67 いきなり温泉旅行(中編)
ホテルの前ではまたもやバトルが勃発していた。
それは部屋の割り振りである。
本来は蓮と陽翔で一部屋、そして真希と美姫で一部屋、澪と陽葵で一部屋で三部屋の予定が4人追加されたからである。
一応四人部屋だから入れなくないが、部屋割りをどうするか迷っている。
フロントに言ったら四人部屋をもう一部屋は借りられたがホンファが一人きりになる。
そこで決定したのは
陽翔と陽葵で一部屋
美姫と彩水と風花で一部屋
そして公平にジャンケンの結果
蓮と澪とホンファで一部屋
真希と棗で一部屋
これで初日は決まった。
早速荷物を置いて温泉に行く事になった。
夕食が18時からなので、温泉に入った後にちょうどよく食事になる。
「さて、俺は陽翔と温泉に行ってくるよ。お風呂から上がったら陽翔の部屋で寛いでいるから鍵は2人のどちらが持っていてね」
「私が持ってます!」
澪がホンファを睨みながら鍵を預かった。
ホンファは別に気にしていないみたいだ。
そして露天風呂にいった。
★ ★ ★
30分後、女湯では今まさにホンファが先頭になって話し合いが始まろうとしていた。
風花と澪は胸の大きさを確認していた。
彩水とホンファが圧倒的に胸も大きくスタイルがいい。
続いて澪の解析が見抜く。
彩水、ホンファ … Hカップ
棗 … Fカップとバッキバキの腹筋
真希 … Eカップ
美姫、陽葵 … Cカップ
風花、澪 … Aカップ
この解析と同時に風花と澪に友情が生まれた。
そしてホンファが蓮の事で全員のに問う。
「あなた達は蓮をどうしたいのかしら」
真っ先に真希が答えた。
「もちろん蓮のお嫁さんになるわ」
「おい、ちょっと待て!あたしだってなぁ、そ、その、なんだ、えぇと、な、けっ、けっ、結婚、って、奴をだなぁ~」
そこですかさず澪がホンファに問う。
「あなたはどうなんですか!」
「そうです。あなたお兄様の何なんですか!」
彩水、美姫、陽葵は少し隅で湯に浸かり離れた。
「私は蓮の子を産むわ」
「「「「はぁ~~~あ!」」」」
「あなた達は蓮を独占しようと思っているの?あの男は女一人でどうこう出来る器ではない。だから他に女がいても構わないと思っているし、ここにいる女全て蓮と結婚しても、私がその内の一人なら問題ないと思っているわ。あなた達はどうなの」
真希が即答する。
「構わないわ!でも一番は私よ」
「あ、あたしだって…あの…その…だなぁ」
「あなた達2人はどうなの」
「私はその…そう慣れたらなぁ…と」
「お兄様は私のお兄様だけど…でも」
「フフ、真希以外はまだ蓮に抱かれてないのね」
「あ、あなたはどうなのよ!」
「私はこれからよ。彼が望むならいつでもいいわ」
「「「………」」」
「なつめぇ、あんたまだ蓮としてないのぉ~」
真希が急に勝ち誇ったかのように笑い出した。
するとホンファは離れていた彩水と美姫、それに陽葵まで絡んできた。
「あなたとあなた、蓮に抱かれているわね」
「「………」」
「彩水、美姫、そうなのか」
「あなたに答える必要は無いわ」
美姫がそう答えた瞬間、棗、風花、澪は抱かれているのねっとショックを受けた。
ただ彩水は昔、蓮と付き合っていた事を実はみんな知っているのでそこはショックを受けなかった。
知られていないと思っていたのは彩水だけで、みんな知らないフリをしていた。
「最後にそこの娘、あなたはどうなの?」
「私は死ぬまで蓮さんのメイドです。恩人にその様な好意を持つなんて出来ません」
「まあ本心ね。でも将来あなたも蓮を愛すでしょう」
ホンファはここで結論を出す。
「では、ここにいるみんながいつ何処で蓮に抱かれても文句はなしでいきましょう。なにかあれば公平に…そうねぇ、さっきみたいにジャンケンで決めればいいんじゃない」
みんな賛成の言葉は無かったが、反対の言葉も無かった。
みんな蓮を一人占め出来ない事を薄々気づいていたのだろう。
これで彩水は蓮を愛する事を許され、美姫も一歩前に進める様になった。
確かなのは今後喧嘩が少なくなるという事と、ホンファがみんなに受け入れられた事、そしてAカップで蓮に抱かれていない処女同士、風花と澪は深い友情が出来るが、この旅行で棗、風花、澪、ホンファは蓮に初めて抱かれる。
そして旅行計画者の真希はこの後、夕食終わりに久しぶりに蓮と寝る事になる。
この旅行で何も無かったのは陽翔と陽葵だけだった。
旅行は二泊三日から三泊に変わった。
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