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蛍光刀 いつ蛍が光るか?  作者: 渋谷かな
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「痺れ香なめ。」


ナメクジ先生は薬物や香りの専門家。逃げながら香りを周囲に散布していたのだった。


「卑怯者!?」


痺れで体が動かない平将為。それをドヤ顔で見つめるナメクジ先生。


「私は卑怯者ではない。卑怯ナメクジなめ。」


言葉勝負では、ナメクジ先生の方が1枚上手だった。しかし平将為も抵抗をやめない。


「さあ、どうやってなめなめしてやろうかなめ?」

「フッ。これで俺様の動きを封じ込めたつもりか?」

「なめ?」

「こんなもの俺様の気合で何とでもしてやる! 俺様二刀流 二枚気合! でやあ!」


平将為は気合でナメクジ先生の縛りを解き放つ。平将為の体は自由に動けるようになった。


「見たか! ナメクジ野郎!」

「そんなのありかなめ!?」


自分の自信のあった縛り香が簡単に破られて驚く。平将為は反撃に出る。


「よくもやったな! ナメクジ野郎! みじん切りにしてくれる! 俺様二刀流 二枚みじん斬り!」

「ギャア! 眠り香をくらえなめ。」

「う!? 急に眠気が・・・。」

「やったなめ!?」

「負けるものか! 俺様二刀流 二枚気合! 気合いだ!」

「ギャア!? なめ。」


平将為はナメクジ先生の眠り香も気合で跳ねのけた。ナメクジ先生は逃げながら、次から次へと香りを出す。


「毒香!」

「気合いだ!」

「錯乱香!」

「気合いだ!」

「盲目香!」

「気合いだ!」


ナメクジ先生の香り攻撃は、全て平将為の気合の前に破られた。平将為はストレスが溜まる所か、気合が充実して士気が高揚している。


「もうおしまいか! ナメクジ野郎! 今度は俺様の番だ! ナメクジをスライスしてやるぜ! 俺様二刀流 二枚薄切り! でやあ!」

「ギャア!?」


ナメクジ先生は薄切りハムのようにスライスされていく。しかし、ナメクジ先生の様子が変だ。


「あれ? 痛くない? そうか! ナメクジに神経は何のかもしれない。」

「そんなのありか!? このナメクジ野郎め!?」


ナメクジ先生は何体生物で神経がないみたいだ。それどころか切った体から、新しいナメクジ先生が生まれる。


「ナメクジ分身!」

「き、気持ち悪い!?」


ナメクジ先生が10体位現れた。平将為は吐き気のする光景を見る。


「俺様は最強だ! 全て斬ってやる! 俺様二刀流 二枚斬りの5乗! でででででやあ!」

「ギャア!?」


腕に自信のある平将為は、分裂して増殖したナメクジ先生を通常の5倍の速さで斬っていく。


「どうだ!? やったか!?」

「無駄なめ。おまえはもう薬物中毒なめ。」


最強二刀流の平将為は50体位のナメクジ先生に囲まれていた。


つづく。

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