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蛍光刀 いつ蛍が光るか?  作者: 渋谷かな
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「中国殺人拳法 玄武高速拳!」


築たちと藤原玄茂こと、玄武の戦いが始まる。玄武は中国殺人拳法の使い手だった。


「・・・手が短い。」


玄武の手足は亀だけに短かった。生まれながらに残念な設定である。


「雪オカマの私と同じくらい悲しいよ。」

「私、火車で良かった。」


雪オカマと火車も玄武に同情する。周囲の悲しみに包まれた雰囲気を玄武は肌身で感じる。


「うるさい! おまえたちに私の苦しみが分かるものか!?」

「分かりませんって。」


吠える玄武に築、雪オカマ、火車は完全否定する。


「こうなったら、3人で攻撃して、さっさと勝負をつけよう!」

「おおよ!」

「そうですね。」


玄武の残念な殺人拳法を見て勝機を感じた築たちは攻撃に転じる。


「いでよ! カシャットウ! 炎斬り!」

「凍えろ! 築、意外! 氷息!」

「タバコのポイ捨てはやめよう1 火車大車輪!」


築たちは必殺技で一度に攻撃する。玄武は手と足を子らに隠し防御する。


「やったか!?」

「私たちの勝利だよ!」

「勝った! 火車った!」


築たちは渾身の攻撃を撃ち込んだので、玄武を倒したと確信していた。


「喜ぶのはまだ早い!」


なんと玄武は無傷で立っていた。


「こ、甲羅だ!? あの甲羅で攻撃を防いだんだ!」

「そんなのありかよ!?」

「亀の丸焼きにならない!?」


玄武は最強の盾ならぬ、最強の甲羅を持っていた。


「どうだ! 私の甲羅は? この甲羅がある限り、私に敗北の文字はない! くらえ! 中国殺人拳法 玄武高速拳!」

「短い・・・。」

「負けはなくても、勝利はないよ。」

「私、火車に生まれて良かった。」


玄武は最強の甲羅で全ての攻撃を防ぐが、築くに甲羅を掴まれ、短い手足のため中国殺人拳法が築に届くことは無かった。


「あの甲羅を何とかしなければ、俺たちに勝利はない!?」

「凍らせてから強打で割るかい?」

「炎もダメ。氷もダメ。これが本当の手も足もでない。」


困り果てる築たち。その様子を見ていた玄武はチャンスと感じる。


「侮るなよ! 中国殺人拳法が拳だけと思うなよ!」

「なに!?」

「蛇尾連撃!」


玄武は蛇のような尻尾を鞭のように扱い築たちを攻撃してくる。尻尾は手足と違い射程距離は十分あった。


「うわあ!? なんていう亀だ!?」

「クソっ!? だんだんムカついてきた!?」

「私の後ろに隠れないで!?」


築たちは玄武の攻撃に窮地に陥るのだった。


つづく

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