雑記-指導書「白魔法」
この書物は白魔法使いによる指導のために書かれた帝国公式の指導書である。帝国の白魔法使いが知るべきことが記されており、これを元に教育・指導を行えるようにまとめられている。
概要:
白魔法は帝国の公式で認められている魔法体系である。祭壇に向かい合い生涯を神に仕えると誓うことによって、その任に当たるための力としてこの魔法を授かる。
そのランクは12から始まり、1まで存在すると言われている。ただし1まで到達したという記録は存在しない。
神:
我々の信仰の対象を指す。白魔法使いは祭壇に向かい合うが、神は常に白魔法使いたちを見守っており、常に共にある。故にその目から逃れることは出来ない。
教義:
聖典を参照すること。そこに全てが書かれている。
ランク:
白魔法使いのランクは神の決めた何かの閾値を越えると上がる。それが何なのかは分からないが、日ごろの行いで積み重ねた徳や、名声などが反映されると言われている。
不徳や罪を犯すことで下がるというケースも報告されているが、定かではない。
白魔法:
白魔法の使用回数はそれぞれの魔法に基準となる回数がある。それに加えてランクが上昇するに従って、使える回数が増加していく。
例えばランク12の白魔法「回復」の使用回数は5だが、ランク7の白魔法使いであればそのランク差分を加えた10回が使用可能回数となる。
一部の白魔法は祭壇の近くで使う必要がある。
またランクによって白魔法の威力も上昇する。このため白魔法使いはランクに応じて戦闘力なども上昇していく。
白魔法の使用回数は、白魔法使いが行う朝晩の祭壇への祈りでそれぞれ回復する。
白魔法は術者が重ねて使うことでその威力を増加することが出来る。低ランクの白魔法使いであっても、皆で協力すれば重症を負った味方を救う事が出来るし、強力な防壁で味方を守ることもできる。
以下に現在知られているランク6までの白魔法を記載する。
ランク12
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閃光
使用回数:5
効果:
目をくらませる閃光を放つ。殺傷力は皆無だが、視力に頼った生物に対しては概ね効果がある。一瞬ではあるが辺り一帯を照らし出せるため、暗い場所で光源として使うと言った用途もある。
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回復
使用回数:5
効果:
傷を修復する。白魔法使いの代名詞と言っても良い魔法。ランク12では修復速度も遅く治癒できる範囲も狭い。ランクが上がると戦闘中に攻撃を受けた瞬間から回復を始めると言った使い方も出来る。
重ね掛けすれば重傷でも治癒できるので、白魔法使いが必修すべき魔法。
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探知
使用回数:10
効果:
辺り一帯に魔法の波紋を放ち、その反射で状況を確認する魔法。波紋の波の強弱や反射の読み取りに修練が必要で、ランク12にも関わらず、使いこなすには難易度が高い。
ランク11
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解呪
使用回数:2
効果:
自分のランクより下の魔法を解除する。解呪出来る魔法としては、召喚、整形各種など幅広い。重ね掛けすれば低ランクの者でも高位の黒魔法を解除することは可能。
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防壁
使用回数:10
効果:
魔法による障壁を作り出す。障壁のサイズや形状は術者によって任意に変化させることが出来る。戦闘における最重要魔法の1つ。
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聴診
使用回数:5
効果:
体内に対して魔法の波紋を放ち、その反射で体調を確認する魔法。ランク云々ではなく、人体に対する知識と経験なしには役に立たない魔法。
ランク10
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小刀
使用回数:10
効果:
亜金属の小さな武器を生成する。どちらかというと医療用に用いられることが多い。体内の任意の場所に発生させられるほか、衛生的という利点もある。聴診と同じく、医療知識や経験がものを言う魔法。
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通信
使用回数:7
効果:
通信を使える他の白魔法使いと交信を行う。かなりの広範囲で交信することが出来る。同時に複数の相手と交信することも可能。何を伝えるのか、どう伝えるのかで幅広い用途に活用できる。
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浄化
使用回数:3
効果:
周囲の有害物質を清める魔法。相手の黒魔法の他、火山ガスなどを無効化すると言った使い方も出来る。
ランク9
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身体強化
使用回数:10
効果:
自身の身体能力を強化する。白魔法使いの戦闘能力はこの魔法によって強化され始める。戦闘魔法使いであれば必修。
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義肢
使用回数: 2
効果:
亜金属で損傷した腕や脚の代わりとして機能する義手義足を生成する。義手義足はある程度であれば使用者の意志で動かすことが出来る。戦闘中の突発的な損傷の埋め合わせの他、自身の第二の腕として使う者もいる。
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再生
使用回数:1
祭壇
効果:
欠損した部位を再生する。腕や眼球と言った回復では治しきれない部位をゼロから作り治す魔法。再生には時間が掛かり、日をまたいで何度も使う必要がある。
ランク8
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武装
使用回数:10
効果:
亜金属の魔法武器を作り出す。一度だけ変形可能。作り出せる武器の形状は魔法の使い手が決める。
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光弾
使用回数:10
効果:
光の散弾を放つ。散弾の広がる範囲はある程度絞ることが可能。それほど殺傷力は無いが、無視できない程度の損傷を与える。
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感覚強化
使用回数:5
効果:
自身の視覚や聴覚と言った感覚を強化する。暗がりで暗視を得るなど索敵での使い方の他、聴診と組み合わせて用いる使い方もある。
ランク7
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自己回復
使用回数:1
効果:
自身限定で強力な損傷の修復を行う。その修復能力は驚異的で、即死でなければ継戦可能なほど。欠損した部位の再生は不可能。
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光杭
使用回数:2
効果:
手元に光の杭を発生させる。ランク8の光弾が面を制圧する散弾であるのに対し、こちらは点への貫通力に特化している。重装甲の敵や強力な障壁を一点突破するための数少ない攻撃特化型白魔法。
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光霧
使用回数: 3
効果:
光の粒子を飛ばしてを任意の形にする。煙幕を作って目を遮るほか、暗がりでの光源として使うことも出来る。
ランク6
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光剣
使用回数:3
効果:
光の剣を作り、敵を拘束する。拘束は強力で簡単には抜けられない。黒魔法の拘束に似ているが、それよりも発動がはるかに早いのが特徴。
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神鳥
使用回数:3
効果:
光の粒子を集めて、空を飛ぶ光の鳥を生成する。光の粒子は生成した瞬間から崩壊を始めるので、時間と共に光の鳥も崩れていく。飛行した軌跡に残るのは、崩れ落ちたその粒子である。
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封印
使用回数:1
効果:
対象を宝石に封印する。効果は半永久的。宝石が砕けると封印も解ける。




