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第四章 「あなたと離れたくない」

「あたしたち家族にならない?」

 リアの「お姉ちゃん」になって一週間。ルーティの世界が変わった。

 どこがどのように、と詳しく説明するのは難しい。昨日も今日もブルーム寮にいる。しかし、あの日から別の場所にいざなわれたように感じていた。

「お姉ちゃんも、いっしょにつくろう?」

 リアが、色あざやかなビーズがたくさん入ったプラスチックケースを持参して、部屋にやって来た。きらめく瞳がルーティのことを見つめる。断るなんてできなかった。

「じゃあ、大きなテーブルがあるところで!」

 ケースを、じゃらじゃら、と鳴らしながら、リビングダイニングに移動し、そこの八人掛けのテーブルで向かい合って座る。

 リアがケースを開けると、色も形もさまざまなビーズが、小さく区切られたマスに詰められている。ビーズに通したり、編んだりするテグスもそこに入っていた。

「つくり方、教えるね」

 テーブルの真ん中に広げられた冊子には、簡単なブレスレットの作り方が載っている。リアが実践しながら、それを説明した。初心者のルーティでもなんとかなりそうだ。

「ここまでなら大丈夫。また質問するね」

「じゃあ、あたしは前のつづきをするね。もう少しで完成なんだよ!」

 リアがそう言って、濃いめの青を基調とした、作りかけのブレスレットを取り出した。同じ色のビーズをひとすくいして、自分の作業マットの上に移す。

 ルーティは、ケースの中できらめく星粒を眺める。

 ふと、リアの前髪に付いたヘアピンが目にとまる。発芽したばかりの双葉をモチーフにしたチャームだ。鮮やかな緑色のビーズが並んでいて。リアの赤みがかった髪によく似合っていた。

「その双葉のチャームも手づくりなの?」

 リアが顔を上げて「うん♪」とにっこり微笑む。

「ちょっと難しかったんだけど、レイラさんに手伝ってもらったんだ!」

「ん、呼ばれた? リアさんかな」

 レイラがリビングにやってきた。このブルーム寮の職員だ。寮で暮らす子どもたちと真正面から優しく厳しく接してくれる、みんなの憧れの人だった。

「あら、ルーティさんも。二人でアクセサリを作ってるんだね」

「そうなの。あたしが誘ったんだ」

「そっか。二人は最近、仲良しだね」

「だって、ルーティはお姉ちゃんだもん」

「あっ」ルーティはリアの唐突な告白に驚き、思わず声を上げる。「リアっ……」

 レイラは呆けた表情で聞き返した。

「お姉ちゃん?」

 ルーティはどきどきしていた。リアの「お姉ちゃん」になることは、やっぱりいけないことなのかもしれない。レイラさんの視線から目を逸らし、無味乾燥な作業マットを見つめる。

