第六章 「ここに居る」
ブルーム寮。
そう銘打たれたプレートを掲げるアーチをくぐり、敷地の中に入る。
三年ぶりに訪れた、実家と呼べる場所。あのときのままのにおいを感じて、ルーティは大きく深呼吸をする。しかし、突然の眩暈におそわれた。
「おっと……大丈夫?」隣にいたナタリーに支えられる。
「うん……行こう」
そう言って前を向いたとき、傍を通り過ぎるものがあった。青みがかった黒髪を揺らす小さな女の子。ルーティを追い越し、寮のエントランスへ向かっていく。
女の子と同じ方向へ進む。両開きの大きな扉が見えた。扉の脇にあるインターホンを鳴らす。女性の声で応答があった。
「はい、どなたでしょうか?」
「あの……ルーティです」
ルーティにつづいて、ナタリーも名乗る。
「少し待っていてください」
やや遅れて扉が開く。中から現れたのは、ルーティが寮にいたころからここで職員をしているレイラだった。
「おかえりなさい、ルーティ」
「ただいま……」
「ル―ティと同じチームでアイドルをやっている、ナタリーです」
「ええ、マーリンさんからうかがっています。どうぞお入りください」
こちら側は、主に職員が業務を行う執務棟だ。エントランスから入ってすぐはロビー。簡単な応接卓と執務室、大勢が集まるときに利用する大広間がある。
そして、子どもたちが生活する宿舎棟へは、ここから一番奥に見える扉から行くことができる。胸が締めつけられるように苦しくなった。
ふと視界がちらつく。
それがおさまったとき、ルーティは必死に驚きを呑み込んだ。宿舎棟への扉から、「家族になろう」と言ってくれた頃のリアが現れ、こちらにやってきたのだ。
彼女は、レイラの背後から顔を覗かせて「おかえり」と言った。すると、先ほどルーティを追い越して先へ行った女の子が現れ、「ただいま」と返した。リアと手を取り合い、宿舎棟の方へ向かっていく。
「子どもたちは、みんな学校です。ルーティもいますし、あちらでお話しましょう」
レイラが、ルーティとナタリーを招いて、宿舎棟へ向かっていく。ナタリーも何事もなかったかのように、レイラの後ろをついていく。
――わたしにしか見えていない……?
宿舎棟への扉を開けると、木材でくみ上げられた、ぬくもりを感じる家が現れた。
中庭を横断する渡り廊下を通り、レイラがその先にある玄関の扉を開く。
扉の先には思い出と同じ光景が待っていた。部屋の間取りや内装、匂いや空気の肌触りが、たくさんの懐かしさを誘い出す。
レイラが先導し、宿舎棟の中央に位置するリビングダイニングへ向かう。
リビングの隅には大きなテレビがあり、その前にあるローテーブルを囲むようにソファーセットが配置されている。夕食の後、寮のみんなで映画を観たり、ボードゲームで遊んだりした光景が脳裏に浮かぶ。そこには、ちゃんとリアがいた。
込み上げてくるものをなんとか抑えて、ル―ティが口を開く。
「レイラさん、リアの部屋は……まだ、あるんですか?」
「そのままにしているよ。……そうだね。まずは、そっちに行こうか」
リアの部屋の鍵は、宿舎棟側の職員室で管理されていた。三人はそちらに向かう。職員室に入り、入り口近くでレイラが鍵を持ってくるのを待つ。
(職員室は入っちゃいけないんだよ)
ふと、後ろを振り向く。幼いリアが、入口の外で小声で訴えている。
(今日は特別だから、大丈夫)
そう言いながら、ルーティは、傍できょろきょろと不安げにたたずむ自分に似た女の子の頭をなでる。女の子は、くすぐったそうに目を細めながら、にこりと微笑む。
(隠れて。もうすぐレイラさんが来るよ)
そう言うと、傍にいた女の子が、あわててルーティの陰に隠れる。入口の外にいるリアと、小さな声でかくれんぼみたいと笑い合っている。
レイラが戻ってきた。
「さあ、行きましょう」
ルーティがきびすを返すと、隠れていた女の子とリアが勢いよく走り出した。
(わたしの部屋に寄ってから行くね!)
