務所で待つことにした。


   ★   ★   ★


 国会議事堂、とある場所では真希以外のファントム、ナイトメア、ワルキューレの全員が集まっていた。


 ファントムからは灰村蓮、相澤美姫の2人、ナイトメアからは不知火棗、西園寺彩水、五十嵐風花の3人、ワルキューレからは九条響子、白井真琴しらいまこと川瀬凪かわせなぎ大崎翼おおさきつばさの4人が席に着いている。


 今、池田悠斗の死を悲しんでいる時間は無いのが国の現状である。


「3チームになった今、担当地区を増やすか、チームの数を増やすか、今のままでは1チームで約8区を守らないといけません。前でしたら問題は無かったと思いますがノーネームが動き出した今、倍のチームが必要となります。しかし現状では無理な話です。せめてプリズンが担当していた所に1チームを作りたいと思います」


「葵、どうやって作るんだい」


「響子さん、全員集まってもらった理由がLEVEL5の彩水さんか美姫さん、もしくは真希さんに新チームを作ってもらいたいと思っています。ただ真希さんは現状無理でしょう。皆さんの意見をお願いします」


「二人はどうなんだい」


「私は棗から離れる事はないです」


「私は蓮さんから離れる事を考えた事は無いので…」


「美姫、良い機会だから蓮と離れな!いつまでも蓮に甘えていてどうすんだい。蓮、あんたからも言ってやりな!」


「そうだね。確かに良い機会だ。今日で探偵事務所は廃業だ。美姫、俺はいつでも見守っているからやってみろ」


「…わかりました。やります」


 すると滅多に会議にも出ないし喋らない棗が口を開いた。


「風花!お前今日から美姫と所に行け!」


「えっ?」


「お前もいつまでもあたしらに甘えてんじゃないよ」


「そうね。棗にしては良いこと言うわね。風花、そうしなさい」


「お姉様ぁ~………わかりました。私も美姫さんと頑張ってみます」


「真琴、あんたも行ってやんな!」


「任せて下さい」


 真琴は蓮、彩水、真希、響子、棗の次にこの世界ではベテランだ。

 響子も美姫と風花だけでは足りないと思い、真琴を送り出した。

 そして真琴もわかっていたので、すぐに返事を返す事が出来た。


「真琴さん、風花、よろしくお願いします」


「美姫、リーダーはあなたよ。私にさん付けは要らないわ」


「わかりました。真琴、風花、よろしくお願いします」


「任せなさい」


「美姫さん、私も頑張ります」


 今、新チームが結成された。


   ◆   ◆   ◆


 名前 白井しらい 真琴まこと


 能力 コピー


 NA  Level4


 高潔な戦乙女ノーブルワルキューレの元メンバーで新チームに移籍。


   ◆   ◆   ◆


 名前 川瀬かわせ なぎ


 能力 瞬間移動


 NA  Level4


 高潔な戦乙女ノーブルワルキューレのメンバーである。


   ◆   ◆   ◆


 名前 大崎おおさき つばさ


 能力 浮遊


 NA  Level4


 高潔な戦乙女ノーブルワルキューレのメンバーである。

 ここまで読んで「面白かった」「続きを読みたい」と思われた方は、ブクマ・評価・ご感想という形で応援して頂けますと、とても嬉しいです!


 ここまでのお付き合い、誠にありがとうございます。

これからもご愛読してもらえる様、頑張っていきたいと思います。

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