「お姉ちゃんか…………いいかも、しれないね」

「でっしょ~♪」

 ル―ティがそっと顔を上げると、リアがそう言って、甘く笑いかけてくれた。レイラも優しい表情で、ルーティに声をかける。

「何かわからないことがあったら、いつでも相談しに来ていいからね」

 レイラはキッチンへ行ったようだ。

 ルーティは胸を撫で下ろす。心配しすぎだったのだ。体が軽くなって、心が弾む。

「わたしは、この色にする」

「あたしのヘアピンの色といっしょだ」

 きらきらした光の粒をを作業マットに広げ、テグスに通して組み合わせる。

 温かくて優しい日射しに照らされながら、静かに作業に集中していた。ルーティも手先は器用な方なので、少しずつしっかりと、ブレスレットが組み上がっていく。

「できた……」

 リアが、込み上げる気持ちから漏れ出したような声をひっそりと出す。

 ビーズを磨き、ブレスレットの形を整えて、高く掲げる。ひとしきり見つめた後、ルーティに向かって突き出した。

「これ、お姉ちゃんにプレゼント!」

 作業を止めて受け取った。リアの笑顔にはまだ慣れない。でも、居心地がいい。

「あ、ありがとう」顔の火照りを気にして、顔を伏せた。自分の作りかけのブレスレットを見つめる。「わたしのも、できあがったら、リアにプレゼントするね」

「うれしい! 楽しみにしてるね。お姉ちゃん!」

「わたしも、これ大切にするね」

 恥ずかしさをこらえて、ル―ティが顔を上げる。

「うん!」

 ――離れたくない。リアと、ずっといっしょにいたい。

 家族なら、他の関係よりもずっと長く、いっしょに居ることができるはず。

「本当にそうなの?」

 どこからか声が聞こえてきた。変声機を通したような奇妙な音程。かろうじて意味がわかる。

 突如、世界のすべてが停電したように、暗闇に包まれた。微笑んでいたリアもいなくなる。

「だれ……? どこにいったの? リア!」

 再び奇妙な声が語りかけてくる。

「家族って、そんなに信じていいもの?」

「なにを言っているの……?」

「アナタの本当の家族はイドラに命を奪われた。そんなふうに、アナタの意思とは関係なく、誰かに奪われたり、自らいなくなったりして、突然消えちゃうものなのに?」

「やめてっ」ルーティが耳をふさぐ。「思い出させないで!」

「それに、リアの家族のこと、忘れたの?」耳をふさいでも、聞こえてくる。心に直接届いている。「大切と言われながら、妬まれて、憎まれて……親が子を殺し、子が親を殺す。そういう事件って、いつでも、どこでも起きているんだよ? そんなもの、どうして信じられるの?」

「ちがう! リアはいなくならないし、そんな人にはならない!」

 たまらなくなって大声を上げる。暗闇が晴れた。

 ル―ティは、ブルーム寮のリビングに立っていた。

 自分が輝化した姿であることに気づく。那由多とのライブ中、甲斐の放った矢で気を失ったことを思い出した。

 ――これは、夢……?

 テーブルに、リアはいなかった。

 彼女に会いたい。通話のとき、少し様子がおかしかったのがずっと気になっている。

 早く顔が見たい。声を聞きたい。触れ合いたい。

 リアへの想いが満ちたとき――


 ルーティは目を覚ました。ぼやけた視界がはっきりする。

 起きあがろうとして力を入れると、体のあちこちが痛む。思わずうめき声が漏れた。

「ようやくお目覚めだ」

 近くにやってきて、体を支えてくれたのは、ナタリーだった。

「ありがと、……ようやく、って?」

「ライブの後、丸二日眠ってたんだよ」

「二日も……ここは? アヴァロン・プロダクションじゃないよね」

「そう。ライブ会場近くの宿舎。一日延泊したの」

「……わたしのせいで帰国を見送ったってこと?」

「それもあるけど……」ナタリーは、ベッドサイドから離れ、閉じられていたカーテンを開け放つ。「この天気じゃ帰れなかった、っていう方が正しいかも」

 窓の外は真っ暗だった。備え付けの時計では、今はお昼過ぎ。それなのに、分厚い黒雲が猛烈な雨を降らしているので、日の光を感じない。豪雨と突風が何度も窓をたたく。この世の終わりのような光景だった。