(うん! 早く来てね)
女の子が振り向きつつ言った言葉に、幼いリアが返事をする。二人の姿は廊下の先で、ふっ、と消えてしまった。
廊下を進むと、ブルーム寮の中で一番見慣れた光景に遭遇した。
かつてのルーティの部屋だ。
「今は、もう他の子の部屋になっているの」
レイラの言葉どおり、吊るされたプレートには、知らない子の名前が書かれている。
視界がちらつく。名前が自分のものに変わった。
その直後、扉をすり抜けて、ルーティの傍に隠れていた女の子が出てきた。作りかけのビーズのブレスレットを大事そうに持っている。
――あの子は、わたしなんだ……
リアの部屋に到着し、レイラが扉の鍵を開ける。
深呼吸をして覚悟を決めた。
扉をひらく。一瞬だけ視界がブラックアウトした。視界が戻ったとき、幼いリアがルーティの前を横切った。
リアは、部屋の奥にある棚からビーズがたくさん詰まったあのケースを取り出した。再びルーティの前を駆け、テーブルに作業マットを広げて、アクセサリづくりの準備をはじめた。彼女の目はとてもキラキラしている。
幼いルーティが部屋に入ってきた。リアがにっこりと微笑んで座るように促す。彼女も笑顔でうなずいてリアの隣に座った。
――大切な時間だったんだ……
胸に鋭い痛みを感じて、ルーティは思わず呻く。リアの不在が心を軋ませる。
「ごめんなさい。ルーティの涙を見ていたら、私も……」
レイラの震える声が聞こえた。彼女は涙を抑えながらリアの勉強机の方へ向かう。ルーティは涙を流していたことを、レイラに言われて初めて気づいた。
――目の前で、リアが楽しそうにわたしと遊んでいるのに、何が悲しいんだろう?
「一週間前には、ここにリアがいたって思うと……切なくなって……」
レイラが机上に置かれた二つの写真立てに優しく触れる。ルーティとリアの二人だけの写真と、ブルーム寮を背景とした集合写真が、それぞれに納められている。
「こっちの写真で、ルーティの隣にいるのが……」
「そう、リアです。ルーティの卒業式で撮った写真です」
二人の方の写真を見たナタリーに、レイラが答える。
「この頃から、だんだん体が弱くなって……通院と投薬、入院が増えて……」
ナタリーは、神妙な面持ちでゆっくりとうなずく。レイラがつづけた。
「一週間前は、二度目の手術を受けるための入院でした。退院したら、ルーティを迎えに行くってしきりに訴えていましたけど、手術のあと、容体が急変して……あのときの頑なな様子は、自分の身に何が起こるかを悟っていたのかもしれませんね」
今もビーズでアクセサリを作っているリアと、今の話が矛盾しすぎていて、まともに聞くことができなかった。
ナタリーがまた尋ねる。ルーティは、リアから目を離さなかった。
「……集合写真の方は、最近のものですか?」
「ええ、半年くらい前、です」
「たくさんの人がこの寮に関わっているんですね。まるで大家族みたいです」
「そうですね。親二人・子一人のような核家族よりもにぎやか、と言えるでしょうね」
「僕には家族がいて、『不自由なく』っていう暮らしをしていました。……でも、ぜんぜん楽しくなかったんです。こんなふうに、みんなと生活するって、どんな感じなんですか?」
「大人数での暮らしは……多彩で騒々しくて、さみしさを追い払う力があると思います。でも、子どもたちのさみしさは、そんな簡単になくせるものではありません」
「さみしさ……」
「家族をなくした孤独は、とても根強いものです。私たち職員に上手く甘えられなかったり、ままならないことに過剰に反発したり、あきらめて溜め込んだり……子どもたちは、いろんな形でさみしさを訴えています」
「リアさんも……?」
「大きな孤独を抱えていたと思います。でも、ルーティと仲良くなってからは、お互いを拠り所にすることで、それを乗り越えていたように見えました。ルーティが寮から旅立ったあとは、その力強さを寮のみんなに示してくれて……年長者として、寮で暮らす小さな子たちの支えとなって、私たちでは手が届かない心のケアを担ってくれました」
ふと、ルーティも、もう一つの集合写真に目をやった。
リアやレイラを含めて寮の職員や子どもたちが一同に揃っている。リアは、ルーティの知らない子どもたちに囲まれてまぶしい笑顔をこちらに向けている。
――まるで、あの子たちのお姉さんみたい……
写真の中にいる子どもたちが邪魔だった。
――リアは、わたしの妹なのに!
