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異国の巫女姫さま  作者: 桜海 灯花
5/7

目覚めた所は……、何処?


「……!…………か!舞花!!」


「……んっ」


身体が左右に揺れ、

更には自分の名前を呼ばれた為、舞花の意識は浮上した


そこには、舞花の顔を心配そうに覗き込む

渚が、目の前にいた


「ナ、ギ……?」


「良かった、気が付いたみたいね」


ゆっくりと身体を起こし、辺りを見渡すと、

渚の他に、周囲を警戒する凛太郎もいた



「えっと、此処は……?」


「分からない。

私達も気が付いたら、こんな所に」


そこは、先程までいた場所とは違う

まるで、外国の森林の中にいるような感覚だった


「…………」


辺りを見渡していた舞花は、時成がいない事に気が付く


「ねえ、ナギ」


「ん?何?」


「トッキーは?さっきから、姿が見えないけど

その辺にいるの?」



そう言うと、凛太郎と渚は、互いに目線を合わす

そして、直ぐに顔をそらす


その顔は、どちらも悪そうに舞花は見えた


「……居ねぇよ、アイツなら」


「え?」


「ちょっ、朝霧!」


「仕方ねぇだろう。それに、どうせその内、分かる事だ。

今言ったって、別に良いだろう」


「そ、それは、そうだけど……」


二人の話について来れない舞花は、

順番に話をまとめる


「つまり、トッキーとハグれたって事?」


「…………」


少し悩んだ凛太郎と渚は、その時の事を話し始めた


此処に来る前、

黒炎のようなモノが自分達を囲った


「その後は、もう此処に居たの。

多分、謎の男に連れて来られたんだと思う」


「そうなんだ」


「狙いが、お前だったからな。

急いで駆け付けたら、コレだ」


どうやら、戦っている時、

相手が、自分達から舞花に狙いを変えた為、

凛太郎は急いで、舞花達の元に駆け付けたと言う



「凛太郎もだけど、トッキーは大丈夫だったの?」


「俺は、この通りだ。多分、アイツも大丈夫だと思う」


そう言うと、凛太郎は

舞花達から顔をそらし、遠い目をしていた


「何て言うか、こう……。

急所を外して来たんだ、あの男」


男は急所を狙う所か、

外しながら、攻撃をして来た


何故、そうしたのかは、分からない


「急所は外したけど、時成のヤツは、

少し動けそうになかったから、その場に止まっていたんだ。

アイツも、たいした怪我はしてないハズだ」


「それなら、とりあえず一安心、かな」


友達が一人いない寂しさや不安はあるが、

一先ず、元気であると言う情報に、

舞花はホッと胸を撫で下ろした



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