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レクイエムはまだ捧げない  作者: コラソン


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26/62

豆吉

みぃが牙をむき爪を伸ばす

無数に飛んでくるコウモリに応戦する

「カブッ」コウモリに噛みつく。


ゲンサンが

ゴンザレスの「ゴンザレス·デストロイ」

をくらって、吹っ飛ばされた。


地面に叩きつけられたゲンサンは

すぐ立ち上がれず、苦痛に顔が歪む。


みぃが、ゲンサンの所へいき

群がるコウモリを追い払うが、

次から次へと飛んで来て、苦戦していた。


ゴンザレスが、人差し指をゲンサンに

向けながら、

『ゴンザレス·メルヘン!!』と唱える


指先から、灰色の矢がでてきた。

堕天穿だ。もう、矢が半分くらいでている。


ナベサンが「豆吉!!」と叫ぶ。

続けて「天使ソード!融合オン!!」と豆吉が

唱える。


ヒュン!

ナベサンの手からエンジェルソードが離れ、その頭上へまっすぐに浮上した。


キラッとソードが光る。

その光の中へ、ナベサンと豆吉が吸い込まれる。

一瞬と言えば一瞬。


光の強さに、皆目がくらむ。


ナベサンのエンジェルソードが、

まっすぐに、ゴンザレスの心臓めがけて

ヒュン!と飛んだ。


ソードが、ゴンザレスの体内に吸収された。


パァン!と音がなり、周りに閃光が走る。


ゴンザレスと、ナベサン、豆吉が消えて

コウモリも、フッと居なくなった。


ゲンサンとみぃの周りには

羽根が沢山降ってきた。


嘘だ。さっきまで、確かに

確かに居たんだ。


「ナベサン?豆吉?」

絞り出した声が小さくて、聞こえないのか?

ゲンサンは、そう思いたかった。


みぃの、耳がしょんぼりたれていた。





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