(そうだ!)
ビーズと向き合っていたリアが突然声を上げる。彼女が、隣で戸惑う幼いルーティに耳打ちすると、二人は微笑み合ってうなずいた。
二人連れ立って、ルーティのもとにやってきて、言った。
(いっしょに行こう!)
リアの元気な声にルーティが応える。
(行こうって、どこに?)
(女神様のところ!」
幼い自分の声を聞いて、ルーティが思わず口を開く。
「女神様のところに、行きたいな」
リアと小さなルーティが、ルーティの両手をそれぞれ引っ張っている。二人の手の温かさに涙がまた込み上げてきた。
「そうだね。まずはリアに会いに行ってあげて。彼女は、女神像が見守る共同墓地にいるよ」
「共同墓地……」
ナタリーのつぶやきに、レイラが応える。
「リアさんのご家族とお話をしたのですが……そういうことになりました」
ルーティの目に涙が溢れる。レイラが心配そうに顔を覗きこむ。
「ルーティ、大丈夫ですか?」
「はい」涙をぬぐう。「リアに、会いに行きます」
「教会までいっしょに行きましょう。ナタリーさんは……」
「僕も、教会まで」
ルーティの両手を引く二人が、やったぁ! と声を上げる。幼い二人に先導されて、三人は、ブルーム寮を出発した。
道の先にアヴニール教会が見えた。ルーティは、先を行くリアと幼い自分を追いかける。
二人は、教会の敷地内へ入ると、まっすぐ霊園の方に向かっていく。
教会に到着したルーティたちは、礼拝堂で牧師に声をかけた。
レイラが霊園に入りたいことを伝えると、牧師は「どうぞ」と快諾する。そして、先ほど背が高くて眼鏡をかけた女性が入っていった、と付け加えた。何かの取材をしているらしい。
牧師の言葉を受けて、ナタリーが確認する。
「ルーティ、一人で大丈夫?」
「……うん」
「わかった。つらくなったら、いつでも呼んで。レイラさんとここで待ってる」
「……ありがとう」
礼拝堂から外に出て、霊園へ向かった。
リアと幼いルーティが入口で待っていた。二人に合流しようと歩を進める。
しかし、二人は駆け足で女神像の方へ向かっていった。
「待って!」
ルーティはあわてて二人を追いかける。道の先にある小さな広場で二人を見失った。
ふと目を上げる。そこには、昔と変わらず慈愛にあふれた表情をした女神像があった。そのアルカイックスマイルに見惚れていると、誰かが女神像の背後にいることに気づく。
ちらりと見えたのはリアの横顔。そして、女神像の台座の裏には、幼いルーティもいた。
(誰か、いるんですか?)
