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成長限界を迎えた男の「最強」防衛録  作者: 烈育
まずは「最強」へ
14/43

宜野座刑務所③

ナナの勢いに押されて、部屋に戻ってくると、晩御飯が用意されていたが


「なんで戻らせたのか言いなさいって言ってるでしょ!私たちはチームなんだから!」


「...いや。」


「なんでよ!」


この有様だ。ハンナとナナが口論を始めた。


「えへへ~♡ご主人様ぁ~~♡」


酔っぱらっているエイヴァが羨ましい。なぜそこまでお気楽なのか。


「....演技に決まってるじゃん~♡盗聴器とかあるかもだし。これを言うにはね~それらを警戒しないといけないんだよ♡」


と抱き着いてきて耳元でささやいてくる。..これ?


「..ねぇ、ご主人様。リュカが殺したのは3人。でも、その場にいた子供は3人とは言われてないよね。」


急にしっかりとしたエイヴァに戸惑いを隠せないが、言われていることは確かにそうだ。


「しかもリュカが殺したとされてるのはちょうどあそこ付近。事件が起きたのは10年ほど前。ナナの年齢的にも..ね?♡」


....あり得なくはない。え?こんなに優秀なの?エイヴァって。


「もっと褒めてくれたっていいんだよ♡それかもう結婚しちゃう?♡」


結婚はちょっと...なんで好かれてるのかすら分からないし...


「今回の仕事のためにご主人様の事を調べたとき、ご主人様がやってきた経歴を見て一目惚れしちゃった♡ほら、この仕事をしてると皆、人には言えないことしてるからね♡」


な、なるほど?


「話を戻すとね、ナナが喋るときに間が空く癖が、帰ろうと提案した時はなかった。じゃあ、トラウマか何かで余裕がなかったと考えるのもいいんじゃないかな。」


------------------------------------------------------------

『...もういいでしょ、帰ろう。』


『え~、まだご主人様とデートしたい~。』


『私もまだ不完全燃焼よ!どうしたn』


『いいから!』

------------------------------------------------------------


言われてみると確かに。『いいから!!』はむしろ割り込んで言っている。


「でしょ!褒めて褒めて~♡」


...単純にすごいと思ったので頭を撫でる。


「あ♡なにこりぇ~♡溶けちゃうよ~♡」


「ちょっと!何汚らわしいことをしてるのよ!!」


頭撫でるだけでこうなるとは思わないでしょうが!


「もうむりぃ♡これから、ご主人様じゃなくてダーリンって言う~♡」


「...これから、半径2m以内に近寄らないでくれる?汚らわしいから。」


「...私もそうしてほしい。」


...ハンナとナナからゴミを見る目で見られるんですけど、エイヴァさん。


「...これで行動しやすくなったでしょ♡?」


でしょ♡?じゃないんですが。


------------------------------------------------------------

  <翌日>

「本日は食堂の監視をしていただきます。監視部屋で監視カメラを見ていただき、異常があれば、モニターの前にあるボタンをおして重力魔法をかけ、拘束してくだs」


「そんなものいらないわ!私が直々に格の違いを見せてあげる!」


「...私も着いていく。それといるよりいい。」


そう言って食堂へ走っていくハンナとナナ。..ついにそれ呼ばわり....エイヴァ、反省してる?


「ダーリン好き~♡」


:バラバラすぎるこのチーム

:ダーリン!?

:<あーちゃん>...帰ったらお仕置きね

:<真由>.......

:ご主人様...?後で説明してくださいね

:これはあかん


悪寒がしたので監視部屋へと入ろうとすると、扉に大きく【ここから先、電子機器の持ち込み禁止。】と書かれてあった。


「あ、ここからは配信できないみたいなので一度切りますね~。」


:つまり密室で二人きりと

:何も起きないはずがなく

:<ゆーちゃん>.........

:<姫川法子>手を出すなら私にしてくださいね

:仕事がんばえ~


かなり長い廊下を歩き、監視部屋に着く。監視部屋の中には重力魔法を使うための巨大な機械に繋がったボタンとモニター、があった。音も聞こえるみたいで、


『私が監視するから、問題ごとは起こせないわよ!!』


と元気な声が聞こえる。


「ダーリン♡スーハースーハー」


と抱き着いてくるエイヴァ。昨日の夜に色々調べてくれていたらしいため、疲れているのかと心配していると、しばらく嗅いで満足したのか


「...ねぇダーリン。調べてもらったら、あの、ナナというCIAのメンバーはいないんだって。私も書類でしか見てなかったから知らなかったけど。」


と耳元で話してくる。


CIAじゃない..?じゃあナナは一体誰なのか。それを考えていると、


『ちょっと!そこ、ケンカしない!やめないと叩き切るわよ!』


とケンカの仲裁(?)に動いているハンナの元気な声が聞こえ、モニターの方を向いた瞬間


『...な、なんで皆してこっちに来るのよ!座って食べなさい!』


囚人たちがハンナの方へ歩いていく。異常だと思ったのでボタンを押しても、重力魔法が効いてる様子はない。世界10位としても、数で攻められると負けるだろう。


「っ!ダーリン!扉が開かない!!」


はめられたと気づくのに時間はかからなかった。そもそも、電子機器を使ってはいけないような機械がない時点で疑うべきだったのだ。


「どいてくれ!!扉を吹っ飛ばす!」


扉を蹴ると、扉がひしゃげて吹っ飛んでいく。このまま走っても間に合うか怪しい。エイヴァを抱きかかえ


「あ♡嬉しいけど、それは今晩♡」


何か言っているがそれを無視して、


「雷龍!」


雷龍を纏って食堂へ向かう。

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