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「師匠!?」
「おっさん!?」
蛍たちの前に現れたのは、平将門だった。
「よう、虫とお嬢ちゃん。憎い鎌倉幕府が討幕する所を見に来たぜ。」
平将門は上機嫌で現れた。
「ま、まさか!? 源頼朝さんを化け物化したのは師匠!?」
「その通り。私が呪いをかけた。呪いをかけるのは簡単だったよ。こいつへの恨みは怨念が積もっているからな。」
源頼朝に呪いをかけ化け物にしたのは平将門であった。
「師匠。鎌倉幕府を倒したんです。死者が生き返らせることができるんですよね?」
「ああ、生き返る。」
蛍たちが鎌倉幕府を倒そうとしたのは、平将門の「鎌倉幕府を倒せば、死者が生き返る」という言葉を信じたからだった。
「やったー! おみつ姫が生き返る!」
「桜お姉ちゃん! よかったね!」
「ありがとう! 楓!」
喜ぶ蛍と楓桜姉妹。
「ただし、生き返るのは、この私だ。」
平将門は鎌倉幕府を倒して生き返るのが自分だと言い放った。
「え?」
蛍たちは耳を疑った。
「蛍。おまえに礼を言うぞ。おまえのおかげで私を封印していた鎌倉幕府の守護霊を全て倒してくれたおかげで、私が生き返る邪魔者がいなくなったのだからな。」
「ええ!?」
平将門は源頼朝、源頼家、源実朝の3人の守護霊に封印されていたのだった。
「私は生き返るのだ。ハッハッハ!」
平将門は愉快過ぎて高笑いする。
「そ、そんな!? それでは最初から俺たちを騙していたんですか!? 師匠!?」
「騙される方が悪いんだ。バカ虫。」
「そんな・・・。」
平将門と蛍は決別した。
「来い。お嬢ちゃん。」
「はい! オッサン!」
平将門は楓に手を差し伸べる。
「楓には特別な力がある。私が生き返るために楓の霊力を全て吸いつくし、私の糧にしてやる。」
「なんだって!?」
平将門は楓の生命を自分が生き返るための生贄にするつもりだ。
「行くな! 楓!」
「もう遅い!」
「うんにゃ。」
楓は平将門に捕まれた。
「助けて! 蛍ちゃん!」
「今、助けるぞ! 楓!」
蛍は平将門に楓を取り戻すために突撃する。
「フッ。」
平将門は余裕の微笑みを浮かべる。
「うわあ!?」
突進していた蛍が吹き飛ばされる。
「なんだ!? こいつらは!?」
蛍の行く手を阻むように人の影が現れる。
「私を慕ってくれる将軍たちだよ。」
ズラッと8人の将軍が並ぶ姿は圧巻であった。
「私は日本を分国し、新しい天皇、新皇になるのだ!」
平将門の野望が動き出した。
つづく。