リアが声を上げる。つい最近見た夢と同じ場面だ。
心に温かさが広がる。麻酔のようにじわりじわりと。心の軋みが少しずつ穏やかになる。
――リアは、こんなに近くに居たんだ。
ブルーム寮で、おかえりって言ってくれた。女神様のところまでいっしょに来てくれた。
今も話を聴いて、なぐさめてくれている。もうすぐ、家族になろうって、言ってくれて……そして、あんなに喜んでくれる。
「そう。あの子は、今もお前の傍にいる」突然の女性の声。
「だれっ!」
背後から、ひやりとした腕で肩をやさしく抱かれて、思わず身震いする。
甘く濃厚なジャスミンの香りとともに、背後の誰かが耳もとで冷たい声をささめく。
「確かめなさい。彼女の居場所を。まずは女神像よ」
耳か、それとも脳なのだろうか。くすぐったくて、ぞわぞわする。
ルーティの意思とは関係なく、手が女神像へ伸びていく。そっと触れた途端、ここにリアの心は存在しないことを理解した。
「今度は、こっち」青白い手がルーティの胸を撫でる。「手を当ててみて」
おそるおそる、うしろにいる誰かの冷たい手に触れる。
その瞬間、聖杯のすべてを覗かれて、まさぐられる感覚に襲われた。うろたえる暇もなく、うしろの存在が黒く禍々しい波濤となりルーティを覆いつくす。
暗闇の中、目の前に、幼いリアが現れた。
(あたしたち家族にならない?)
(もちろんだよ、リア。ずっといっしょに居よう?)もう一度、あのときをやり直せる喜びに満たされる。胸に手を当てた。(ここに、ずっと居てほしい)
(うん。あたしもいっしょに居たい。ここに居るね)
リアと想いが通じ合った快感に全身が打ち震える。思わず、その小さな手をきつく握った。
(ありがとう、リア。絶対に離さないから)
(うん! あたしも、絶対に離れないから)
リアはここに居る。その確信とともに、闇が晴れる。
気づいたとき、ルーティは地に臥していた。
「ルーティっ! 何があったの!?」
ナタリーがルーティの傍に膝をつく。
「なに、って……?」
「イドラ・アドミレーションを感じて駆けつけたら、ルーティが倒れていて……」
ナタリーがルーティを抱き起す。
「ああ……そう、なの?」
「黒ずくめの背の高い女性とすれ違ったけど……何かされたんじゃ……」
「ただ、つまづいてこけちゃっただけだよ。それよりもね、ちょっとうれしいことがあって」
「うれしい、こと……?」
「リアから『家族にならない?』って言われたの」
「…………ルーティ?」
「わたし、すっごくうれしくて! お姉ちゃんになれるなんて、ドキドキする!」
「待って、ルーティ」ナタリーがルーティの手を握って顔を覗きこむ。「もう、やめよう?」
「……やめるって、なんのこと?」
「リアさんは亡くなった……。認めるしか、ないよ」ナタリーがつづける。彼女の手に強い力が込められた。痛いくらいだ。「今日のルーティを見ていると……リアさんといっしょに、あっちに行ってしまいそうで、怖いよ」
「亡くなった? ……あっち?」
「僕は、ルーティといっしょに生きたい。だから、もうやめて……」
ナタリーが悲愴な顔つきで訴える。彼女の背後に目をやると、リアがいた。ルーティのことを見つめている。瞳を潤ませて必死に首を振っていた。
リアを悲しませている。怒りが心を突きやぶって、ナタリーを襲った。
「そっちこそ、やめて!」ナタリーの手を払いのけて、立ち上がった。「リアが、そこにいるんだよ? ひどい!」
「落ち着いて、ルーティ」ナタリーも立ち上がる。
「わたしは、リアを想いつづけなきゃいけないの!」
「どうして、そこまで……」
「だって……わたしはリアに孤独を救ってもらった。その恩を返さないといけないのに、それをあだで返しているから……」
「あだ……?」
「那由多とのライブで気絶して、リアからの着信に応えることができなかった」
「それは、ルーティのせいじゃないよ」
「その前にも通話したけど……わたしは、真面目に取り合わなかった!」
「ルーティ……」