「ものすごい嵐ね……」

「うん。明日まで、ここから動けなさそう」

「……那由多とのライブはどうなったの?」

 ナタリーがベットサイドの椅子に腰をかけて語りはじめる。

「僕たちの負け。ルーティが気絶したあと、僕が環に切り伏せられた。これで二対三。クレアとリンの健闘むなしく、那由多の三人に押し切られた」

「わたしのせい、ね。ごめんなさい」ル―ティが、ぽつりとつぶやく。「那由多の特殊な輝化スキルに上手く対応できなかった。次は、絶対に負けない」

 ルーティが握りしめた両手に、ナタリーの手が添えられる。

「そうだね。みんなで挽回しよう」

「うん」

「じゃあ、マーリンを呼んでくるね」

 ナタリーが席を立ち、ドアへ向かう。すると、男性の穏やかな声が聞こえてきた。

「おや、ナタリー」

「呼びに行くところだったんだ。ルーティが目を覚ましたよ」

 二人がベッドサイドにやってくる。今度はマーリンが椅子に座った。

「マーリン……すみませんでした」

 ル―ティがそう言うと、マーリンは優しく首を振る。

「まずは、あなたの聖杯を診ますね」

 マーリンは、ルーティの手を取って目をつむった。彼の手のぬくもりと呼吸に意識が向く。ゆっくりとした呼吸を十回ほど数えたあと、丸眼鏡の奥の優しい瞳がルーティを見つめる。

「まだ本調子ではなさそうですが……あの矢による後遺症はなさそうですね」

「良かった」ナタリーが胸を撫で下ろす。

 しかし、マーリンの表情は硬いままだ。胸さわぎがして、思わず尋ねた。

「何か、他に……良くないことが?」

「……はい」

 ル―ティが息を呑む。動悸が激しくなり、雨と風の音が聞こえなくなる。

「落ち着いて、聞いてくださいね」

 唇を引き結んだルーティは、ぎこちなくうなずいた。

 マーリンの口がひらく。そこから発せられた言葉は、ルーティの世界を揺るがした。

「リアさんが亡くなったそうです」

「え――」

「那由多とのライブの日……手術直後のリアさんの容体が急変して、意識不明になったようです。そして、次の日そのまま……」

 視界が小刻みに揺れている。何かを否定し、拒むように頭を左右に振っていた。

「ブルーム寮から連絡があって、ルーティに可能な限りすぐお伝えするとお話しました」

「…………わ、わかり、ません……何を、言っているのか――」

 ベッドサイドのテーブルに置いてあった端末が着信を告げる。ルーティのものだった。すかさず手を伸ばし、乱暴につかんで画面を表示する。

 百件以上の未読通知。メッセージアプリをタップすると、ブルーム寮の友人や、これまでにお世話になった職員たちからのメッセージがたまっていた。

 震える指先でタップする。

 [リアが亡くなったって聞いた?][なんで?信じられない][リアさんのご冥福をお祈りしましょう][葬儀と告別式は――][本当なんだ…][こんなに悲しいこと今までにない]

 画面を下から上に流れていくメッセージは、心に留まらず滑り去っていく。まるで別の世界のやりとりのようで、現実味を感じない。

 [本当のさよならなんてはじめて]

 ふと目にしたメッセージに頭を殴られた。実際に、ぐあん、という衝撃を感じた。それで何かのスイッチがオフになったのだろうか、視界が真っ暗になる。

 意識を手放しそうになるが、マーリンが背中を支えてくれた。

「大丈夫ですか? 落ち着いて――」

 ルーティは、うなずく。しかし、何を言われたのか、まったくわかっていない。

 ――さよならって……なに? さっきまで、いっしょにいたよ?

「ゆっくり。ゆっくりでいいんです。無理に追いつかなくていいんですよ」

 ル―ティは再びロック画面となった端末を見て、ふと気づいた。

 ――そうだ。あのときの通話。もしかしたら、何か伝えたいことがあったの?

