↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
24/52

24話 漆黒の翼①

ポイント、評価、ブックマーク誠にありがとうございます。連載の励みになっています。


「うふふふふ、寄生虫が本当の事を言われたから、泣きながら逃げ出してったわw」

「ははははは!結局糞虫は自分のした事がばれて逃げ出したかw」

エリザベートとカルヴィンはご機嫌だった。

特にカルヴィンはこれから毎日エリザベートを抱けるからご満悦だった。


「これからは毎日君と一緒に入れるよ、エリザベート会いたかったよ」

「うふふふふ、私もよ、今日はカルヴィンに溜まってた物全部吸い取っちゃうから」

二人はハグをすると周囲の目を気にせず、当たり前の様に、長めのディープキスをした。

エリザベートはこのパーティーに居る限りお金が無限に稼げるから、

リーダーをしているカルヴィンを手放すわけがなかった。お金のため。


「そうそう、皆に紹介するわね」

エリザベートがこの場に居る九人の紹介を始めた。


「ヴァーナレル伯爵家次男のサミエル様です」

身長167㎝ 21歳 金髪で小太り 今回は山を登ると言う事で、全身を皮の鎧で着飾っている。

現在はコネでCランク冒険者 今回の遠征でAランクにするため、ワイバーンの群れを倒す事になった。


「そこの者たちが、わらわを今回の遠征でAランクにしてくれるのだな」

「金はお父様が前払いしておるから、しっかりやり遂げるのだぞ」

サミエルは伯爵家の子息なので、皆心に怒りを隠していたが、

本人と従者以外の表情は引きつっていた。


「こらのお二人は、サミエル様の御付きの従者のロレッタさんとトミーさんです」

ロレッタは身長168㎝ 16歳 金髪 やせ型 全身安めの皮の鎧を着着用。

サミエルの身の回りの世話係

トミーは身長165㎝ 15歳 茶発 やせ型 麻のシャツ、ズボン着用 

スキル【ハイ空間収納】持ち サミエルの荷物持ち


「こちらがポーターのランゼムさんで、グルバリア王国内で数少ないスキル

【ギガ空間収納】持ちです。私が見つけてきたプロ中のプロです」


ランゼムは先程、サンドライトが空間収納から出した魔物の遺体の前で、

顔色を青くしたまま呆然と立ったままだった。

エリザベートが自分を紹介してることを気づかない程呆然としている。


「Aランクパーティー漆黒の翼のメンバー5人を紹介します」


「リーダーの剣士のカルヴィンさん」カルヴィンが軽く会釈した。

身長182㎝ 20歳 全身を高価な皮の鎧に金属の肩当と胸当て着用


「盾士のオーウェンさん」オーウェンが会釈した。

身長189㎝ 23歳 全身を高価な金属の鎧着用


「剣士のヒルダさん」ヒルダが会釈した。

身長178㎝ 21歳 全身を高価な皮の鎧に金属の肩当と胸当て着用


「上級魔法士のセシリアさん」セシリアが深々とお辞儀をした。

身長168㎝ 16歳 全身を高価な皮の鎧 ローブ着用


「上級魔法士のエリザベートです、皆さま宜しくお願いしますわ」

エリザベートがお辞儀をした。

身長165㎝ 19歳 全身を高価な皮の鎧 ローブ着用


未だポーターのランゼムは、魔物の遺体の前で顔色を青くしたまま、微動だにしなかった。

「ランゼムさん、どうしましたぁ?」

エリザベートがランゼムに声をかける。


「・・・・・・・・・・あいつおかしいよ・・」

「ランゼムさん?」

「無理です。こんなおかしな量、バカげてます!」

ランゼムは泣きそうな表情で大声で言った。


「はぁ?ランゼムさん、【ギガ空間収納】でしょ」

「ランゼムさん、自分で言ってたじゃないですか!【空間収納】の100倍は入りますって」

「あの寄生虫の出した物位、早く収納してくださいよ、貴方プロのポーターでしょ」

「そろそろ出発しないといけないし、貴方を連れてきた私のメンツ潰す気なの?」

エリザベートは、ランゼムの言い分に呆れた顔をしながら、少し声に怒りがにじんでいた。


ランゼムの目の前には、ゴブリン71体、オーク46体、オーガ27体、

ホワイトファングウルフ47体の未解体の遺体があった。

ホワイトファングウルフは1体4メートル以上ある個体だ。


「ホワイトファングウルフを全部解体して毛皮と牙と爪だけにしてください」

「それ以外の遺体は全部ここで焼却してください、運べません」

ランゼムもプロの意地が有るので、自分のキャパシティーで出来る範囲の回答を出した。


「ちょっとランゼムさん何言ってるんですか?これ只の【空間収納】持ちの荷物ですよ」

エリザベートはランゼムの言い分に耳御疑った。


「ありえないんですよ、この量は只の空間収納から出てくる量じゃありません」

「【テラ空間収納】持ちの方と仕事した機会がありましたが、その方でもこの量の三分の一入らないと思いますよ」

「さっきの人、何者ですか?この量おかしいですよ」

ランゼムは頭の中がパニックになっていた。

エリザベートが、道中散々あの子供の悪口を言っていた。何もできない、魔法は初級、スキルが【空間収納】でチームのメンバーが困っている、お荷物だったと聞いていたのでランゼムも、駄目な子供なんだなと思っていたが、自分の目の前でこの量全部を出された時、彼は震えていた。


目の前に、化け物が居ると。しかもこの化け物は、皆に用無しと言われていた。

彼が用無しなら世界中にほんの僅かしか居ない【テラ空間収納】持ちでもごみ扱いされる。

ランゼムは大変なパーティーに来てしまったと冷や汗を流した。


しかもこの凄い量も当たり前に収納できる、世界で無二の能力を持つ者に対して、

このパーティーメンバーが今朝行った彼への扱いは正に頭のおかしい所業に思えた。



連載のモチベーションのためにも、ポイント、評価等よろしければお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。