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異世界へ

浴場の場所は簡単に見つかった。

「ゆ」と書かれた暖簾がかかっていたからだ。


中途半端に日本文化もあるのなこの世界…。


そう思いながら青い方を潜ろうとすると、


「そっちじゃない!こっちだ」


ナオが赤い方を指差す。


「本当にそっちに…」


天に向かって言い訳をかます。


「これは不可抗力だ、俺のせいではない。ちゃんと抗った。でもどうしようもないんだ。仕方ないんだよ」


「誰に言ってるんだ?」


「オーケー、いこう」


俺は決意して夢にまで見た楽園へのゲートをくぐる。

ゆっくりと暖簾が俺の視界を広げていく。

少しずつ露わになる新世界。

そこには誰もいない…。

なんてオチもなく、たくさんの女性がいた。

裸で。

これほどまで無防備な空間を俺は知らない。

布切れ1枚で隠したり隠さなかったり。

下着をつけていたり、つけていなかったり、つけかけだったり、つけてる最中だったり。

幼かったり、お年寄りだったり、丁度よかったり。

あまりの光景に語彙力を失うほどだったり。


ま、まあここまでは入念にエロゲやAVで予習してあるからな。

立体的で多少びっくりしたが…。


「ナギサ、ま、まだ入らないのか…?」


ナオに声をかけられ正気を取り戻す。


「あ、ああ今脱ぐ…」


ナオは既に全裸だった。


「一点の曇りもない無修正…」


これは予習の範囲外…。

だめだ、これはだめだ。

知り合いの全裸の破壊力たるや。

俺のあれがすっかり反応…。


「ないんだったわ…」

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