「ねえ、マーリン。ルーティだけでもすぐに帰国できる方法はないの?」

「私もそうしたいのですが……今日も国際線と国内線ともに欠航です。プロダクションの輸送機も確認しましたが、来てもらうことはできないそうです」

 ――あんなふうに突き放すんじゃなかった……

 目をつむると、リアの笑顔が脳裏に浮かぶ。彼女のヘアピンのチャームが揺れた。

「会いに、行かないと……」

「ルーティ。早く帰国できる方法を考えます。ですから、もう少し待ってください」

「確かめなきゃ。リアが伝えたかったこと……」

 ルーティは端末を握りしめたまま布団を剥ぎ、ベッドから這い出た。

「待ってください!」

 マーリンの静止を振り切って部屋を飛び出す。幸い、走りやすいパジャマ姿だった。

「僕が追いかけます!」

 ナタリーの声も置き去りにして、駆ける。どこへ向かうのか、自分にもわかっていない。

 きっと、怖いものから守ってくれる、あの女神様の元へ向かっているのだ。

 頭が重かった。鈍い痛みと、熱っぽいだるさが思考を妨げる。

 突然立ちくらみのような感覚に襲われる。

 意識が、再び途切れた。


「……リアは……」

 その四つ辻を曲がれば、ブルーム寮の裏庭に面した通り、というところで男性の声が聞こえてきた。リアがそこにいるのだろうか。

 教会の庭に咲いていた赤い花。リアの髪色にそっくりなそれを手折ってきた。彼女に早く見せてあげたくて、ル―ティは、声の方へ駆けだす。

「止まってよっ! 行かないで!!」

 今度は女性の絶叫だ。思わず足を止め、近くの物陰に身を隠した。そっと道の先を覗く。

 スーツを着た男性とフォーマルなワンピース姿の女性。どちらも知らない人だ。

 その女性が、男性に取りすがって叫んでいる。

 男性が、女性の腕を払いのけた。天をあおいで深いため息をつく。リアの名前を呼んだのはこの人のようだ。

「みっともないことをするな!」

 女性は、再び男性に取り付き、目を剥いて必死に訴える。

「リアを迎えにいくなんてやめて!」

「娘があんなところにいては、私の信用に関わるんだ!」

 ――リアの……お父さんとお母さん?

「あの子はあそこにいるのが一番幸せなのよ!」

 父親の顔が、遠目に見ても真っ赤に染まった。

「何を白々しい! 君がそうなるように仕向けたんだろう!」

「何のこと? 最初に、リアに手を挙げたのは、あなたのお義父さんとお義母さんじゃない!」

 母親の顔も朱に染まる。整った顔が歪みはじめる。

「そうだよ! 君の両親も含めて、彼らがリアを虐げたのは、君のせいだと言っているんだ!」

「私のせいって……」母親の言葉がつまる。歪んだ表情のまま、目の前の男性を睨みつける。

「ここの職員から聞いたよ! リアは、自分が家族から憎まれていると話していて、それでも優しくしてもらっていたのは、君がそうするようにお願いしたからだと言ったそうだ。

『みんなから憎まれているあなたが、愛されて不自由なく生きられるのはママのおかげ』

 彼女にそう吹き込んだんだろう!? リアが疑心暗鬼になって誰も信じられなくなり、家族から不自然に距離をとる。そんな様子に私たちの両親は不審をつのらせ、苛立った末に――」

 母親が顔を伏せ、「だって」と何度も口にする。やがて破裂した。

 元のきれいな顔には二度と戻りそうもない。それくらい醜悪な表情だった。

「だって!! リアが生まれてから……私はずっとあの子のメイドで、あなたや私たちの両親の奴隷だったんだもん! あなたたちは、あの子を可愛がるだけ。あの子のいいところだけを見て、悪いところを私に押し付ける! あの子の体調は気にするけど、私のことなんて少しも気にしない。私が懸命に働いたって、ほめてくれない、労ってくれない、助けてくれない! 私から、いろんなものを奪っていくあの子が憎かったのよ!」

