リベンジ。
空の上。ゲンサンの羽根の中で
みぃが玲二に天使のお話をしていたが、
「ちょっっとまて。皆それで源次郎さんと
仲良くなったのか?」
大志は「うん。そう。あー、それからさ…
玲二、AFTERGLOWの正式メンバーにしてるからな!!」
玲二が「はぁ? 俺、他のバンドサポートやってるし、昔断っただろ?」
「断ってないよ、俺はそう思ってる。
あと、ゲンサンは、玲二に、天使の源次郎です。って挨拶してきたろ?」
「してきたな。」
「玲二、決まりだよ!天使のサポートも宜しくな!!」
「まて。俺まだ寝てるのか??ぜんっぜんハナシわかんないわ。」
玲二は、頭が沸騰するほど
びっくりしている。
でも、嫌そうじゃない。
玲二の顔が、優しかったから。
きっと大丈夫。絶対大丈夫。
「ゲンサン!! お願いある!
ゲンサンの家の最寄り駅!
近くの路地裏で俺と玲二、降ろして!
降ろしたら、先に帰って待ってて!」
と大志がゲンサンに言った。
「はいよー!」とゲンサン。
「何か用事?」玲二が不思議そうに聞く。
「玲二さぁぁぁ、
正式に、バンドメンバーになったけど、
遅刻がひどい。おせーよ、待たせた罰?」
大志の言葉に、玲二はすぐにピンときた。
「了解!シェイク、全員分な。」
店のオーダーパネルで
人数分のシェイクを画面のカートに入力する。
ついでにナゲットやらポテトを選んでいる玲二に
大志が
「つぎは、俺達2人でリベンジしようぜ!」
と言った。玲二がよく知っている、
大志がやんちゃな笑顔を見せた
玲二に、高校時代の幸せな日々が
戻ってきた。
ゲンサンの、家に向かう道。
「そうだよ、そうだ、
天使のサポートとか、何?意味わかんねぇわ」
玲二が思い出して聞く。
「まぁ、着いたら色々話そう。」
大志がそう言って小走りになる。
「あつ、ちょー、待てって!!」
でも大丈夫。大志は俺を置いていかない。
玲二は、確信していた。
それから、天使のサポートとやらの
話を聞こう。
夜道を走る2人は、
これからの事を考えていた。




