2度目
「....私だって、変わりたいんです。分かってるんです。変わらないといけないって。だ、だから、私は!あなたを!!信じます!!絶対に!!」
「...作戦は」
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「じゅ、準備はできました!信じてますからね!!」
ポーションをだきかかえるエミリーをモンスターがいる方に投げる。上手く着地したエミリーは、
「わ、私を見て..!注目の的!」
アテンションはモンスターの攻撃対象を自分にさせるスキル。エミリーの周りにモンスターが集まっていく。
「「「「「“ぐるるるるる!!”」」」」」
「「「「「“ぴぎぃぃ!!”」」」」」
まだ....
「信じる....私は.......信じる...」
「「「「「“ぐるぁぁぁ!!”」」」」」
モンスターが一斉にエミリーに突撃する。
まだ....もう少し...集まったら!
「私は変わる..大丈夫....」
「「「「「“からきる!!!”」」」」」
今!!!
「雷龍王!!」
雷龍王を自分に纏って上に向かう。素早さは5倍になる。ただ、雷龍王は持続時間が5秒なのだ。これで決め切らないと、負けるのはこっち側。
「“ぎゃぁぁ!!”」
ワイバーンが、気付いて更に上に逃げようとするが
「強破!!」
「“ぐぎゃ!!?”」
ワイバーンを強破で一刀両断する。
1.01s
まだ、強破の効果が残っているうちにダイロを倒しておきたい。刀が折れることを万が一にも避けるため。
「「「「「“か、から!!!”」」」」」
狙いに気づいたダイロたちが方向を変えて逃げ出す。それらを、エミリーに雷龍王が当たらない様に倒していく。
「“ぴぎゃっ!”」
「“から....”」
雷龍王がエミリーに当たる事を防ぎたかったため、纏って倒すしかなかった。ただ、エミリーがモンスターを集めてくれたため、楽に倒せる。
「“ぴっ!”」
壁を蹴って方向を変えては、また切る。
「“ぴぎゃぁぁぁ!!!”」
「“ぴにゅっ!”」
これでダイロは最後!!ギリギリ強破の効果が切れないうちに倒しきれた。
1.98s
次はアイアンキメラ。この2秒で、かなり離れられた。ただ、アイアンキメラを倒すだけなら強破は要らない。
「“きゃん!!”」
「“ぎゃっ!”」
「“ぎゃぁぁぁ!!”」
は、はは。俺はもう素早さが上がらないけど、今、さらに早くなれる感じがした。楽しい!!壁を蹴ると加速する!!!!上から下に向かって切ると加速する!!!!
「“がぁぁ.....”」
4.12s
これで、壁から出てきたモンスターは倒し終えた。
後は....!!!
「な、なんでこっちにくるんですか..?い、いやっ...いやぁ!」
エミリーに近づいて、エミリーの首を掠めるギリギリを狙って刀で突く。
「がっ.....な、なぜぇっ..........」
5.00s
俺が纏っていた雷龍王が消える。
「....え?わ、私。し、死んでない?」
エミリーの後ろにいた、褐色の肌をしている、角がある男が倒れる。
「え。だ、誰ですか?この人。」
「いや...俺にも.....ただ、エミリーを殺そうとしていたから。あ...もう無理...」
倒れそうになったところをエミリーが受け止める。最近、本気を出したことはなかった。
「...そ、その..ですね....う、疑ってごめんなさい!!」
:ちょ、ちょっと待ってくれ情報が!
:ご、ご主人様が勝ったのは分かった。
:いや、なんで勝てるんだよ!!
:ご主人様だからだろ!!
:ワイバーン1撃で死んだwww
:マジで5秒くらいwww
「いや、大丈夫ならよかった。」
「っ~~~~~~!!」
:あの千歳ダンジョンのやつですら本気じゃなかった..?
:それで?そのコスプレイヤーは?
:エミリーちゃんを殺そうとしてたんやろ?
正直、分からない。そもそも、アイアンキメラを倒してる間にテンションがおかしくなった瞬間に感じた気配と殺気。蜜瑠よりも上手い気配遮断。
あの男の人が、絶対にバレないと油断していなかったら勝てていなかったかもしれない。
「全くわかりません!」
正直、魔力不足で倦怠感が襲ってきていて、今すぐにでも寝たい。だから大声で言う。決め顔をしながら(?)。
:決め顔でwwwww
:やけくそみたいな言い方ww
:もしかして、魔力切れそうやったんか
:え
:ギリギリだったってこと?
「あ、ひ、膝を使ってください!」
エミリーが俺の反応を待たずに、俺を膝枕する。柔らかい。寝れる。
:あーあ
:まーた増えたぞ嫁候補
:やっぱ強い男には惹かれるんやろね
:ご奉仕会の女性たちがいないwww
:普段なら噛みついてるのに
:あの無双にやられたんだろ(適当)
「ふぇっ...!?よ、嫁だなんてそ、そんな..!!」
:顔wwwww
:まんざらでもなさそうwww
:今妄想したでしょー!
「し、しししてません!!そ、それに!決して、戦ってる様子がかっこよくて、顔もかっこよくて、一瞬で好きになったとかじゃないですから!!信じて、それに応えてくれてかっこいいとか思ってないですから!」
:わっっっかりやす!!
:アニメのそれやん
:パニックになってるwww
:どんな妄想をしたか言ってごらん!
:流石にそれで言わないでしょ(フラグ)
「隣に立って一緒にお料理をしたりとか、デートしたりとか、こ、子供を...な、なんて思ってませんから!!」
:ちょっっっろ
:ムッツリさんやったか
:【朗報】世界2位、エミリーちゃん。ムッツリさん
:かあいい
:顔赤っ!
「...あ、あのー?ポーションを....」
言った作戦には第2波に警戒してポーションを俺に飲ませてほしいとあったはず....言ったよね?うん。言った言った。倦怠感が辛いから..ちょっと早くしてくれると..
「あ、ご、ごめんなさい!今飲ませますから!!」
:口移し!!口移し!!
:www
「し、しないですー!」
:やっぱムッツリさんにはできないか~
:好きなんだもんね!
:かっこいいからできないか~
:妄想がはかどっちゃうもんね^^
「い、いいですよ!!や、やります!!やっちゃいますからね!!」
え。




