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レベル1  作者: ヨシハル
24/76

24 シックスからの招待状(前編)

 朝、蓮が事務所のポストを見にいくと1枚の黒い手紙が入っていた。

 黒い手紙には白文字でグレイ宛てだった。

 封を開け、中を見ると招待状が入っていた。

 日付は1ヶ月後、そして裏AMAアビリティマーシャルアーツを開催すると書かれていて、場所は当日案内人が来ると書かれている。

 招待状は3枚入っているので、美姫と真希の分で、たぶん澪はまだ含まれていないだろう。


「なるほど、よく調べている。ナイトメアにも届いているだろうな。あとはプリズンとヴァルキリーの所に届いているかもしれないな」


 東京にはファントムとナイトメアの他に2チームある。

 1つは血まみれの監獄ブラッドプリズン、そしてもう1つは高潔な戦乙女ノーブルワルキューレである。


   ◆   ◆   ◆


 名前 池田 悠斗 (いけだ ゆうと)


 裏の名前 ブラッド


 能力 具現化 (人)


 別名 【戦場の撫子】


 NA  Level5


 血まみれの監獄ブラッドプリズンのリーダーである。


   ◇   ◇   ◇


 名前 九条くじょう 響子きょうこ


 裏の名前 ノーブル


 能力 部分強化 (爪)


 別名 【鋼鉄の爪痕】


 NA  Level5


 高潔な戦乙女ノーブルワルキューレのリーダーである。


   ◆   ◆   ◆


 すると早くも池田悠斗いけだゆうとから着信がある。


「もしもし、久しぶりだね悠斗」


「久しぶり、蓮さん。少々聞きたい事があって電話しました」


「シックスからの手紙かな」


「はい、蓮さんのとこにもですか?」


「うん、まぁね」


「ところでシックスとは何ですか?」


「今日、夜空いてる?」


「はい」


「細かい事は夜話すよ。時間は19時、場所は西日暮里の響子きょうこのお店はどう?」


「分かりました。じゃあ棗さんにも連絡しますか?」


「え~と、棗はそのシックスにやらせて入院中なんだ」


「え?えぇぇぇぇぇぇ!!棗さんが!!!と、とりあえず夜詳しく聞きます」


 ガチャッ!


 そして蓮はまだ寝てるだろう九条響子くじょうきょうこにラインを入れておいた。


 事務所の中に戻ると美姫が起きてきてコーヒーを淹れる。


「おはようございます」


 少し赤い顔をしているが、シャワーを浴びてメイクもいつも通りしている。


「ところで蓮さん、今まで何処にいたのですか?」


「ああ、外でちょっと電話してた。


「外?ふ~~~ん。で、誰とですか?」


「悠斗だよ。少し外出たらちょうど電話がかかってきたんだ」


「あら、珍しいですね」


「だから夜は悠斗と響子の店に行ってくるからヨロシク」


「分かりました」


 そしていつも通りの暇な一日、ただ電話と睨めっこをすると、昼ぐらいに真希がお土産を持って訪ねて来た。


「ただいま~蓮。はい!お土産だよ」


「ありがとう真希ちゃん」


 真希は蓮に笑顔で抱きつくと美姫がアイスコーヒーを持ってきた。


「お帰りなさい真希」


「ただいま美姫。ん?なんか美姫から蓮の匂いが………(クンクン)」


「な、何言ってるの!」


「(怪しい)・・・まあいいわ。れぇぇぇん、おかえりのチューして」


 すると蓮は誤魔化す様に真希に澪の加入を伝える。


「あっそうだ!真希ちゃんに伝える事があったんだ」


 少し剥れた顔をした後、蓮に近づき話を聞く。


「なになにぃ~、それは良いことなのかな?」


「実は…昨日から真希ちゃんに後輩が出来ましたぁ~(パチパチパチ)」


 真希は嫌な予感がした。

 ここまで読んで「面白かった」「続きを読みたい」と思われた方は、ブクマ・評価・ご感想という形で応援して頂けますと、とても嬉しいです!


 ここまでのお付き合い、誠にありがとうございます。

これからもご愛読してもらえる様、頑張っていきたいと思います。

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