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「え、私の出番がいるなめ?」
ここは下総の国。なぜか戦闘不向きのナメクジ先生がいた。
「蛍と築とアホガラスと雪オカマが1人2体づつ倒せば、いいなめ。」
ナメクジ先生は決して強くはない。薬や芳香剤が専門分野だからだ。
回想。
「私は築と行くよ! 絶対に譲らないからね!」
楓を救出する作戦会議が行われていた。楓の救出には時間がなかった。新皇、平将門が楓の命を吸い取る前に助けなければいけない。雪オカマは愛する築と一緒にいたい。
「困った。どうする?」
「う~ん。」
「そうだよ! ナメクジ先生にも戦ってもらおうよ!」
「アホ! ナメクジ先生が殺されるアホ!」
「死にたくないなめ。」
「ナメクジ先生。私に今ここでナメクジの氷の標本にされるのと、戦場で死ぬのとどちらを選ぶ?」
「・・・戦いに行くなめ。」
こうしてナメクジ先生は下総の国まで、なめなめしに来た。ナメクジ先生は暇なので、そこら辺の草むらで薬草を探している。
「違う。違う。ただの雑草なめ。」
「おまえが俺様の相手か?」
「なめ?」
そこに一人の男が現れた。男は二本の刀を背中に持っている。
「俺様は偉大なる新皇様から下総の国を任された下総守、平将為だ。」
現れたのは平将門の配下の平将為だった。彼は刀の腕に自信があるようだった。
「俺様は最強の二刀流だ! ナメクジ野郎!」
「な、ナメクジ野郎!?」
「そうだ! ナメクジ野郎!?」
「ひどい言い方なめ・・・。」
平将門は自分のことを強いと思っている。その自信からか態度も出かかった。
「どうせ私はナメクジの妖怪なめ。」
ナメクジ先生は酷い言葉をかけられて落ち込んでいた。悲しみに包まれていた。
「暗い・・・もっと明るくいこうぜ! ナメクジ野郎! この俺様に殺してもらえるんだからな!」
「殺されるのに喜ぶナメクジはいないなめ。」
さすが博識の高いナメクジ先生。ごもっともな意見である。
「うるさいナメクジ野郎だ! 黙らしてやる!」
平将為は二本の刀を抜き構える。そしてナメクジ先生に襲い掛かる。
「最強二刀流 二枚斬り!」
平将為は二刀流でナメクジ先生を攻撃してくる。
「死にたくないなめ!?」
ナメクジ先生は走って逃げだす。
「待て! ナメクジ野郎!」
待てと言われて待つナメクジはいなかった。
「んん? なんだ? 目が霞むような?」
刀を振り回していた平将為の体に異変が起こり始めた。
「そろそろいいなめ。」
ナメクジ先生の反撃が始まろうとしていた。
つづく。




