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107:罰ゲーム

すまっしゅほにゃらら

俺の選んだキャラである星の戦士が3人のキャラによってどんどん撃墜されていく。


いくら見えているとは言っても3VS1では焼け石に水に過ぎないということを今更ながら理解した。


真正面から向かってくるルナのキャラからの攻撃を回避している間に後ろや上からサキとアカリのキャラが襲い掛かってくるので回避のしようもない。


昔の記憶を頼りに選んだこのキャラは最弱とまでは言わないがどうやら強キャラとも言えないらしい。


悲しいことに外の3人が選んだキャラの方が技のリーチも威力も勝っているせいで勝ち目がほぼ皆無であったのも俺の最下位に拍車をかけていた。


早々に脱落してしまった俺はもはや観戦するしかなく3人のバトルロワイヤルに視線を映す。


次の脱落者は誰かと思っていると俺がリタイアしてすぐにルナがすぐさま脱落させられた。


「うにゃ~!!僕の剣士が!?大剣使いは最強なのにーー!!!」


コントローラーを放り投げごろごろと床を転がるルナ。自分の戦い方と似ている大剣を持った某ソルジャーがサキの操る某蛇によって撃墜させられた。


「馬鹿正直に真正面から向かってくるのが悪いんだよ!」


悪人のようなセリフをサキが放つがルナの攻撃自体真正面からの突撃ばかりなのでそりゃダメージも溜まるというものだ。


一撃の威力は大きいものの搦め手などに弱いのはルナも同じなので歯ぎしりしながら悔しがっている。


残っているのはサキとアカリなのだがリソースを見てみればアカリが大分リードしているのが分かる。


「普段はやる気ねーくせにこういう時だけは容赦ねーな!?」


サキのキャラが豊富な飛び道具などで攻撃を仕掛け続けているのだがそれがうまく嚙み合わない。


アカリが操る帽子をかぶったサルの機動力が高すぎるせいで回避されその隙にコンボなどを刻まれていく。


「相性的には5分くらいなんだよこれ?それにお姉ちゃんのキャラが強すぎてワンチャンスにかけるしかないんだから」


リソースがあるとはいえお互い相手の動きが分かっているせいで攻めるに攻めきれてないようだ。


「あーちゃんのキャラって機動力とか罠あるけど撃墜方法少ないからねぇ」


お互いのキャラ的に攻撃よりも搦め手を得意としているキャラを選んでいるあたり姉妹とは似るんだなと思わずにいられない。


そうこうしているうちにサキのキャラがアカリのキャラの仕掛けた罠にかかり転倒する。


その隙を逃すわけもなくアカリが近づいてコンボを決めてサキのキャラの残機を0にしてしまった。


「だー糞負けた!最後まじで見てなくて油断した」


後ろに倒れこみながら頭を掻いてサキが悔しがる。早々に脱落してしまったのでねぎらいの言葉をかけることはしないでおく。


「やった!私の勝ちだね!」


最後に残ったアカリが小さくガッツポーズを取りその勝利の余韻に浸っている。


「時間も時間ですしそろそろ寝ましょうか。」


そういってこそこそと3人から距離を取ろうとしたのだがアカリにがっしりと腕を握られてしまう。


「そうやって逃げると思っていました。最初に言った通り罰ゲームですよユイさん」


にっこりと笑った笑顔が獲物を見ているときのサキそっくりである。


勝負に負けたほかの二人は悔しがりながらゲームを片付けている間に俺はアカリに連行されるようにベットに放り投げられてしまった。

設定は強いのにゲームでは不遇なんですよね星の戦士。

書いてからキャラランクを確認して今でも弱いと知って悲しくなりました。

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