↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
レクイエムはまだ捧げない  作者: コラソン


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
34/59

源次郎のお悩み相談室

「悩んでるかぁ。だよな。俺、悩んでるんだよな。実際。」

と直人がうんうんと頷きながら言った。


「弁護士やってて、収入良くて

俺なんかと比べたら、直人すげーじゃん」

大志は本気でそう言ったが。


直人は横に首をふって

「いや、仕事には恵まれてる。法人でも個人でも。刑事事件はきっついけどさ!でも

やりがいのある仕事ができてるだけでも

ありがたい。なんだけど…。」


「なんだけど?」森田が聞くと


「俺、独立したい。でも、なんて言うか

仲間がほしいよな。俺と一緒にやってくれる人。単純だけど、人は、財産なんだよ。

それから、もう1つ…」


ゲンサンが「無理して話さなくてもいいけど、

がんばって話してみたらいいんじゃなかろうか。」

と、わけの、わからん理屈をぬかした。


「何でかな。子供、なかなか授からなくて。

重いだろ?こんな話。」

柴崎の声が少し小さくなった。


大志が「重いもなにも…、原因わかってるの?」


「わかりたいけど、知りたくないんだ。

病院いくだろ?もし、夫婦のどちらかに

原因あるって言われたら…つまり決定打を、

避けてるんだよ。」



「はっきりするのも、怖い時、あるよな。」

柴崎の話を聞いて、森田が言った。


「よし。良く話してくれましたな

直人さん。まずお仕事の話からしましょうかの。お子さんの事は、ワシも今見えないもんで申し訳ない、もう少し時間くだされ。」


そんなことを言ってる源次郎だけど、

やっぱり天使なんだろうな。


何か凄い能力をこのジジイは

秘めている。大志はそんな気がした。

そして、俺も、悩みとまではいかないけど

ゲンサンと話をしたいなぁ

なんて、大志は思っていた。

















評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。