衝撃
「せっかく保険料で儲かっていたのに..!!お前のせいだっ!!お前のせいで大赤字だっ!!....だからやめろその顔っ!!!」
:俺悪くないじゃんって顔してるwww
:その通りなんですがwww
:逆に被害抑えた側に何言ってるんですかねぇ
「このっ...!」
拳を振り上げる社長。正直、当たっても...だから避けない。一応目だけは閉じて目を守る。
「ぽぅ!!!!!!!!!」
奇声が聞こえた。
..いつまで経っても衝撃すら来ない。目を開けると...
:うわぁぁぁぁぁ!!!
:モロだぁぁぁぁ!!
:これ、じわじわと苦しくなるんだよな..
:社長の顔色悪すぎるwwww
:当然の報いですよねご主人様!!
:<姫川法子>当然ね
:ご奉仕会復活ktkr!
秘書が社長の股間を蹴っていた。...同情するほど強かったことが顔を見てわかる。昔はよく兄にケンカの時にやられてたなぁ。兄にやられて....泣いた記憶がある。
「ご主人様に手を出さないで。分かる?いままでお金を持ってる社長だからってある程度のセクハラは許してきたけど、それは許さない。ご奉仕会No.23。ご主人様の高校のときの出席番号よ。その誇りにかけて、そんなことさせない。」
:あ!!!!1年前にやめたアイドルの!!
:こんなところに!!?
:ソロでやってたクール系のヒムちゃんだ!!!
:...ご奉仕会だったのか
:再開した初恋の人に好きな人ができてました
:oh........
「なっ...なんで......」
崩れ落ちる社長。......なんで出席番号を知ってるんですかね。え。なんですかその目線....アッアッ。ハイッ!この野村!黙ってます!
「そもそも、この会社に入った理由も、この詐欺会社を潰せばご主人様が喜んでくれると思ったからよ。それに...終末とも繋がってるでしょう?」
「ぐっ....」
...社長が黙った。認めたのだ。........兄と対立している終末。もう12年も会っていない。社長を見下ろしながらそう言う...ヒムちゃん?あ。ヒールで社長の背中を踏んだ。
:終末ってあの終末!?
:この企業やばすぎる
:ちょーっと俺も踏んでほしい
:社長そこ変われ
:ヒムちゃんそこ変わって
:それはもう違う人同士なのよ
「終末は、私たちご奉仕会からしたら、私たちの将来のお義兄さんを傷つけた敵対組織よ。テロも許されないけれど、それが1番腹立たしいわ。」
...それを聞いて嬉しく思ってしまった。まだ、まだ兄は必要とされてる。帰ってきてほしいと思われてる。その事実だけでこみ上げてくるものがある。
「さようなら。」
冷たい目で見て社長のもとを去る....ヒムちゃん?すると、こっちに向かってきて。
「好き~~~~~♡!!!!」
タックルしてきたので受け止める.....誰???
:ファッ!!?
:クール系どこ行った!!!
:クールは!!?
:なぁぁぁぁぁにぃぃぃぃぃ!!
:それ違うクールや!!
:.....清楚系を謳ってる女優を思い出したわ
:やっば。めっちゃ納得いった
:確かにすぎるwww
:困惑してたのに納得して、急にスンッってなってしまった俺氏
納得してしまったことに悔しさを感じながら(?)...ヒムちゃん?に聞く。
「どうしてそこまで慕ってくれ」
「私が小さいころに助けてもらったの!!あ、私はヒムちゃんって呼んで♡!!」
最後まで話すことができない位に即答したヒムちゃん。
「ご奉仕会ならいいよ♡」
何が良いのか分からないですエイヴァさん....
:はい嫁が増えました
:早いって!!
:..強くなったらモテる.....?
:先に成長限界が来るだろ....
(蜜)「ん。ヒムちゃんの惚気話を聞きたい。」
「僕も~~!」
(ナ)「...気になる。すごく。」
「そうね。いいんじゃない?聞きましょ。」
打ち解けるのが速すぎる。エイヴァたち5人がヒムちゃんの方に集まって話をし始める。俺1人だけ置いて行かれていると、
「...ご主人様。魔族との戦い、お疲れさまでした。」
高橋が現れ.....執事服着てる!!?
「空港での待ち時間に着替えました。奥様方を除いた女性方はメイドに着替え済みですっ。今は救急隊の手伝いをしてますが。」
グッ!(親指を立てる)じゃないよ?...ちょっと待って、執事服の衝撃が強すぎて頭に入ってこない。
「それよりもご主人様。奥様方を含めた女性方は、今は一時的な解毒薬で緩和してはいますが..いずれ好感度は戻ります。むしろ今回の件で上がってます。」
いやだから執事...解毒剤があったのか...緩和してた?監禁って言ってましたよ?
「...その、がんばってくださいね。」
顔をそらしながらそういう高橋。...アッ、これ俺死にますね。5回くらい。
「そっ....それよりも!その..蜜瑠様にご主人様のお兄様の話を聞きました。当時のニュースも見させていただきました..今回の件の外見と合わせて、お兄様と一緒に居たのは魔族で間違いないと思います。」
:何年前だあの事件...
:12年前
:あれってご主人様のお兄さんやったんか!!?
:俺も初めて知った!!
:終末とやり合ってるあの人が!!?
:....野村家、血筋が優秀?
「.......。」
どこか分かっていたような事実を言われて何も言えなかった。最初エミリーを殺そうとしていた魔族を見たときに少しだけ、防犯カメラで見た兄が引っ張っていく女性を思い出してしまった。
...見た女性は角がなかったはず。
(蜜)「ん。お父さんから電話。」
山本さんから!!?と驚きながらスマホを受け取る。
「山本さん!!見てましたか?!!」
『山本じゃなくて悪かったな!早速で悪いが、』
あ~~~~。終わった~~~~~。清二さんの声だった。説教...?あれだけ頑張ったのに?
『...お前の兄がモンスターを外に出したあのダンジョンに、リュカたちが入っていたことが分かった。イレギュラーを呼び出す条件を絞るために色々と10年以上前から活動していたらしい。』
...............................は?
急いで配信のマイクのスイッチを切る。そんなことがある?あっていいはずがない。だってそれは、
魔族を人為的に呼び出すことができるということだから。
この作品のアナザーストーリーを投稿します!!
こっちは元気に明るく大勢といちゃいちゃ。
あっちは暗く、1人に愛を捧げます!!
対比していますが、それぞれの作品の解釈をより深めることができると思います!
♀ゴブリンに一目惚れしました。怖いのは人間の方です。
というタイトルです!
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