日本語って難しい
<4時間目・数学>
「今回の数学は自習です。キョウジュ教授がお帰りになられたので。」
若い男の人が自習を伝えにきた。その人が講義室から出た直後だった。高橋から、
「すいません...Cランク以下の生徒は基本、自分より強いやつは認めない。という感じでして....洗...改心させれず..」
今、洗脳と言いかけたことは聞かなかったことにして。
未成年の時点でCランクは一般的には優秀だからプライドが高い。一人っ子ならなお甘やかされて育つから...と思いながら高橋を警戒する。高橋の目線が胸に...。女装はやめたのに....。チョットコワイ。
「ねぇ、そんな女より、私の方がいいと思わない?」
後ろから話しかけられた。...す?シチュー...?
(蜜)「ん。シュチューデント。」
が、胸元を派手に開けた服装をしていた。
「Eランクの生徒なんてたかが知れてるわよwww。私の方が気持ちよくしてあげられるけど?」
舌を出しながら右手を丸めて上下させるし..スチューデント?
(ナ)「...シュチューデント。」
シュチューデント。するとハンナが、
「あなたにはキョウジュがいるでしょ?」
「あんなのパパ活よ。適当に好き好きアンアン言えばお金をくれるのよ?最高の仕事と思わない?ま、15才でCランク、将来有望の私なら引く手あまただけど。」
地雷でしかない。色々と..
「ダーリンの夜は舐めない方がいいよ...本当に。」
「僕もそう思う。」
ぶっちゃけダサいと思とんねん。2回連続で負けてるの(謎の京都弁)。今日は絶対に勝つ!!!
「っ...!雑魚のあんたは黙って!!」
「...もう僕は雑魚じゃない。」
「へ~~~~~www言うじゃない。明日の昼、勝負しましょ。私が勝ったら大人しく消えなさい。あなたが勝ったら..なんでもいいわww。どうせ負けないしww。」
講義室がどよめく。...シュチューデントに敗北フラグが立ったから。
「いいよ。ダーリン、僕たちの審判をお願いしていい?」
当然、と頷く。
「私の強さを見せてあげるわ!!」
「僕にはダーリンしかいないんだ...手加減はしないから。全力で....」
今、ザラが小さい声でぶっ殺すと言った。確かに言った。目が怖い。
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<休憩時間>
次の時間も数学なのはどうかと思う。理系の学校でもこんなことはしない...はず。今、俺は学園の端にあるウサギ小屋にきている。
ウサギ小屋の壁を正しく押して呪文?を唱えると、壁が開いて階段が現れる。中に足を踏み入れると壁が閉じる。.....あれ?...ここから出る方法を知らない。..最悪壁を壊そう。
「おや...その顔、日本人だね?安心しな、あたしゃ、日本語も喋れるのさ。あたしの旦那も日本人でね。」
長い階段を降りるとおばあさんがいた。
「さて、あんたはここに何をしに来たんだい?ここに来るということは、相当の情報通。あたしの、【薬剤神】のスキルも知ってるんだろう?金さえ払えば何の薬でもいい。あたしが作る。」
「あ~。」
いざ言うとなると緊張する。エイヴァやハンナ達が
『ダーリンになら何されてもいいからね♡』
『むしろ無理やりしてくれてもいいわよ。それはそれで興奮するから。』
(蜜)『ん。誠一に薬を飲まされて無理やりなんて、妄想もしてきた。10年間想いに気づいてくれないから。』
と言っていたからいいと分かってはいる。
「なんというか..一時的に...こう、感度を上げる薬を作ってほしいです。」
「..ほう、きちんとお金もある。放課後すぐここに来な。...あんた、相当強いのにそれを買うということは、相当な事情があるね?」
「...聞かないでほしいです。」
負けた後、顔を覗かれながらの
『ダーリン♡可愛い♡』
は、本当に悔しかった。
「一応、合意がないなら犯罪だが、分かっているんだね?」
頷く。
「いい顔だね。...分かった。おまけしとくよ。昔の旦那の顔に似ていたからね。他は大丈夫かい?」
「.....ここからの出方を教えてほしいです。」
「へ....?..はははははっ!!本当にあんたはそっくりだねwwあたしの旦那に!」
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<5時間目・数学(自習)>
この時間割は本当にどうかと思う。探索者とは(哲学)。
「ダーリン?さっきはどこに行ってたの?」
「トイレ。」
下手に話すとバレそうなので、最低限の会話で乗り切る。今夜は覚悟するがいい!!
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<夜・ホテル>
放課後、ウサギ小屋の近くに行くと紙袋がおいてあった。中を見ると瓶が二つ。コップ一杯の水に一滴垂らすといいらしい。
「?この水、なんか味が...」
「そう?僕は何も感じないけど。」
ハンナの味覚が鋭くて焦ったが、無事全員が飲んだ。晩ご飯を食べて30分経ったため、そろそろ効果が....!
「....ダーリン♡何か混ぜたでしょ♡」
きたきた!!
(蜜)「ん。誠一が好き。大好き。この気持ちが抑えられない。あはははははは♡」
....思ってた反応とは違う。あれ?
「....明日の試合。僕以外を見たら許さないから。」
(ナ)「...私たち以外の女性を見ること自体を禁止にする。」
「そうね。そうしましょ。」
.............え?
「ダーリン♡惚れ薬なんか使わなくたって、私たちはダーリンの事が大好きなのに~♡いっぱい安心させてあげるね♡」
...............................え?惚れ薬?
あ、
『こう、感度を上げる薬を作ってほしいです。』
こう、感度を上げる薬を、好感度を上げる薬だと、聞き間違えたのかあのおばあさん!!!!!
(蜜)「ん。逃がさない♡」




