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0章6話-世界の綺麗事-
多分0章はこれで終わりかと…多分…
ここはどこ…?
護身用のナイフもなくなってる、何でこんな事に
失敗したのかな…また殴られるかもしれない
でも、それはないはず…アレはもう殺したし下っ端どもはソレの処理と引き継ぎで大変だろうし…
「痛っ」
体はまだ痛む…けど包帯が巻かれてる、誰がやったんだろ。
「目が覚めたみたいよ、おやじ」
「じゃぁこっち連れてこい」
横を見たら、ちゃんと妹も目覚めたみたい
「二人とも、こっちにおいで」
こいつは…悪い気配はなさそう、あのおやじってやつも良い気配を感じる
「お前らは何処から来た」
「…私達は研究所から脱走した」
…あまり情報が分からない子だな、みずほとかときわと同じ感じか
「ぼくはずっとご飯もらえなかったし、お姉ちゃんは部屋に閉じ込められてた」
なんて酷い事を受けてたんだ…?
ただあいつらからはそんな話聞かなかった、訳ありか
「これからどうするんだ」
「ここで暮らしてもいいの?」
不安気な表情で聞いてくる、答えは一つ
「そりゃもちろんさ、ここは人を助ける為にある場所だ」
ちょっと自慢げに言ってやった、ここは誇るべき場所だからね
「これからは、ちゃんと人として生きられる。ありがとうおやじ」
このお礼が言われる感じが好きなんだろうな、俺は…
次からは新しい生活の幕開けです
次章にご期待