「リアの両親がブルーム寮にやってきたとき、何もできなかった! 病気で苦しむ彼女を置いて、アイドルになることを選んでしまった!」ルーティの瞳から涙がこぼれる。「たくさん悲しい想いをさせている……だから、犯した罪を償わないといけない!」
「どうやって? リアさんはもう――」
「それ以上、言わないでっ!」ルーティが声を荒げる。幼いリアは驚いて、女神像の後ろに隠れる。「わたしが、リアを大切に思う気持ち……ナタリーはわかっていない!」
ナタリーが歯を食いしばって顔を伏せる。ルーティはぶつぶつとつづける。
「許せない……あなたも、那由多の三人も。そして、またリアを独りにしてしまったわたしも。だから……だからっ!」
ルーティは、輝化武具の杭を一本だけ輝化して、右手で握りしめる。
輝化の気配に気づいたナタリーが顔を上げて、身構えた。
「何を、する気?」
「……リアへの、贖罪っ!」
ルーティは、杭の先端を突き出した。
ナタリーは手甲だけを輝化して、それを受け止める。しかし、杭が触れた途端、彼女は引きつった声を上げて、びくん、と震えたあと、その場に崩れ落ちた。
ルーティは、興奮する体が落ち着くまで、荒い呼吸をつづけた。やがて、はぁっと大きく息をはき出し、霊園の静謐な空気を吸い込む。涙はひいていた。
(もうひどいことを言う人はいないよ。出てきて、リア)
リアが女神像の背後から顔を出した。ルーティが微笑みかけると、警戒心を固めたようなしかめっ面が、ほろりとほどける。満面の笑顔を携えてルーティのもとに駆けてきた。
(わたしの罪……これから償うからね)
リアがルーティに飛びつく。胸の中に納まった彼女は、すぅっと、溶けるように消えていった。最後の瞬間、彼女の微笑みが少し歪んでいたように見えたが、気のせいだろう。
――那由多は……
今日、故郷のプロダクションに帰還する、と聞いた。空港で追いつけるかもしれない。
――行ってきます。
ルーティは、女神像を見上げてうなずくと、霊園の出口へ向かう。
前方からレイラがやってきた。
「あぁ、ルーティ、大丈夫でしたか? ナタリーさんが、あなたが危険だって――」
「レイラさん、リアといっしょに出かけてきます」
「リアと? 出かけるって、どこに……」
「空港です」
すれ違うと同時に、ルーティは駆け出した。
霊園から外に出てすぐ、見覚えのある黒ずくめの女性が立っていた。
夜の海のような暗くて深い藍色の瞳を持つ、『ザ・インダクション』の会場で道を案内した女性だと気づく。
「あなたは……」
「空港まで行くなら」聞き覚えのある冷たい声で、唐突に話しかけられる。「私が乗ってきた車を使いなさい」
すぐそばに、黒塗りで厳めしいフォルムをした車がそろりと止まる。目に付く高級感に危ういものを感じたルーティは一歩下がり、何も応えずに、じっと謎の女性を見つめる。
彼女は「はぁっ」とため息をついて首を横に振った。
「まだ、浸食が足りないか……」
そうつぶやきながら近づいてくる。かすかにジャスミンの甘い匂いが漂う。
「気にしないでいいから、さっさと――――」
彼女の言葉。その最後がしっかりと聞き取れなかった。しかし、ルーティは、その聞き取れなかった言葉に従って、車に乗り込む。
(――――――――)
聖杯連結から黒ずくめの女性の冷ややかな声が聞こえてきた。聞き取れない言葉というよりも聞いたことのない言語だ。
その言葉を合図にして車が動き出す。ルーティの頭の中がクリアになった。次に為すべきこと以外、頭から排除される。
「……次は、那由多だ」
【登場人物紹介】
■アヴァロン・プロダクション
〈キャメロット〉
ルーティ・ブルーム
[青色/杖/魔法使い/ランク3rd]
十八歳。主人公。情報処理能力を高めて、戦術を立案する。
ナタリー・セレネス
[黄色/手甲/盾役/ランク3rd]
十八歳。障壁を展開して、ユニット全体の防御を担う。
■その他
リア・ブルーム
ルーティの義理の妹。児童養護施設「ブルーム寮」で暮らす。
レイラ
児童養護施設「ブルーム寮」の職員。




