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見えぬ刃
「申し訳ありません」
舞花を狙った男、レオンハルトは頭を下げた
「目的の人物は、この世界に連れて来れましたが、
余計な者達まで、ついて来たようで」
「まあ、良い。オマケがついて来た所で、
所詮ヤツらは、何も出来ぬ小童。放っておけば良い」
「御意」
「では、これからは、如何なさいますか?」
「そうだな。お前に任そう、カレン。
目的の人物さえ手に入れば、それで良い。
他のヤツらは、お前の好きにしろ」
「はっ!お任せを」
そう言うと、カレンと言う女は、
レオンハルト達の前から姿を消した
「…………」
「何か、不満そうだな?レオンハルト」
「いえ、何もございません」
「お前には、その内、違う命を与えよう。
それまで、動くな。分かったな」
「はい。全ては、あなたの御心のままに」
それを聞いた主は、口許をニヤッと歪ませた




