ご祈祷へ滑り込め
ずれ込んだ・・・。
はい、これは、外の話だ。
うーん。仕方ないのだよ。
前話での
ブロンド髪の外国女性の夢で
かなりヤバい内容だと
私の傍に居るオカルト的存在の方々に
言われたので
ご祈祷に駆け込む事にした
代理人涼子です。
そんなこんなで
朝からバタバタしてます。
持ち物から革製品排除で
お気に入りの革サイフ、
革の定期入れを
がま口、合成革定期入れへ変更したり
前回のご祈祷で頂いた
札、御守りをお返しするために
白い封筒に入れたり
その他、御守り持参するために
次々と鞄に詰めていく。
私の護り担当タリスが宿る
占星術の叡智の塊である
ホロスコープ。
私の護り担当2のキラキラが宿る
お手製ホロスコープ。
リムが宿る
会話、言語の効果があるとされる
ドラゴン型タリスマン。
面白ギャグ枠のうり助が宿った
干支の白い亥のぬいぐるみ。
結果的にカヤが宿った
怒りのままに作成した曰く付きの
お手製銅鏡付き八卦。
中身入りの御守りも
鞄に詰めて、玄関先に置く。
そして、
歯を磨いてから
魚のお味噌汁を食べて
お清めでシャワーを浴びて
白いシャツを着て
鞄を持ち
電車で生玉神社へ向かう。
生玉神社に着いてからは
鳥居前で一礼してから
お手水舎でも
“よろしくお願いします”と
一礼してから手を清める。
そして、まずは、
普通の参拝で500円玉を御賽銭に入れる。
・・・・。
鈴がないのが、寂しいです。
・・・・・・・・・・・
あ、桜玉鈴のスズを忘れてきたのを
思い出したが
取り合えず、置いといて
二礼二泊をして
『大阪在住の代理人涼子です。
おばさん年齢、1月中旬生まれで
本日は、ご祈祷を受けに来ました。
受けれたら
どうか、よろしくお願いします』
と、念を込めてから
以上です。の一礼をしてから
御守り売場へ向かう。
「あの、ご祈祷を受けれますか?」
「お待ち下さい。
・・・はい。
生年月日と氏名、住所を
ご記入をお願いします。
後ろに書くスペースがありますので
そちらで」
「はい。
あ、後ですが、前回ご祈祷を受けたのですが」
鞄の中から
札と御守りが入った白い封筒を取り出した。
「こちらの札と御守りは
どちらへ持って行けば良いですか?」
「後ろに古神札納所が御座いますので
そちらへお願いします」
「分かりました。
ありがとう御座います」
そんなこんなで
生年月日と氏名、住所を
前回と同じように書いて
お金を渡してから
古神札納所へ向かい
御札、御守りが入った白い封筒ごと
納めた。
『今までお世話になり、
ありがとう御座いました』
と、一礼したら
古神札納所の後ろの木々が
風でザワつく。
そんな様子を知ってた。と、
ばかりに
幽霊組、頭のユウキが
スンッと無表情になっていた。
もちろん、脳内再生の立ち絵だが、
ひどい顔です。
【お前、そう言う所は
しっかりしてるもんな・・・】
『まぁ、はい、うん。
だって、御守り、今までゴミ箱に、ね?』
本当にごめんなさい。
本当にごめんなさい。
そんな気持ちばかりです。
【罪悪感、あったか】
ユウキからの指摘がキツい。
『ひどくね!?
敬いの心に付随する罪悪感は
私にだってあるぞ!』
一応ですけど、神様を敬ってます。
一応ってのは、
敬ってないだろって指摘されると
心当たりがあるし
敬いきれてない節もあるし。
【おう】
『と、言うことで
ユウキ達との縁切りにお断りを入れつつ
お祓い待ちするか』
ユウキ達、幽霊組の縁切りお断りです。
後、幽霊組が悪い方向に行かないように
今と昔、変わらずの状態で
ユウキ達の望む方向に寄り添って欲しいです。
本人達、普通の幽霊で居たいようですし
生きた人間の私も
そこん所を強く、希望します。
【そう言うところだぞ】
『いや、どう言う事?』
そんなこんなで
お祓い待ち席へ座りこみ
スマホを弄りつつ時間を待つ。
「お待たせ致しました。
こちらへどうぞ」
声のする方へ顔を上げると
巫女さんが立っていた。
「分かりました」
私が返事をすると
案内していく。
その後ろ姿は松竹梅の髪飾りを
髪を縛る結い紐と
繋がる飾り布に添えられていた。
案内された先の椅子に座るように
指示を受けて座り、
お祓い棒を持った男性が
高らかに祝詞を読み上げて
私は、ひたすらに願った。
見た夢が不吉で
その夢との縁を切って下さい。
そして、ユウキ達との縁が悪縁でも
切らないように。
そんな、願いを込めた。
そして、お祓いが終了して
お下がりを頂き、帰宅した。
これで、あの夢と縁切りしたぞ。




