↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
レクイエムはまだ捧げない  作者: コラソン


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
51/58

喜びと、秘密の活動


夏休み前の数週間、大志と仲良くなった

玲二の高校生活が激変した。


授業中、斜め後ろから

大志が玲二の頭をめがけて消しゴムをなげてくる。振り向いて注意するつもりが

笑ってしまう玲二。


昼休み、空き教室で、

大志と森田、柴崎と食べる昼食。


ジャン負けしたら、全員のジュース奢りな!

見事勝ち取った、コーラ。


4人で勝手に開催した、可愛い女子ランキング。


スケベな話で爆笑。


ささやかな日常を壊したくなかった玲二。


絶対に、失いたくない友達。


成績は、学年3位以内。

公立高校の受験にわざと落ちた玲二に

母親が課した条件は、以前より厳しくなった。

これを落としたら、母親が色々探ってくる。


反抗すれば、ヒステリックに暴れる母。


もし、成績を落としたら…………

きっと放課後に自分の後をつけたりするんじゃないのかと、玲二は怯えていた。


自分の居場所を守るために

玲二は、自宅の机で勉強にかじり付く。


母親の声を聞くだけで

胃が痛くなる。


夏休み前日、大志が

「玲二、バンドやろう!

高瀬も参加してベース

やるんだよ!! 今度 紹介する。

柴崎がメインギター!!

森田がドラム、俺ギタボ!」


「えっ?バンド?」玲二が目を丸くする。


「うん。玲二、ピアノできるから

キーボードな!!」


「えぇ、俺 前に言ったけど

親うるさいから、無理だわ、すまん」

と、玲二は断るしかなかったが。


「嫌だ。玲二以外は、無理。

なぁ、玲二を外に連れ出せるように

皆で考えようぜ、だからお願い!!」


玲二は、本当は

すぐにでもオーケーしたかった。



皆で。そうかぁ、大志。考えてくれるのか。



皆で考えよう。自分のための

自分の時間を作るんだ。


これが玲二と、AFTERGLOWの出発点になった。


絶対に守るべき場所。






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。