↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
盲目少女の転生記~聖女へと至る道~  作者: 海・海
第5章:チート勇者爆誕
PR
39/50

第3話:グラン

 グラン・ブライトレオを一言で言い表すならば、最強の二文字がふさわしい。


 「うおおおおおお!!!!!」


 魔物の群れに阻まれてもなお、勢いを落とすことなく双剣を振り回しながら突き進む姿は、まさしく修羅。


 「不謹慎だが嬉しいね。戦う機会があるってのは」


 グラン・ブライトレオは、スラムで生まれ育った。物心ついた時には親は他界しており、一人で生きていくしかなかった。

 そんな過酷な環境でも、グランは生き残った。なぜなら、人より体格がよかったからだ。生きるために必要なものは、力ずくで奪えば事欠くことはなかった。


 しかし、いくら体格がよくても所詮は子供、力のある大人にはかなわない。大人に虐げられるばかりだった日々を変えたのは、偶然死体のそばで拾った一本の剣だった。


 体格の差を覆す刃物という名の強力な力。強者を殺すことで得られるLvアップによる身体能力の向上の味を覚えてからは、自分にとって目障りな存在は積極的に殺していった。


 年を重ね冒険者になっても、実力主義の価値観と荒い性格は直らず、同じ冒険者との喧嘩は日常茶飯事だった。


 転機は、国家が動くほどの強力な魔物、エンシェントドラゴンを独りで討伐したことがきっかけだ。

 その活躍が国の耳に入り、グランは騎士に推薦された。


 それから、礼儀作法や暴力以外の物事の解決法もある程度身に着け、責任や常識を学び、荒くれ者から一人前の騎士になった。


 しかし、人の本質はそう簡単には変わらない。強くなりすぎたグランは、己より強い敵と戦う機会がなくなり、自分から強い敵を探そうにも、立場が国を離れることを許さない。門番などの雑務を務めることでその鬱憤を忘れようとしたが、限界があった。


 「だから、来てくれて嬉しいぞ魔物ども」


 斬る、斬る、斬る。


 前兆5mほどの一つ目の鬼を、時速100㎞ほどの速さで突進してくるイノシシを、鉄の硬度を持つ亀を、器用に武器を扱うサルを、例外なく、一撃で切り捨てる。


 「はっはぁー----!!!」


 この場に、グランより力強い魔物は、グランより速い魔物は、グランより頑丈な魔物は、グランより技術が優れた魔物は、存在しなかった。



文字数少なくて申し訳ない。けどこれくらいのほうが気楽で書きやすい。約1000字なら一時間くらいで終わりますし。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。