「そんなことで……それが当たり前だろう!」

「そんなこと? 当たり前? そうかもね! 世間じゃそうなのかもね! でも、私は我慢ならないの! 私がないがしろにされるのは許せないの!」

「君が、そんな人間だったとは……」

「だから、リアを迎えに行くなんてやめて! これでいいの。これで幸せなの!」

「何度も言っているだろう! 私の……家の信用に関わるって――」

 母親が、少しの感情も灯さない冷たい目をして、にたり、と口の端を不気味に吊り上げる。

「迎えに行ったって無駄よ。だって、両親たちとうまくやれなかったあの子に、私もたくさん手をあげたから。罰だ、って言ってね。怖がって戻ってこないわよ」

「君も……なんてことを!」

「あっは! あなたにそんなこと言える資格ないわよ! あなたがリアにしたこと! 父親なのに! 実の娘にっ!!」

「――っ! やめろぉ!」

 父親の顔も母親に負けないくらい醜く歪む。これ以上見たくない。その場を離れた。

 人を打つ音。女性の悲鳴。耳をふさいでも痛々しい音が聞こえてくる。

 ル―ティは、ブルーム寮の正門に向かって懸命に走った。


 もし、リアの両親に声をかけて、適切な対応ができていたら、彼らの諍いを止められたのかもしれない。そうしたら、リアは「本当の家族」と幸せな時間を過ごせていたのかもしれない。

 ――でも、何もできなかった……

 あの人たちの言葉が怖かったから? どんな人だろうと、家族がいるリアがうらやましくて、妬ましかったから? それとも……家族〈リア〉を取られたくなかったから?

 理由が何であったとしても、あのとき何もできなかったことを後悔していた。

 ――リアと話したい。謝りたい……

 もし、リアがいなくなってしまったら……


 意識を取り戻したとき、ルーティは宿舎の最上階にある展望フロアに立っていた。

 いつもなら素晴らしい眺望を臨めるのだろう。しかし、今は空一面を真っ黒な雲が覆いつくし、豪雨が視界を遮っている。

 見えるのは、呆然とした顔で見つめ返す、窓に映った自分自身だった。

 ――リアに会いたい。

 握ったままだった端末の画面ロックを解除して、メッセージアプリを表示する。スクロールして、リアとの履歴を確認すると、未読のマークが付いていた。

 心臓が跳ねる。息を呑んで、それをタップする。

 着信の通知だった。

 那由多とのライブがあった日。甲斐に気絶させられた後。呼び出し時間は、九十四秒。

 抱きかかえるように端末を胸にあてる。悔しさが圧しかかってくる。ぎゅっと目を閉じ、歯を食いしばる。声にならないうめき声が漏れ出てくる。

 ――応えられなかった。

 気を失っていたから。那由多に負けたから。那由多より弱いアイドルだから。アイドルになってしまったから。だから、リアの言葉を聞くことができなかった。

 何を話したかったのだろうか。アリーナに到着した日。あのときの通話で、ちゃんと話を聴けなかった自分をさらに許せなくなった。

 ――リアと離れたくない……!

 強い光がまぶたをすかす。ごろごろ、と空気を震わす大きな音が鳴った。雷だ。

 目を開いて顔を上げる。窓は一面真っ黒なままだった。自分のしかめた顔が窓に映っている。

 その隣に……リアの姿があった。

 また心臓が跳ねあがる。その勢いのまま、後ろを振り向き、声を上げた。

「リア!」

 そこにいたのは、ナタリーだった。

 彼女の顔は、リアと少しだけ似ている。でも、髪の色も、性格もぜんぜん違う。

 ルーティの全身から力が抜け、フロアの床にくずおれる。

「ルーティ!」駆け寄ってきたナタリーが体を抱きとめた。「大丈夫!?」

 リアの面影を感じる顔が目の前にある。直視できず、顔を背けてうなずいた。

 ――ブルーム寮へ帰らないと……

 ル―ティは、黒い雲をじっと見つめる。

 その向こう側にいる、リアを探すために。


【登場人物紹介】

■アヴァロン・プロダクション

〈キャメロット〉

 ルーティ・ブルーム

   [青色/杖/魔法使い/ランク3rd]

   十八歳。主人公。情報処理能力を高めて、戦術を立案する。

 ナタリー・セレネス

   [黄色/手甲/盾役/ランク3rd]

   十八歳。障壁を展開して、ユニット全体の防御を担う。

〈プロデューサー〉

 マーリン・カウンセル

   キャメロットの担当プロデューサー。


■その他

 リア・ブルーム

   ルーティの義理の妹。児童養護施設「ブルーム寮」で暮らす。

 レイラ

   児童養護施設「ブルーム寮」の職員。


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