0章4話-再会への軌跡-
今日は感動回です
さくらおもちが書く事は少し珍しいので目に焼き付けておいてくださいな
2019年10月2日_
「おやじ、お願い」
絶対に今行かなきゃ、嫌な予感がする
私の勘が警鐘を鳴らしている
「…まぁ、行ってもいい」
「ほんと?」
急がなきゃ。木々をなぎ倒してでもあそこに急いで行きたい
「おやじ、行ってくる」
そう言い終わった頃にはみずほの姿はなかった
研究所前_
「…くそ…」
何で俺は番兵如きに負けちまうんだ…
やっぱり俺は劣等品だから?
「少年、分かったなら家に帰りな」
番兵がニヤついて言う
「ふざけんな、もう帰る家もないんだよ」
元はこいつらのせいで平穏から引き剥がされたんだ!
許さない…許さない…!
巨大な斧を再び振り上げて突進しようとした時…
「えいやぁ!」
鎌を持った少女が前に出てきた
瞬きをする間に番兵の腹部から鮮血が飛び出た
「うぐぅ!?」
呻きをあげてのたうち回るそいつは滑稽だった
あっという間にその醜い抵抗もしなくなった
目の前には自分と瓜二つな少女…
もしかして…俺の姉ちゃん!?
「私の弟、迎えに来た」
その強気な声色が懐かしい…
「姉ちゃん…!」
温かい体温、少し速い鼓動
こうやって抱きしめ合うのもいつぶりか
「帰りましょう家に」
「おう!」
夕焼けに照らされて歩く姉弟の光景は、昔から変わらずにそこにあった
ようやく巡り合った姉弟…幸せな暮らしのスタートラインに立てるのか?
次の話にご期待を




