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「え? 私も戦うの!?」
囚われの楓の姉、幽霊の桜である。蛍たちの作戦会議で、応援専門の桜も戦えと言われていた。
「当然だ。おまえの妹なんだからな。」
「そうだ1 そうだよ! 築の言う通りだ!」
築と一緒に二人で行きたい雪オカマは戦闘員が増えるのは大歓迎である。
「蛍! おまえも何か言ってやってくれ!」
「がんばろう! 桜さん!」
「そ、そんな・・・。私にどうしろと?」
蛍にまで見放されて落胆する桜。
「可愛そうなめ。」
「人間はアホ。」
「やったよー! これで築と一緒に行ける。」
こうして桜も妹の楓を救出するために誕生に借り出された。
「楓! お姉ちゃんが助けてあげるからね!」
回想も終わり現実に戻る。桜は上総にやって来た。
「お嬢さん。そこの幽霊のお嬢さん。」
「はい?」
桜の前にお爺さんが現れた。お爺さんの目つきはどこかいやらしかった。
「わ、私!? 私のことが見えるんですか?」
「見えるよ。私は人間も妖怪も見ることができるんだ。」
「すごい! お爺さん!」
思わず拍手をパチパチ送る桜。
「ていうか、幽霊の私が見えるあなたは何者?」
「私は偉大なる新皇様から上総を預かっている上総介、興世王である。」
「私の妹をさらった平将門の手下ね!?」
「いかにも。」
なんとお爺さんは平将門の新皇8将の一人、上総介の興世王であった。
「楓を返しなさい!」
「それは新皇様に言うんだな。それより若いお嬢。爺と遊ばないかい?」
「遊びません!」
「ケチッ。年寄りには優しく接するものだ。」
「ベー!」
あっかんべーする桜。その態度に興世王はムカムカしてくる。
「なら仕方がない。殺してから、頂くことにしよう。」
「もう死んでます!」
桜は死んで幽霊に転職しました。楓は桜を生き返らせるために蛍と旅に出た。
「安心しろ。私は幽霊も好物だ。」
「気持ち悪いことを言わないで下さい!」
興世王は桜を食べようと考えている。いったい興世王の正体とは?
「そう簡単に、カワイイ幽霊を食べれると思ったら大間違いよ! 私だって何の特技もなく戦場に来た訳じゃないんだから! 見せてあげよう! 私の実力を!」
そう言うと桜は地面に手を置いた。そして桜は言葉を唱える。
「いでよ! 幽霊! 妖怪! 魑魅魍魎!」
桜の呼びかけに応じて地面が光る。その光の中から何かが現れる。
つづく。




