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盲目少女の転生記~聖女へと至る道~  作者: 海・海
第2章:王国生活
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閑話:とある精霊の心情

ーキキョウ視点ー


あたしはキキョウ。中級精霊で、リーナの初めての友達だ。初めてのだ。

あたしは中級精霊の中で上位の部類に入るから、リーナも鼻が高いはずだ。


それなのに、リーナはめったにあたしを使わないのだ!リーナいわく「精霊にばかり頼っていたら私自身が弱くなっちゃう」だそうだが、もう少しくらい頼ってくれてもいいんじゃないだろうか?べっ、別に拗ねてるわけじゃないんだからね!!


それでも、エルフの村にいた時は結構頼ってくれていたのだ。まあ、『精人一体』を試したり、ゴーレムでも模擬戦するくらいだったが・・・


スラムに来てからは全然頼ってくれない!心なしか話しかけてくれる回数も少なくなっている気がする!もう、このままだったら絶交しちゃうんだから!!


そう思っていた矢先に盗んだ甘いお菓子を渡してくれるのだ。だけど絶対許さない!お菓子でつられるほどあたしは安くないんだから!でもまあ、絶交は考えてやってもいいわ。お菓子でつられたわけじゃないんだからね!!


そんなときが二年続いて、ついにあたしの力が必要な時が来たのだ!それはゴーレムでの模擬戦!てまた~ぁ!もっとほかのところで頼ってよ!


そんなあたしの心の声が通じるわけもないので、憂さ晴らしにちょっと強いゴーレムを作ったのだ。


リーナとザックだっけ?は、修行に張り合いが出たとちょっぴり喜んでいたけど、ほかの二人は落ち込んでいた。別にリーナ以外は話すことができないのでどうなろうと知ったこっちゃないのだが、あの修行内容を知ったら、だれだって心配をするとゆうものだ。まあ、それでもゴーレムの強さは変えないけどね。


でも、さすがにリーナとミレイしか会話できないと寂しがっていた時、リーナが「だったら念話の魔法を開発してみるよ。思念を載せた魔力を相手の脳に送るイメージでやればできるはず!もしくは、風魔法による空気振動で音を出して声が聞こえるようにするとか」


そんなこんなで魔法を開発して、ついに誰とでも会話できるようになったのだ!!これで姿が見えるようになったら完璧だけど、さすがに無理かな~って思っていたら


「光の屈折を利用すれば何とかなるかも!あくまで幻で、実体があるわけじゃないけど」


これはずいぶん改良に時間がかかったが、ついに成功したのだ。すごい!!さすがあたしの友達だよ~。これでもっとみんなと仲良くできる~。


これでみんなと友達になれたのだ!リーナ様様だよ~。最高だ!やっぱり持つべきものは友達だね!!



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