99:ばすと
おっぱい
しばらく人形投げに講じていたが如何せん俺の体力のなさのせいですぐにその戦いは収まる。
息を荒げて横になっている俺をなぜかアカリが膝枕している。後ろの方でちょきのポーズで固まり悔しがっているルナの姿は見なかったことにしておこう。
「お前本当に体力ねーのな・・・病気ってわけじゃねーけどもうちっと鍛えたらどうだ?」
俺を憐みの目で見つめてくるサキに抗議の声を上げようとしたがその声さえ上げれないほどに体力がなかった。
「はーちゃんはちょびーっと痩せすぎだよね。もっと食べないと体力つかないよ」
大盛のカレーを3杯は食っていたルナが1杯を完食できなかった俺にアドバイスを送る。
「小さい子ならともかく同級生でお姉ちゃんより小さくて軽いのはユイちゃんが初めてだよ」
俺の額の汗をぬぐいながら的確に俺の心をえぐる言葉をアカリが投げかけてくる。
「分かる。分かるぜユイ。頑張っても身長も体重も増えねーんだよなぁ」
うんうんと頷きながら俺のことを同類に見ているサキが同情の声を上げる。
「さきっちの場合栄養は全部知識とか筋肉に行ってるだけでしょ」
「はーちゃんの場合は・・・胸のメロンに行ってるね」
俺の胸を見ながらそんなことをルナがほざくので思わず胸を抱きかかえるように抑えながら飛び起きる。
「アカリも大きいと思っていたがユイも結構あるんだよなぁ・・・」
サキのつぶやきで今度はアカリまでも俺と同じように胸を押さえて顔を赤くしている。
決して望んで手に入れたわけではない体だがその中でもやはりこの大きな胸の存在がでかすぎる。
あの鎖が消えていくたびにどんどん大きくなっている気がしてならない。勘弁してほしいものだ。
「大きくても良いことあんまりないんですけどね・・・」
「分かります。重いし歩きにくいし人の視線を集めちゃいますからね」
サキに続いてアカリにまで同情されるなんてのはどういうことなのだろうか。
「そりゃそんだけ立派なもん持ってりゃそうなるだろ。あるに越したことはねーけどさすがに視線を集めるのは勘弁だな」
苦笑いしながらサキが答える。その胸は服の上からかすかに膨らみを感じさせる程度であり。悲しいほどに持たざる側であった。
「くっ、僕だってそんな贅沢な悩み持ってみたいのに!さきっちみたいに絶壁ならあきらめつくのに!」
余計な一言のせいでサキに殴られているルナだが別にないわけではない。この年代の平均は分からないが少なくとも平均位はあるんじゃないかと思う。
「とはいっても特に何かしているわけじゃないのに大きくなりますからね」
「不思議ですよね。お姉ちゃんのほうが健康的な生活してるのに私ばっか成長してますし」
たゆまぬ努力をしていても手に入らないものもある。俺とアカリの発言でさらに意気消沈するルナ。
「遺伝なのかなんなのかわかんねーけどままならねぇもんだよなぁ」
3人でため息をつきながら赤裸々な体の話を強引に一区切りつけさせることにした。
背はアカリ、ルナ、サキ、ユイの順番で大きいです。
胸はユイ、アカリ、ルナ、サキの順番になります。
サキは身長とかは気にしていますが胸に関してはそこまで気にしていません。
ルナはやっぱり年頃なので体重とか胸とかは結構気にしています。




